輸入住宅のデメリットや注意するポイントなどをまとめてご紹介!

照明のおすすめポイント

家の内観や外観を決める際、海外風のデザインが大変人気です。住宅デザインの中でも特に人気で注目を集めているのが輸入住宅ですが、どのようなデメリットや注意点があるのかわからないという方も多いです。

ここからは、輸入住宅のデメリットと一緒に注意するポイントもまとめて解説していきます。住宅の購入を検討している方や輸入住宅に興味がある方は、参考にしてみてください。

輸入住宅とは?輸入住宅のデメリット①

デメリット

おしゃれなデザインと住むだけで海外にいるような気分を味わえる輸入住宅ですが、そもそも輸入住宅とはどんな家のことをいうのでしょうか?

家の購入は人生の中で、かなり大きい金額の買い物です。輸入住宅の家にするとどのようなデメリットや注意点があるのかを解説していきます。

①輸入住宅とはどんな家?

輸入住宅と聞くと家ごと輸入する!?というイメージを持っている方もいますが、厳密には家を建てる際の規格、設計、デザインなどが全て海外仕様、資材も海外から取り寄せて建てる家のことを意味します。

輸入住宅は日本の景観や風土に合わないんじゃないかと心配する方もいますが、輸入住宅は耐久性、耐震性、耐熱性や気密性も高く、日本の気候や住まいとの相性も良いです。

②輸入住宅は費用がかかる!?

輸入住宅の建設費用は、日本で新築の家を建てる時の費用とあまり大差はありませんが、デメリットとして輸入住宅には海外から資材を運ぶ輸送費がかかります。

せっかく時間とお金をかけて資材を日本に運んできても、長い船旅が原因で資材の破損が見つかる場合も多々あります。その場合は再度、資材を海外から送ってもらう必要があるのでプラスで輸送費がかかるのです。

また、輸入住宅は日本の家に比べて規格が大きいため、家を建てるための十分な広さの土地が必要になります。そのため、街中の近いところに建てようと思っても土地代が高かったり、広い土地を選ぶために郊外に家を建てなければいけなくなるといったデメリットがあります。

③費用を抑えるには?

輸入住宅の購入で起こるデメリットは為替の変動です。海外から輸入するものなので、為替により金額が大きく変動します。輸送費や土地代などで日本で一般的な家を建てるより費用が高くなってしまうので、円高のお得なタイミングで購入するのがおすすめです。

また、新築の家にこだわりがない方であれば、中古の輸入住宅もおすすめです。もともと輸入住宅は耐久性が高い家なので、中古であっても安心して長く住むことが可能です。そして既に建てられている家なので輸送費などの心配がいりません。

輸入住宅のデメリット②

はてな

国内で建てる家より輸送費や広い土地が必要になるなど、多くの方が輸入住宅を建てる前から気になるデメリットを解説していきました。

ここからは輸入住宅を建てた後に起こるリフォームのデメリットについて解説をしていきます。既に輸入住宅を建てた方なども参考にしてみてください。

①リフォームが難しい場合がある!?

日本の家は柱や梁、筋交いを使う木造軸組工法が主流ですが、輸入住宅のほとんどは面と面を合わせて建てる工法が使われています。そのため、新しく壁を作ったり間仕切りを作ったり間取りを変更したりなどのリフォームが難しいといったデメリットがあります。

リフォーム業者に問い合わせても、規格などが日本の建築資材と合わないなどの理由でリフォームを断られることも多いです。

②リフォームする時に注意するポイントは?

リフォーム業者が難しいなら自分でリフォームをしようと考える方も多いですが、輸入住宅の場合は簡単なリフォームでも注意が必要です。輸入住宅に使われている資材や部品は海外から取り寄せているものなので、交換したくても日本では手に入りにくいというデメリットがあります。

例えば、小さいリフォームでドアノブや蝶番などを交換したくても、ホームセンターなどで売られているものでは規格が合わないことが多いです。また、交換する資材や部品を海外から取り寄せようと思っても、輸送費や輸送に要する日数が多くかかるので取り寄せしたい場合は、早めに輸入住宅を建てたハウスメーカーに相談するのが良いです。

③リフォームより日頃のメンテナンスが大事?

リフォーム業者への依頼が難しかったり、自分でリフォームするにしても部品や資材を手に入れられなかったりと、輸入住宅をリフォームする場合には様々なデメリットがあります。

急に家の一部が破損したり修繕をしなければいけないトラブルを回避するためにも、ハウスメーカーで行っている定期点検などのアフターケアサービスをうまく利用するようにしましょう。



輸入住宅のデメリット③

輸入住宅のデメリットとして家を建てた後のリフォームが難しいのであれば、建てる前に間取りをしっかり決めておこうと思う方が多いですが、輸入住宅の間取り決めにもデメリットが潜んでいるので注意が必要です。

①間取りやオーダーなどの融通が効かない

輸入住宅は海外の規格で設計からデザインまでされた家なので、間取りの変更やデザインの変更などの融通が効かないというデメリットがあります。

また、完全オーダーメイドで間取りを決められる輸入住宅でも既存の設計とデザインから変更を行うので、追加で資材が必要になったりオーダメイドの追加費用がかかる場合があります。

②間取り選びで注意するポイントは?

間取りやデザインの変更が難しい輸入住宅で、決められた間取りの中からどのように選べばいいのか悩んでしまう方が非常に多いです。輸入住宅の間取り選びで注意するポイントは理想と現実を間取りにうまく取り込むことです。

輸入住宅は建てた後のリフォームも難しいので、リフォームの必要を最小限に抑えるためにも住みやすい、使いやすい間取りが重要になります。デザインばかりに気を取られて理想の間取りにしてしまうと、住んでみてから住みにくさを感じることもあります。

現在の家族構成、将来家族がどのようなライフスタイルに変わるかなども考えながら、個室の部屋はあまり広さを取らず、玄関周りや家族が集まるリビングなどは広めにするなどの現実的な間取りを選ぶのがポイントです。

③自由度が低い分DIYで工夫する!

デメリットが多い輸入住宅ですが簡単なDIYなどで工夫すると、部屋の雰囲気を変えられたり簡易的な仕切りを設けることができます。

もし、間取りを変えたくなった場合などは置けるタイプのパーテーションを設置したり、カーテンなどで仕切りを作るなどして工夫するのがおすすめです。和風インテリアのように格子を作り、それを仕切りのようにして使うのもおすすめです。

まとめ

輸入住宅のデメリットや注意するポイントをまとめて解説していきました。参考になる情報や気になる情報は見つかりましたか?

間取りの変更で融通が効かなかったり、リフォームが難しいなどのデメリットがある輸入住宅ですが、可愛らしいデザインや広々とした作り、耐久性の高さなどから輸入住宅を選ぶ方は多いです。輸入住宅を建てる際はデメリットや注意点をしっかり確認して、購入を検討するようにしましょう。

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