お店で食事をする場合、お料理はもちろんですが、お店の雰囲気を楽しみたい!という方も多いと思います。「1人でカフェでゆっくりしたい」「雰囲気のいいお店でデートしたい」など、サービスやお店の空間で過ごす時間も料金の一部とも言われています。
そこでお店の印象を左右するのが照明です。照明器具の種類はもちろん、照明の明るさや光の色味でも、お店の雰囲気はガラッと変わってきます。
ここでは、お店の雰囲気に合わせた照明器具の選び方や、明るさ、光の色味による演出方法を紹介します。
お店で食事をする際に、重視するポイントは?
外食でお店を選ぶ際には、みなさんは何を重視してお店を決めていますか?食べたいものは何か、価格が予算内かどうかはもちろん、お店のサービスや雰囲気も大切ですよね。
では、どんなお店だと、「行ってみたい」「また行きたい」と感じるのでしょうか?
①料理
飲食店を選ぶ基準は、やっぱり料理のおいしさですよね。料理のおいしさを1番重視するという方は、年代が上がるにつれてその傾向が強いようです。若い世代では、料理をSNSなどにアップするために、料理の味以外にも、盛り付けがオシャレかどうかにもこだわる傾向にあります。
しかし、料理がおいしいお店でも、店内が汚かったり、店員さんの対応が悪かったりすると、「また行きたい」と感じる方はガクンと減ってしまいます。味以外の部分も重要視して、リピーターを多く掴めるお店を目指しましょう。
②価格
お店を選ぶ際は、価格も重要なポイントですよね。どんなに美味しい料理を提供しているお店でも、他の同じような飲食店に比べて明らかに価格が高ければ、お客さんは他のお店に流れてしまいます。特に若い世代が大人数でワイワイ食事を楽しむ際には、安いお店が好まれます。
③お店の雰囲気
例えばデートで飲食店を利用する場合、オシャレで雰囲気が良く、ゆっくり過ごすことができるお店がいいですよね。また、1人でのんびり過ごしたいカフェなども、居心地の良さは重要なポイントです。お店の雰囲気は、インテリアや照明の使い方、BGMなどで演出することができます。
④サービス
どんなに料理が美味しくて、雰囲気のいいお店でも、従業員の接客態度が悪かったり、注文してから何十分も待たされるようなお店は、「2度と行きたくない」と思うほどマイナスの印象になってしまいます。従業員の身だしなみや対応の仕方、料理提供の時間など、サービス面の教育はとても重要です。
狭い場所を除菌する 紫外線空気清浄機
棚置きならテーブルやラックの上にそのまま設置できます。給湯室・トイレなどテーブルを新たに置くのが難しい場合は壁に設置することができます。その場合は、除菌効果を保つために横向きに設置してください。縦向きに設置すると除菌効果が得られませんので、ご注意ください。
食事と雰囲気を楽しめる♪お店の照明器具の選び方とは?
食事をするお店を選ぶ上で、お店の雰囲気はとても大切なポイントになります。お店の内装を考える際に、照明器具にこだわることで、ワンランクアップしたオシャレな空間を演出することができます。では、雰囲気づくりにオススメの照明器具をいくつか紹介します。
①シーリングファンライト
天井面にピタッとくっつけて取り付けるシーリングライト。一般の家庭でもよく使われている代表的な照明器具です。その中でもライトが複数あり、ファンがついたシーリングファンライトは、飲食店の雰囲気づくりにオススメです。
ファンがあることで空気を循環させることができるため、エアコンの効率をよくする効果も期待できます。天井が高く、開放感のある空間にぴったりです。
②ペンダントライト
ペンダントライトとは、コードやチェーンで天井から吊り下げられた照明器具のことです。低い位置で照らしたい範囲をピンポイントで照らすことができます。飲食店では、テーブルの上をペンダントライトで照らすことで、料理を美味しそうに見せてくれる演出効果も期待できます。
ペンダントライトはさまざまなデザインがあり、選ぶ種類によって空間の印象はだいぶ変わります。小型のペンダントライトを複数組み合わせて、空間をコーディネートしましょう。
③ダウンライト
ダウンライトとは天井に埋め込んで取り付けるタイプの小型の照明器具です。天井がフラットになるため、スッキリした開放的な空間に仕上がります。1つで使用することは少なく、複数取り付けるのが一般的です。また、他の照明器具と組み合わせて使うことが多く、主張しないデザインのため、どんな照明とも相性が合います。
④ブラケットライト
ブラケットライトとは、壁に取り付けるタイプの照明器具です。補助照明として使うことが多く、壁のインテリアとしても最適です。光源の向きによっては、スポットライトのように使うことができたり、ほんのり周りを優しく照らしたりと、空間演出効果が高い照明です。
⑤間接照明
間接照明とは、光源を隠すように取り付ける照明器具のことをいい、壁や天井などに反射した光を楽しむことができます。光と影のグラデーションが空間演出効果を高め、高級感のあるオシャレな雰囲気を叶えることができます。
間接照明は壁に取り付けるものや天井に取り付けるもの、置き型のものなど、さまざまな種類があります。コンセントに差して使うことができる、工事の必要がないタイプもあるので、活用してみましょう。
間接光 丸型ミラーライトMBK019R 電球色 白色 直径50センチ 鏡面スイッチ
シンプルなデザインで、鏡の背面から柔らかな間接光で空間を照らす直径50センチのミラーライト。主に洗面台上の壁に設置します。ホテル・飲食店・エステ・レジャー施設などの洗面室、化粧台、パウダールーム、レストルーム、トイレなどにぴったりです。
食事をおいしそうに見せる♪お店の照明で空間を演出する方法とは?
照明の光には、色の違いがあることをご存知ですか?光の色合いの違いで、空間の印象はガラッと変わります。どんな雰囲気の空間にしたいのかで、照明の色合いを変えてみましょう。
光の色による空間演出効果
ゆっくりくつろぐカフェやバーなどでは、温かみのあるオレンジ色の「電球色」の明かりがオススメです。ランチメインの飲食店やファミリー向けの飲食店では、太陽光に近い自然な明るさの「昼白色」の明かりも向いています。
電球色の明かりにはリラックス効果があり、料理をおいしく見せる効果もあるため、ゆっくり食事を楽しむ空間にピッタリです。
調光・調色効果
昼と夜でお店の印象を変えたいのであれば、調光・調色機能のあるLED照明がオススメです。調光機能とは光の明るさを調節する機能、調色機能は光の色味を変えることができる機能です。調光・調色機能があれば、演出したい雰囲気を自由に作ることができます。
ダクトレールの活用
飲食店では、来店するお客様の人数によって、席の配置を変えることもありますよね。そんな時、テーブルと照明の位置が合っていなければ、せっかくのお料理に光が当たらない…なんてことも起こりえます。
天井にダクトレールを取り付けていれば、レール上であれば照明を自由に動かすことができるため、席の配置が換わった時にも柔軟に対応することができます。
まとめ
外食するお店を選ぶ際には、味や価格、サービスと同じくらい、お店の雰囲気も重要ですよね。お店の雰囲気は、内装のインテリアでもガラッと変わりますが、照明による演出効果も大きく影響しています。
ペンダントライトやダウンライトなど、複数のタイプの照明を組み合わせると、グンとオシャレな空間を叶えることができます。また、光の色味によっても空間の印象は変わるため、時間帯や客層に合わせて使い分けてみましょう。
ぜひ、お店の空間演出に照明を活用してみてください。