引っ越しの見積もりはいつ頃とればよいのか分からない人もいるのではないでしょうか。ここでは、引っ越しの見積もりをとるおすすめのタイミングや注意点を紹介していきます。
引っ越しの見積もりはいつ頃がいい？大体1〜3ヶ月前が一般的
引っ越しの見積もりを業者に出してもらうことで、どの程度の費用が必要になるのかを知ることができます。しかし、引っ越しの見積もりを出してもらうタイミングが悪いと正確な見積もりが出ない場合があります。おすすめのタイミングは引っ越しをする1～3か月前です。引っ越し間際でも見積もりを出してくれる可能性もありますが、引っ越し業者にも予定があるので、引っ越し間際に見積もりを出してもらっても希望の日にちに引っ越し作業を行ってくれない場合もあります。
そのため、引っ越し間際にバタバタしないために引っ越しを予定している1か月前には引っ越しの見積もりを出してもらうように依頼しましょう。
半年後でも引っ越しの日程が決まっていれば見積もりしてくれる
引っ越しする日付があいまいであると見積もりの精度が落ちてしまったり、見積もりを出してもらえない場合もあります。しかし、半年後でも引っ越しをする日にちが決まっているのであれば、見積もりを出してもらうこともできます。また、半年前から引っ越しを頼む人も少ないので、確実に希望している日に引っ越し作業を行ってもらうことができやすいメリットもあります。
そのため、引っ越しする日が確定しているのであれば、いくらまだ引っ越しまでの期間が空いていても引っ越し業者に見積もりを出してもらい、引っ越し作業の予約を入れておくようにしましょう。
引っ越しの見積もりをしてもらうときの注意点
引っ越しの見積もりを出してもらう時にはいくつかの注意点があります。注意点を把握しておくことで見積もりの内容に納得がいったり、理解しやすくなります。引っ越しを一度でも経験したことがある人であれば、見積もりをもらう際に注意点を知っている場合もありますが、初めて引っ越しする人ではどうしても注意点を見逃してしまう可能性があります。
また、引っ越し業者によっては見積もりの金額に違いが出る場合が多く、いくつかの引っ越し業者に見積もりを出してもらうことで、一番コストのかからない業者を見つけることも可能です。次に、引っ越しの見積もりを出してもらう際の注意点を紹介していきます。
引っ越し先までの距離
引っ越し先までの距離が遠ければ遠いほど見積もりの金額が高くなる傾向があります。一般的に引っ越し先までの距離をいくつかの段階ごとに料金が設定されている場合が多いです。引っ越し先までの距離が30㎞以内であれば〇〇円といった感じであり、事前に引っ越し先までの距離を測定しておくことをおすすめします。
自家用車があれば自宅から引っ越し先までの距離を正確に測定することができますが、車がない場合や離れている場合では中々正確な距離を測定することができない場合もあります。そのような場合は引っ越し業者に引っ越し先の住所を伝えるとある程度の移動距離を調べてくれるので、移動距離によりどの程度引っ越し費用が増えるのかを判断することも期待できます。
引っ越し先が近ければあまり注意する必要もないですが、県をまたぐ場合や車で数時間移動しなければならない場合は見積もり額も高くなるので、覚悟しておきましょう。
荷物の積載量
引っ越しの見積もりは積載量によっても変動することを知っておきましょう。積載量が多かったり、重さがあればどうしても引っ越し費用が高くなる場合が多いです。基本的に引っ越しをする際に使用するトラックの大きさによって金額が変わるため、どの大きさのトラックであれば家財を積むことができるのかを把握しておきましょう。
あくまでも目安ですが、一人暮らしであれば軽トラサイズで乗る場合が多く、二人暮らしであれば2トン車、家族で住んでいるのであれば3トン車程度の大きさが必要になる場合が多いです。また、トラックに荷物を乗せることも大切ですが、重量についても注意しておきましょう。2トン車であれば2トン以上荷物を乗せることができないので、重い荷物が多いのであれば積載オーバーにならないか気をつけましょう。引っ越しの見積もり額を少なくしたいのであれば、自力で荷物を運ぶ方法が効果的です。
作業してくれる人数
引っ越しの見積もりは、作業してくれる人数によって変わります。荷物が多ければ多いほど人数も必要となり、荷物の量で作業する人数が決められる場合が多いです。そのため、荷物を減らすことができれば必然的に作業する人数を減らすことも期待できます。しかし、引っ越し業者によって必ず2人以上で作業することが決められている場合もあるので注意しましょう。そのほかにも荷物が少なくても重いものがあれば、2人用意されることが多いです。
日程・曜日
日程や曜日のことも見積もりをもらう時に確認しておくことをおすすめします。引っ越しの日程が決まっているのであれば早めに見積もりを出してもらうようにしましょう。また、見積もりを出してもらう際に訪問して荷物の量などを確認する場合もありますが、混雑期では中々訪問できない場合もあり、見積もりを確認できるまで期間が空いてしまう可能性もあります。また、引っ越しをする曜日によっても見積もりの内容が変わってきます。
その理由は、曜日の違いで引っ越し業者の仕事量が変わってくるためです。基本的に引っ越しは休日でもある休みの日に依頼する人が多く、どうしても引っ越し業者は忙しくなってしまいます。そのため、休日に引っ越しをすると見積もりが加算されてしまう可能性が出てきます。一方、平日であれば引っ越しを依頼する人も少なく、見積もりの金額を抑えることができます。なので、引っ越しする曜日にこだわりがないのであれば平日に依頼するようにしましょう。
引っ越しの見積もりはいつ頃がいい？引っ越す時期が安くなるベスト３
引っ越しをするタイミングは依頼者が自由に決めることができますが、時期によっては希望している日に引っ越し作業ができない場合があります。また、時期によって同じ条件で見積もりを出しても価格に違いが出る可能性も高いです。その理由は、引っ越し業者の忙しさ具合が関係しており、忙しい時期に引っ越しの見積もりを出せば必然的に価格が高くなります。次に、引っ越しの見積もりを抑えることができるおすすめのタイミングを紹介します。
7月
7月は一般的に引っ越し業者は閑散期であるため、引っ越しの見積もりを抑えることが期待できます。しかし、少し引っ越しをするタイミングが遅れてしまい、8月になってしまうと一気に価格が高くなります。その理由はお盆休みや夏休みがあることで、長期休暇中に引っ越しを検討する人が増えてしまうからです。
1月・6月
1月や6月も引っ越しをするタイミングとしてはおすすめです。1月は新しい年を迎えたばかりであるため、引っ越しを検討する人は少ないです。また、年末年始までに引っ越しをすませようと考える人が多いことも1月が閑散期になる理由です。6月もおすすめのタイミングで5月のゴールデンウィークの時に引っ越しをしている人や8月の長期休暇中に引っ越しを検討している人が多いため、6月に引っ越しを考える人は少ないです。
9月〜12月
9月～12月も引っ越しをするタイミングとしてはおすすめです。9月は夏休み中に引っ越しを済ませている場合が多いので、一気に閑散期になります。12月は年末に近づけばより閑散期になりやすいです。
3月は引っ越しシーズンのため一番高い！
ちなみに一番おすすめできないタイミングが3月です。引っ越し業者にとって一番繁忙期でもあるので見積もりの価格も最も高くなってしまいます。3月は新生活を始める時期であり、特に進学する人や就職する際に新しい場所で生活する人が増えてしまいます。なのでできるのであれば3月に引っ越しすることは控え、2月か4月に変更することをおすすめします。
まとめ
引っ越しの見積もりは、引っ越しする日にちが確定しているのであれば早めに見積もりを出してもらうようにしましょう。いつすれば良いのか悩んでしまうこともありますが、早めに見積もりを依頼することで引っ越し間際に行うよりもトラブルなく行うことができます。
