引っ越しを初めてする方や久しぶりにする方はどのように準備をしたらよいか分からないという方が多いかと思います。ここでは引っ越し業者の選び方のポイントや、スムーズに引っ越しを行うためのポイントやコツについてご紹介しています。
また、引っ越し経験者の方でも悩みやすい荷造りのポイントについても紹介しているのでぜひ、参考にしてみてください。
引っ越し業者選びで大切なポイントはある?
引っ越し作業でとても重要になってくるのが、引っ越し業者選びです。ただ、引っ越し業者選びと言っても、通常の大手引っ越し業者の他に宅配業者が行っている引っ越しパックなどもあり、どのような基準で選んだらよいのか迷ってしまう人も多いと思います。
ここでは引っ越しをスムーズに進めるために、どのようなポイントをみて引っ越し業者を選んだらよいのかをご紹介します。バタバタしてしまいがちな引っ越し準備ですが、引っ越し業者選びにうまく行くと当日までの作業も、スムーズに行えるのでここで紹介する内容をぜひ参考にしてみてください。
①引っ越しの希望日がある場合、引っ越し業者へ早めに相談をする!
いざ引っ越しをしようと引っ越し業者に問い合わせをしたら思いの外、引っ越し希望日の予約が埋まっていて希望の時間や日にちに予約を取れなかったという声もよく耳にします。ご存知の方も多いと思いますが、引っ越しにも繁忙期があるのでもし自分の引っ越し希望日がその時期と被っていると、非常に予約が取りづらいです。
また、繁忙期は通常よりも料金が割高になっていることも多いので、予算を抑えたい方などは早めに引っ越し希望日の空き状況と見積もりの依頼をしておくのがポイントです。
②引っ越し業者の見積もりはたくさんもらっておく!
ギリギリで引っ越しの準備してしまうと、他の引っ越し業者の方が安く引っ越しできた!?と後から知ってしまうこともよくあります。引っ越しをしたい時期などが決まったら気になる引っ越し業者に問い合わせをして、いくつか見積もりをもらっておくのがポイントです。
また、引っ越し業者によっては他も検討していることを伝えると、少し割引をしてくれたり、有料オプションをサービスで付けてくれるところもあるので、いくつか引っ越し業者の見積もりをもらっておくと、お得に引っ越しができることがあるのでおすすめです。
③引っ越し業者の口コミをチェックする
引っ越し業者選びで口コミは重要?と思われる方もいるかもしれませんが、引っ越し前の見積もりやサービスはどうだったか、当日はスムーズに引っ越し作業を行えたかなど、引っ越しは頻繁にするものではないからこそ、リアルな口コミが多くあります。
大手の引っ越し業者だから大丈夫!と思っていると、引っ越し当日に来たスタッフが学生などのアルバイトばかりで、不安に思いながら引っ越し業者を見守っていたという声も耳にします。私自身も数年前に行った引っ越しがまさにこのような状況で、家電搬入と設置の際に正しく扱われなかったことで、引っ越し後すぐに家電の不具合が起こってしまった悲しい経験があります。
スムーズな引っ越しを行うポイントやコツはある?
引っ越し業者選びのポイントについて理解していただいたところで、ここからは自分でできるスムーズな引っ越しのポイントやコツなどを紹介していきます。あくまで引っ越し業者の作業は引っ越し作業でしか行われないので、その前段階として自分で行えるスムーズな引っ越しのコツがあるので、ここで紹介する内容をぜひ参考にしてみてください。
①賃貸契約書などの確認は早めにする
引っ越しを行いたいなと思ったらまずは、家の賃貸契約書などを確認しておくのがポイントです。賃貸契約書には契約する際の規約や契約内容の他に、解約する際の手続きが明記されています。物件によっては、解約したい日から何ヶ月前から告知しなければいけないなどの決まりがあったり、1年以内などの早期解約の場合は違約金として、プラスで料金が発生することがあるので注意が必要です。
また、退去時にどのような箇所の修繕や修理などを求められるかなどが詳しく記載されているので、修繕箇所などがあった場合は早めに自分で直したり、高額請求されないよう対策を練ることもポイントです。
②引っ越ししたい時期から逆算してスケジュールを組む
いざ引っ越しが決まっても、日々の仕事などが忙しくて思ったように引っ越し準備が進まないということもよくあります。また、引っ越しはしたいのに良い物件がなかなか見つからなかったり、空き状況が引っ越ししたい時期と合わないなど、思っているスケジュールで進まないこともよくあります。
引っ越しを検討し始めたら、物件探しから引っ越し業者を依頼する時期など、引っ越しを行いたい日から逆算してスケジュールを組むのがポイントです。こうすることで、どれぐらいの時期から物件選びをしなければいけないのか、またスケジュールに変更が出てしまった場合も余裕を持って、リスケジュールすることができます。
③不用品の処分などの断捨離は早めにする
引っ越し日が決まって、引っ越し準備を始めると気になってくるのが不用品の多さです。普段あまり使わないクローゼットの奥や物置スペースなどを見ると、今は使っておらず今後も使う予定があるかわからない物が、多く出てくることがあります。
次の引っ越し先で収納スペースが十分にあるところであれば全てを処分せず、一旦新居へ持ち込むことも可能ですが、もし十分な収納スペースがない家だと引っ越し後に不用品の収納場所に困ってしまうことがあります。
新居でスッキリした状態で新生活をスタートさせるために、不用品はできる限り処分をして引っ越しを行うのがポイントです。コツとしては個人で行えるフリマアプリを活用したりすると、不用品でも高い値で売ることができたり、セカンドストアなどで出張買取をしてもらうこともできます。不用品がなくなることで、引っ越しの梱包作業もスムーズに行えるのでおすすめのポイントです。
引っ越し時の上手い荷造りのポイントは?
ここまで、引っ越し前に行っておくと良いポイントなどについて紹介していきました。ここからは、いよいよ引っ越し時に行う荷造りのポイントについて紹介していきます。
荷造りについてはこれ!と言った決まりなどはありませんが、ここで紹介するポイントを実践していただくと荷造り作業がスムーズに行えたり、荷解きの際に荷物がごちゃごちゃすることなく行えるので、これから引っ越しを行う方や近い将来で引っ越しをされる方などはぜひ、参考にしてみてください。
①あまり使わない物から荷造りをしていく
荷造りの際に、よく使う物から梱包する方はあまりいないと思いますが、もし引っ越し直後にある予定などで使用する服や物を先にしまってしまうと、荷解きをする際に荷物の一番奥のダンボールにあって取り出すのが大変だったり、荷物を納めていく時に物の配置や場所に困ってしまうことがあります。
ここでおすすめなポイントが、あまり使わない物から先に荷造りをすることです。あまり使わない物→たまに使う物→よく使う物という順番で荷造りをしていくと、ダンボールもその順番に積み重なっていくので、引っ越し直前に使いたい物が出ている場合にもすぐ取り出すことができます。また、引っ越し当日もこの内容を引っ越し業者に伝えておくと、その順番で新居へ荷物を搬入してくれるのでぜひ活用して欲しいポイントです。
②荷物を詰めたダンボールは部屋の隅にまとめておく
引っ越しで荷造りをしたダンボールの置き場所に困ってしまった経験がある方も多いのではないでしょうか?荷物を詰めたダンボールの置き場所を変なところにしてしまうと、引っ越しまでの間、部屋全体が使いづらかったり、引っ越し当日に家具や家電などの搬出で邪魔になったりすることがあります。
ポイントとしては、あまり使わない部屋にダンボールを置く、もしくはリビングなどの部屋の隅にまとめて置くのがおすすめです。部屋の隅に置くことで部屋の導線を邪魔することもなく、家電や家具の搬出時に邪魔になることもありません。
③割れ物などは梱包材を活用する
引っ越し業者によっては荷造り用のダンボールの他に、割れ物などに使用できる梱包材などをくれるところもあるので活用するのがポイントです。ただ、一点注意していただきたいのがこのダンボールや梱包材が引っ越しプランの中に含まれている場合と、オプションで料金を支払わないと使えないところもあるので、問い合わせや見積もりの際に必ず確認しましょう。
ポイントとしては、梱包材が紙だったりクッション素材のものだったりと、引っ越し業者によって様々なのでどのようなものがあるのかを事前に確認しておくのがおすすめです。事前確認をしておくと、自分で追加で用意するかどうかを検討することもできます。
まとめ
引っ越しをスムーズに行うためのポイントやコツなどについて紹介していきました。気になる情報や参考になる情報は見つかりましたか?引っ越しは頻繁にする訳ではないからこそ、ここで紹介しているポイントやコツを参考にして、引っ越しの前から当日までのスムーズな準備と段取りを成功させましょう!