自宅をお洒落な北欧風にしたいのに、部屋に置くアイテムがしっくりしないということはよくあることですね。
この記事では、北欧風の玄関に合った玄関マットをご紹介します。
家の顔となる玄関にこだわることで、毎日気持ちよく家を出ることができますし、帰ってきた時もホッと安心できるのではないでしょうか。
また、北欧風のシンプルでおしゃれな玄関は、急な来客の対応でも慌てずに出迎えることができるはずです。
北欧風の玄関と玄関マットの特徴
北欧風玄関マットを選ぶ前に、北欧風インテリアの理解を深めましょう。
北欧風のインテリアは、シンプルで、その場にいる誰もが居心地よく過ごせるという特徴があります。
そのため、北欧風の玄関マットやアイテムは日本の住環境にもマッチしやすく、近年大きな人気を得ているスタイルです。
北欧の人々と日本人は同じ価値観や美意識を持っていることがわかりますね。
北欧風玄関=見せない収納でスッキリ
北欧の家で、共通していることは、物が少なくスッキリとしていることです。
北欧の人は、「飾り」と「飾りではないもの」をはっきりと区別していて、飾りではないものは、不要であればすぐに捨ててしまいますし、必要なものであれば見えないところに収納しています。
目に見えるところに置くものは、本当に自分が好きなものだけです。
玄関マットも時間をかけて、心から好きだと思えるものを選んでみましょう。
北欧の人々は毎日使うものでも都度収納しています。自分が気持ちいいと思う空間を作るためには、都度収納する手間を惜しみません。
そのため、生活感のあるものは見えないように収納されており、すっきりとシンプルな空間が作られています。
玄関も同様で、なるべく収納を増やし、見えない収納にしましょう。
家族と協力して、靴や道具などもこまめにしまうと、いつでも気持ちの良い玄関にできますね。
白い空間に玄関マットで色を足す
北欧風のインテリアを取り入れる為に、空間を基調とする色は白にするといいでしょう。
壁はもちろん、大きな家具などもできる限り白いものを選ぶことが基本です。
玄関も同様で、なるべく白を基調にするようにしましょう。
色は小物やテキスタイルで取り入れることが北欧風です。真っ白な玄関に、お気に入りの玄関マットや小物で色をつけてあげましょう。
白い玄関にはどんな玄関マットも合わせることができます。
北欧風玄関マットの種類
ナチュラル
シンプルなナチュラルテイストの玄関マットは一人暮らしや、狭い玄関などすっきり見せたい場合におすすめです。
デザインは、明るいベージュが基調になったものや、ボタニカル柄、やわらかなグリーンやグレーを使ったもの、動物がモチーフに使われているもの、綿や麻の素材で作られタッセルがついているものなどがあります。
ナチュラルテイストデザインの玄関マットは、家族や来客者を穏やかな気持ちにさせてくれます。
モダン
北欧のシックなインテリアにおすすめするのは、モダンなデザインの玄関マットです。
色調は、ネイビーやダークグレーなど落ち着いた色味で、男性の自宅や、落ち着いた大人の雰囲気にマッチします。
グレーやネイビーにゴールドを合わせると、高級感が出ますし、反対にライトグリーンや赤など明るい色を入れるとアクセントになり明るい雰囲気が創り出せます。
季節に合わせる
玄関マットの柄や素材を季節によって変えて楽しむこともおすすめします。
夏は爽やかなグリーンやブルー、冬は暖色系のオレンジや赤のものに変えるなど季節によってデザインを変えてみてはいかがでしょうか。
素材も、冬場は毛足の長く温かみのあるもの、夏場は麻と綿が合わさった毛足が短いものですと、足触りが気持ちがいいです。
北欧デザインを取り入れる
北欧にはたくさんのテキスタイルブランドが存在しています。
これらのデザインの玄関マットを選ぶだけで、玄関を北欧風に変えることができます。
代表的なブランドは、以下のようなものがあります。
・マリメッコ:ウニッコに代表されるような鮮やかな配色と大胆なデザインが特徴
・フィンレイソン:フィンランドで知らない人はいないといわれる老舗ブランド
・リサ・ラーソン:猫などの動物モチーフが有名なブランド
玄関マット以外でも、北欧らしい玄関にできるおすすめアイテム
・照明、キャンドル
冬が長く、太陽も登らない極夜がある北欧にとって、家を明るく照らす照明やキャンドルは大切なものです。そのため、デザイン性の高い照明が多く、使い方も印象的です。
一つの天井灯で全体を照らすのではなく、幾つもの小さな照明を、部屋中に置いて優しく照らします。
朝は、玄関マットの明るい柄に見送られ、帰りは温かく優しい灯りが、出迎えてくれるような玄関が家族を癒してくれるはずです。
キャンドル風の照明をいくつも窓際に配置させるのも、温かみのある玄関を演出してくれるでしょう。
・その他
室内に余計な装飾品や道具を置くことを好まない北欧の人たちは、花や緑を取り入れることが好きです。
住まいにうまく自然を取り入れ楽しんでいる家庭が多いです。
しかし、何も装飾品を飾らないというわけではなく、自分が好きなものは大切な場所に飾って楽しみます。
例えば、玄関に窓があればカーテンをせずにお気に入りのオブジェや花を飾っています。
北欧では、カーテンをあえてせずに、家を開放的に見せたり、自然光を取り入れたり、また外の人にインテリアを楽しんでもらうという考えもあるようです。
玄関マットの柄をシンプルなものにした場合、北欧デザインのテキスタイルやアートを壁に飾ってもいいでしょう。
飾るだけで、北欧風になるアイテムもあります。北欧風オブジェは、やはり自然や動物などをモチーフにしたものが多いです。
幸せを運ぶと言われ、お祝いなどに贈られることが多い「ダーラナホース」は飾るだけで北欧風にできるアイテムの代表的な一点です。
北欧風玄関マットにして良かったこと
毎朝出発するときに目に入るもの、帰ってきて部屋に入る前に目に入るもの、それが玄関マットです。
あなたや、大切な家族が元気の出ない朝も少し明るい気持ちにしてくれたり、疲れて帰ってきた夕方も優しくほっとした気持ちにさせてくれることでしょう。
また急な来客時にも慌てずに、玄関で対応することができます。
北欧風の玄関マットは、シンプルでありながら洗練されているため、どの年代、どのタイプの人にも、気に入ってもらえるはずです。
たくさんの種類があるため、自分が気に入ったものを飾ることであなたらしいお気に入りの玄関を作ることができます。
北欧文化も取り入れて、快適な我が家にしよう
長く寒い冬を乗り越えるために、居心地の良さを追求した北欧のインテリアを取り入れることで、日本人も自宅時間を楽しむことができるでしょう。
そこには、家族を大切にする気持ちと、友人やお客さんに居心地良くくつろいでほしいというもてなす文化があります。
その家にいる人たち全員がリラックスし、会話を楽しむことに幸せを感じることで、日々の暮らしが少し豊かになるはずです。