キッチンをホテルライクにしたいと考えている人や憧れている人もいるのではないでしょうか。ここでは、キッチンをホテルライクな空間にする方法を紹介していきます。
ホテルライクなキッチンとは?
ホテルライクなキッチンと言われてもどのようなキッチンなのか分からない人もいるのではないでしょうか。ホテルライクとは、ホテルのような空間という意味です。今までホテルに宿泊したことがある人であれば、自宅とは違った空間であったり、部屋の雰囲気が違うことに気付いた人もいるのではないでしょうか。感覚的にホテルと住宅の雰囲気の違いが分かっていてもなかなか説明することが難しいです。
しかし、ホテルライクなキッチンにしたいのであれば、まずはホテルライクについて把握しておくことをおすすめします。次に、ホテルライクなキッチンとはどのようなキッチンなのかを紹介していきます。ホテルライクがどのような雰囲気のことを示しているのかを知りたい人やキッチンをホテルライクな空間にしたい人は参考にしてください。
生活感を見ることができない
ホテルライクな空間では生活感が感じられないことが特徴です。そのため、キッチンをホテルライクな仕上がりにしたいのであれば、生活感が感じられないように工夫をしましょう。しかし、キッチンはある意味住宅のなかでも生活感が出やすい部分でもあるため、個室をホテルライクな空間にするよりも難しいです。キッチンには調理器具や食器などがあるため、どうしても生活感が出てしまいます。
そのため、キッチンをホテルライクな空間にするためには、調理器具や食器などの生活感がある物を見えないように収納することが大切です。鍋などはシンクの下にある収納スペースに入れ、食器などは食器棚に毎回収納するようにすれば生活感が感じられないようになります。そのほかに調味料やゴミ箱なども見えないようにすることがおすすめです。
高級感を漂わせてる
キッチンを高級感があるようにすることもホテルライクな空間に近づけることができます。キッチンを高級感漂う仕上がりにするためには、キッチン自体をリフォームする必要が高くなりやすいです。例えばアイランドキッチンに取り換えることで高級感だけではなく、おしゃれなキッチンに仕上げることもできます。また、キッチン台に大理石を取り入れるだけでも高級感が感じられるようになります。
しかし、大理石を取り入れることは高額な費用が必要になってしまうため、容易に取り入れることができません。最近では、大理石のようなタイルも販売されており、本物の大理石よりも安価です。そのほかには冷蔵庫を最新のタイプの物に変えることでも高級感が感じられるようになります。
統一感がある
キッチンをホテルライクな空間にするためには統一感のある仕上がりにしましょう。統一感があるようにまとめることでおしゃれに見えやすかったり、落ちついたキッチンになりやすいです。統一性を出すためにはキッチンのカラーに注目するようにしましょう。キッチンにカラフルなカラーを取り入れてしまうと落ちついた空間とはかけ離れてしまい、ホテルライクな空間にもなりません。そのため、ホワイト系のモノトーンで統一してみてはいかがでしょうか。
壁紙や天井はホワイト系の物を選び、シンクはグレーやブラックの物を選ぶことでおしゃれであり、ホテルライクな空間にもなります。
ホテルライクなキッチンの特徴
ホテルライクなキッチンにはいくつかの特徴があり、得られるメリットもあります。そのため、キッチンをホテルライクな仕上がりにしようと計画しているのであれば、最初にホテルライクなキッチンの特徴やメリットを把握するようにしましょう。特徴やメリットが魅力的に感じることができたのであれば、キッチンをホテルライクにするためのリフォームをしましょう。
家の中でも非日常空間が存在する
キッチンをホテルライクな仕上がりにすれば、家のなかでも非日常を経験することができます。非日常を体験することで、気分を高めることができたり、リラックスすることも可能です。長年住んでいる住宅であればキッチンの雰囲気に慣れてしまいます。なかには住宅のなかでも非日常を体験したいと考える人もいるのではないでしょうか。そのような人はキッチンをホテルライクな空間にリフォームすることを検討してみてはいかがでしょうか。
当然費用がかかってしまいますが、今までとは雰囲気が変わるため、新鮮な気分を感じることができます。
誰を家に呼んでも恥じない空間である
上記でも紹介したようにキッチンは生活感が出てしまいやすい空間であり、人によっては他人にあまり見られたくないと感じる部分でもあります。しかし、キッチンをホテルライクな仕上がりにすれば誰に見られても恥ずかしくない空間になる特徴があります。そのため、普段から来客を招く頻度が多い人やホームパーティなどを行うことが多い家庭ほどホテルライクなキッチンにするメリットが多くなります。
ただし、いくらホテルライクなキッチンに仕上げていても普段から整理整頓を心がけたり、掃除をしていなければ他の人に見られると恥ずかしい思いをしてしまいます。
ホテルライクなキッチンのデメリット
前述ではキッチンをホテルライクな空間にするメリットを紹介しましたが、メリットだけではなく、デメリットもあります。キッチンをホテルライクな空間にしたときに後悔しないためにもメリットだけではなく、デメリットについても把握するようにしましょう。次に、キッチンをホテルライクな空間にするデメリットを紹介します。
キッチンを作るのに高額な費用がかかってしまう
どうしてもキッチンをホテルライクな仕上がりにするためには高額な費用が必要になってしまいます。新築を建てるときに計画するときは普通のキッチンよりも凝ったデザインになり、資材が特別であったり、手間がかかるなどの理由から費用が高くなりやすいです。また、リフォームする場合も同じ理由から費用が高く見積もられるケースが多いです。そのため、キッチンをホテルライクな空間にしようと考えているのであれば、高額なお金が必要になることを覚悟しておきましょう。
壁紙の変更や収納スペースの改装であれば比較的高額にならない可能性がありますが、キッチン自体を取り換えるとなると100万円を超えることも珍しくありません。
ある程度の広さが必要となる
ホテルライクなキッチンにすれば、非日常を体験することができたり、おしゃれ感を演出することができますが、ある程度の広さがなければそれらの効果が得られにくくなってしまいます。そのため、現在のキッチンが狭いのであれば、ホテルライクな空間に仕上げることを断念したり、大幅なリフォームでキッチン周りの間取りを変更して広げるなどの工夫をしましょう。また、新築を建てるときにキッチンスペースを広めに確保しておくこともおすすめです。
まとめ
キッチンをホテルライクな空間にしたいのであれば、さまざまな工夫をしなければならず、お金が必要になります。そのため、ある程度資金を用意したり、ホテルライクな空間の特徴を理解してリフォームや模様替えの計画を練るようにしましょう。