住んでいる家が古くなってきたら、家の改築を考えるでしょう。
あるいは中古住宅を購入して、住みやすく直したい場合もありますよね。
思い切ったリノベーションで、おしゃれな家にしてみませんか?
目的別おしゃれリノベーション例
どうしたらおしゃれな家へリノベーションできるでしょうか。
リノベーションで実現したい目的によって、施工内容は変わってきます。
ここでは代表的なリノベーション例を取り上げます。
広々としたスペースを確保
・子供が独立して勉強部屋が要らなくなった
・客間があるがほとんど使っていない
こういったケースでは、不要な部屋をつぶして大きなリビングルームなどへリノベーションする施工例がよく見られます。
必要な部屋の数は、同居する家族の人数などによって変わっていきます。
あまり使わなくなったスペースがある場合、そのままにしておいてはもったいないです。
広々としたリビングにすれば、ゴージャスでおしゃれな気分を味わうことができるでしょう。
リビングルーム以外でも、浴室や寝室など大きくすることで快適になる空間は色々あります。
使っていない部屋が何と隣り合っているかを考え、リノベーションによる有効活用を目指してはいかがでしょうか。
水回りを中心に設備を最新化
キッチン・風呂・トイレなどの水回りは、年を経るとどうしても劣化していきます。
機能やデザインについても、徐々に時代遅れなものになってしまうのは仕方がないことでしょう。
水回りの設備は、ユニットごと交換することでおしゃれにリノベーションできます。
特にキッチンは、最新式のアイランドキッチンなどに取り替えることで、全く違う印象になります。
風呂やトイレも見た目がきれいになるだけでなく、より機能的でスタイリッシュな空間に生まれ変わるでしょう。
水回りのユニット交換は、カビや汚れなどがリセットされることから衛生面でもメリットがあります。
気分をリフレッシュさせ健康上プラスにもなる水回りのリノベーションは、検討する価値が大きいと言えるでしょう。
ゆったり収納ですっきり
リビングなどをおしゃれに見せるには、ものを置き過ぎないようにする必要があります。
根本的に収納スペースが不足しているような場合は、大容量のクローゼットや戸棚などを設置するリノベーションがおすすめです。
たとえば壁一面を使った壁面収納や、たっぷりとした収納スペースをもった作り付けのTVボードなどは、乱雑だったリビングルームをすっきりとした生活空間に変身させるでしょう。
寝室にクローゼットを作れば、服だけでなくカバンや小物なども収納ケースを活用してしまっておけるので、部屋が散らかりにくくなります。
新たに収納を設けるスペースがない場合でも、たとえば廊下のデッドスペースに長い棚を取り付けるなど、リノベーションできることがあるかもしれません。
テイスト別あこがれリノベーション例
機能的にするだけでなく、雰囲気にもこだわりたい。
そんな住み手の世界観を表現する、リノベーションの例をご紹介します。
古民家風
レトロな日本家屋の雰囲気を感じさせる古民家。
そんな古民家調に改装するリノベーションが人気です。
古民家風にする一番のポイントは、目に見えるところには木材を使うことです。
リノベーションする家が元々木造であれば、解体で出た廃材を捨てずに再利用することで、無理なくレトロ感を作ることができます。
木材は少し暗めの色で塗装することで、より古民家調に近付きます。
障子・格子窓・縁側といった和テイストのアイテムを使用することも、忘れてはいけません。
古民家調にリノベーションした家や部屋には、アンティーク家具や風鈴・提灯・のれんなどの和風グッズを配置して、おしゃれでレトロな感覚を楽しめます。
カフェ風
コーヒー店を意味するカフェという言葉は、特におしゃれな喫茶店を指すことが多いです。
リノベーションで自宅が、お気に入りのカフェのようになったらいいですよね。
おしゃれな喫茶店と言っても色々ありますので、自分がお気に入りのお店をイメージしてみましょう。
ポイントは壁紙。
レンガ調のものなどが、カフェ感を演出するでしょう。
床や天井は木目調にして、照明はおしゃれなペンダントライトに取り替え、目立つ場所へディスプレイ用の棚などを作り付けたら、ぐっと喫茶店の雰囲気が出ます。
カフェ風にリノベーションした部屋には観葉植物やファッション雑誌などを置き、少しぜいたくなカップで豆から挽いたコーヒーを飲めば、心穏やかなプライベートの時間がゆったりと流れることでしょう。
アーティスト風
リノベーションで個性的な居室を目指すなら、思い切ってアーティスト風にしてしまうのも面白いでしょう。
珍しい色の壁・梁が見えている天井・ドアが取り払われ開放的な部屋・個性の強いカウンターなど、大胆なアレンジで唯一無二の空間を楽しむのです。
個性的にとは言っても、やはりおしゃれ感は出したいところです。
主張が強めな内装をチョイスしつつ、全体的なコンセプトは統一してまとまった印象のある部屋にしましょう。
冒険したリノベーションで、日常がちょっとだけ非日常に変わります。
オリジナリティあふれる部屋でハンモックに揺られ、壁一面に作りつけた本棚を眺めたりしていたら、思わぬアイデアがどんどんひらめくようになるかも知れません。
これならできる!ミニリノベーション例
リノベーションはしたいけど、あんまりお金がないから無理かな・・と思ったひとがいるかもしれません。
でもあきらめるのはまだ早いです!
少ない費用でできるリノベーションもあるのです。
ウッドデッキを作る
家の内装をリノベーションするのが難しい場合は、外にウッドデッキを設置してみてはいかがでしょうか。
リビングルームなどの窓から見えるウッドデッキは、家の中が外に向けて延長しているような開放感を与えてくれるでしょう。
ウッドデッキの上におしゃれなテーブルやチェアを配置すれば、そこはもう癒し空間です。
ウッドデッキの上で飲むお茶やお酒は、ちょっとした非日常を味わわせてくれます。
マンションでも、ベランダやバルコニーにウッドデッキ風のスペースを作ることが可能です。
ベランダは洗濯物や布団を干すスペースだと決めつけずに、おしゃれな空間へとリノベーションしてみましょう。
フローリングに変える
大規模な工事をしなくても、床をフローリングにすることは可能です。
フローリングマットを敷くことで、リノリウムや畳の床を簡単にウッディなものへと変えることができます。
特に木の板を並べて作られたウッドカーペットなら、本物の木の質感を楽しむことができます。
色合いも深みのある濃いものから体育館のフロアのような明るいものまで、色々選ぶことが可能です。
家具を一回どけたり、ウッドカーペットでサイズの合わないところをカットするなどの手間はありますが、床のフローリング化は最も手軽なリノベーションのひとつと言えるでしょう。
フローリングの床は、温かみがあってよいものです。
普段見慣れた家具も、フローリングの上では違った表情を見せてくれるかもしれません。
壁紙・クロスを張り替える
壁紙を張り替えると、部屋の印象ががらりと変わることが多いです。
タバコのヤニや手垢などで汚れてしまった壁紙は思い切って取り替えると、気分もリフレッシュしリノベーション効果が大きいでしょう。
壁紙をまるごと張り替えるのが難しい場合でも、既存の壁紙の上に重ね貼りするという方法があります。
重ね貼りの場合は、壁の下の方だけ違う色の壁紙を貼り付ける腰壁がおすすめです。
たとえば木目調の腰壁にすると、部屋の雰囲気がぱっと明るくなります。
腰壁であれば脚立などに上らず手の届く範囲で作業できるので、DIYでも施工可能です。
プチリノベーションとして、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
以上で本記事を終わります。
リノベーションによって家の機能性が高まるだけでなく、おしゃれ度が増す例が色々あります。
あまり費用をかけずにできる、プチリノベーション例もあります。
ぜひ家をリノベーションすることを、検討してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。