北欧系の椅子はおしゃれで日本でも人気となっています。ここでは、ダイニングチェアとしてもおすすめの北欧系の椅子について詳しく紹介していきます。
北欧系のダイニングチェアの特徴
北欧系のダイニングチェアはおしゃれに仕上げられている場合が多く、日本でも人気の家具であり、デザインでもあります。しかし、実際の北欧系のダイニングチェアを見たことがない人では、なぜ人気になっているのか分からない場合が多いです。次に、北欧系のダイニングチェアの特徴について詳しく紹介していきます。なので、北欧系のダイニングチェアについて知りたい人やおしゃれなダイニングチェアを探している人は参考にしてください。
デザインがシンプルでかっこいい
北欧系のダイニングチェアのデザインはシンプルに仕上げられている場合が多く、男性であればかっこよく感じることができ、女性であればおしゃれと感じることができます。シンプルなデザインなことは地味なデザインと考えてしまうこともありますが、作りはシンプルでも地味さを感じることは少ないです。シンプルなデザインでも地味さを感じにくい理由は美しい曲線やラインの形に仕上げられているからです。
北欧の人たちは木材を利用した家具やインテリアを作っている職人が多く、技術レベルも高いです。そのため、木製のダイニングチェアもシンプルな見た目でも、高い技術力があったからこそ完成することができています。また、シンプルなデザインなことはさまざまな雰囲気の部屋でも違和感なく使うことができるメリットがあります。
そのため、北欧系のダイニングチェアは日本の住宅に取り入れやすいというメリットもあり、日本で人気となっている理由でもあります。装飾などが施されていることはほとんどなく、流行に左右されにくいという特徴もあります。なので、長く飽きずに使うことができます。ダイニングチェアは食事をする際などに座ったり、くつろぐ際に座る場合が多く、デザインだけではなく、座り心地にもこだわらなければなりません。
北欧系のダイニングチェアの場合はデザインはシンプルですが、身体にフィットしやすいデザインに作られている特徴もあります。身体にフィットするので、座り心地にも優れ、長時間座り続けても疲れにくいメリットもあります。
素材にもこだわりがある
北欧系のダイニングチェアはデザインだけではなく、素材にもこだわっている特徴があります。ダイニングチェアはさまざまな素材で作られている場合が多く、木材であったり、骨組みが金属であるタイプなど色々あり、素材が違うだけで見た印象も変わってきます。北欧系のダイニングチェアは木材が使われている特徴があります。
その理由は元々北欧の人たちは自然を大切にする考え方や自然に寄り添うような考えがあり、ダイニングチェア以外の家具にも木材が使用されている場合が多く、住宅も木造が一般的です。ダイニングチェアに木材が使われていることで温かみを感じることができます。また、細かなデザインが彫られていればよりおしゃれ感をアピールすることも可能です。
さらに日本も家具などに木材が使われている場合が多いので、木材のダイニングチェアを取り入れても浮いてしまうことがなく、違和感なく日本の家具に溶け込みます。北欧の人たちは木材を使用した家具やインテリアを作っている職人さんも多く、技術も高いので、難しい構造のダイニングチェアを作成することもできます。そのため、木材のダイニングチェアでも身体にフィットしやすい曲線を作り出すことができ、座り心地に優れている理由でもあります。
北欧系のダイニングチェアの種類
北欧系のダイニングチェアにはいくつかの種類があることを知っているでしょうか。種類が異なることで同じ木材でも見え方が変わったり、性能にも違いが出てきます。そのため、よりダイニングチェアにこだわりたいのであれば、種類の違いについても知っておきましょう。また、一見北欧系のダイニングチェアにも見える椅子でも模造品である可能性もあり、本場で作られた北欧系のダイニングチェアかどうかを見分ける際にも種類の違いを知っておくことをおすすめします。
天然木のウォールナット
天然木のウォールナットが使われているダイニングチェアは珍しいです。ウォールナットとは森の宝とも言われ、世界三大銘木の一つでもあります。ウォールナットはクルミの木のことであり、日本でもクルミ材という材木があります。しかし、日本のクルミ材とウォールナットはまったく違う木材であるため、勘違いしないようにしましょう。天然のウォールナットは主に北米産である場合が多く、表面に近い部分が白く、中心に近づくに連れて茶色が濃くなっていく特徴があります。
主に北欧系のダイニングチェアやそのほかの家具に使われる部分は中心部分の茶色いところであるため、取れる量が非常に少なく、その結果価格が高いです。天然のウォールナットの特徴は経年変化を楽しむことができることです。加工したばかりのウォールナットは濃い茶色ですが、光に当たることで明るい茶色に変わる特徴があり、見て楽しむことができます。しかし、一部分だけ日に当たるような場所に置いてしまうと変な経年変化をしてしまうので注意しましょう。
そのほかの特徴として硬い木材であるため、長年使っても反ってしまったり、グラついてしまうことも少ないです。
無垢チェア
無垢チェアとは無垢材が使用されている椅子のことです。無垢材とは丸太の状態から加工するいくつかの素材のことを示しています。無垢材は丸太の状態から必要な形に加工した素材であり、他の木材を合わせていません。そのため、価格が高く、丸太から切り出す加工も難しいデメリットがあります。また、ひび割れてしまうリスクもあります。しかし、他の木材と接着していないので、木目を楽しむことができたり、経年変化を楽しむことも可能です。
なので、世界に一つだけのダイニングチェアになり、特別感を感じることもできます。経年変化の仕方は木材によって変わるので、そこを楽しむことも可能です。ウォールナットは経年変化で色が明るくなることを紹介しましたが、そのほかの木材であれば基本は色が濃くなり、アンティーク感が強くなります。
ダイニングチェアはスツールもおすすめ!北欧系であればおしゃれなものもたくさん
北欧系のダイニングチェアもおすすめですが、スツールという選択肢があることも知っておきましょう。スツールとは背もたれやひじ掛けがない椅子のことであり、ダイニングチェアと比べて作りが簡単でサイズも小さい場合が多いです。背もたれがないため、長時間座る用途としてはあまりおすすめできませんが、ちょっと座るときやソファーに座ったときの足置きとしてもおすすめです。
北欧系のスツールであれば天然の木材が使われていたり、シンプルなデザインでもあるので、室内の雰囲気を乱してしまうこともありません。ダイニングチェアとスツールがあればそれぞれ使い分けることができ、さまざまな状況にも対応することができます。
まとめ
ここでは、北欧系のダイニングチェアについて紹介しましたが、魅力的に感じることができたでしょうか。北欧系の家具やインテリアは日本でも人気があり、比較的容易に購入することができます。そのため、北欧系のダイニングチェアも家具屋に訪れれば販売されている場合も多く、ネットで取り寄せることもできます。北欧系のダイニングチェアを取り入れて室内をおしゃれな雰囲気にしてみてはいかがでしょうか。
また、そのほかの家具も北欧系にしたり、北欧のインテリアを取り入れることでよりおしゃれな空間にすることができるでしょう。