ペンダントライトという種類の照明があることを知っているでしょうか?ここでは、アンティーク感があるペンダントライトについて紹介しているので参考にしてください。
アンティークペンダントライトの魅力
ペンダントライトとはどのような照明なのかわからない人もいるのではないでしょうか。ペンダントライトとは天井から吊り下げられている照明のことを言います。ペンダントライトはメインの照明として使うこともできますが、吊り下げられている分机や床までとの距離が近いため、影がくっきりできる特徴があります。また、照らし出される範囲が狭いので、補助照明としての役割をはたしている場合が多いです。
アンティークとは、骨董品という意味がある言葉であり、一昔を思い浮かべることができるような商品に使われることが多いです。作られてから100年以上経過した工芸品などにアンティークという言葉が使われる場合が多いです。しかし、製造されてから100年経過していなくても100年前に作られていたようなデザインの商品に対してもアンティークという言葉が使われることもあります。
次に、アンティークペンダントライトの魅力について紹介していきます。あまりアンティークペンダントライトの必要性を見出すことができていない人でも魅力を知ることで室内に取り入れたいと思う気持ちが芽生えることもあります。
柔らかい光で空間を包んでくれる
アンティークペンダントライトはシェードというパーツがあり、傘の部分のことを示しています。傘の部分に光が透過することで、直接ライトで照らされた場合と比べて柔らかい光になります。柔らかい光は心地よさを感じることもできるので、リラックスしたいときや落ち着きたいときに、メインの照明を消してアンティークペンダントライトだけを使ってみましょう。
ライトをつけていなくても存在感がでる
アンティークペンダントライトはライトをつけなくても存在感がある特徴があります。基本的に照明はライトを使って目立つ家具であり、使ってこそおしゃれ感が出る場合が多いです。しかし、アンティークペンダントライトの場合は使わなくても取り付けられているだけでもおしゃれな室内にすることが期待できます。アンティークペンダントライトに存在感がある理由は天井から吊り下げられて取り付けられていることと傘のデザインがおしゃれであるからです。
シェードの部分はさまざまな素材で作られているだけではなく、デザインも色々あるので、存在感が強いです。アンティークペンダントライトは上記でも紹介したように部屋全体を明るくするよりも一部分を照らすことに優れているので、ライトを付ける頻度がシーリングライトと比べると少ない場合も多いです。しかし、ライトを使わなくても存在感があり、おしゃれであるため、取り付けて無駄になることはありません。
アンティークペンダントライトは国によって形が違う
アンティークペンダントライトはさまざまなデザインに仕上げられており、違ったおしゃれ感があります。しかし、アンティークペンダントライトのデザインは国によって形が違うことを知っているでしょうか。もし、住宅や一部屋を海外のような雰囲気に仕上げたいのであれば、求めている国のアンティークペンダントライトを取り入れるようにしましょう。
そうすることで一気に理想としている雰囲気に近づけることが期待できます。次に、それぞれの国のアンティークペンダントライトのデザインについて紹介していきます。
イギリスのアンティークペンダントライト
イギリスのアンティークペンダントライトはシェードにガラス素材が使われている場合が多いです。シェードにガラス素材が採用されていると光が広範囲に届くようになるメリットがあります。そのため、部屋全体を明るくすることも期待できますが、ライトの大きさも関係してシーリングより劣ってしまう場合があります。
クリアガラスであれば光そのものの色ですが、着色されているガラスのシェードであれば照らし出される部分もその色にすることができ、雰囲気作りに一役買ってくれます。さらにカット加工がされていればキラキラ光っておしゃれで綺麗です。
フランスのアンティークペンダントライト
フランスのアンティークペンダントライトのシェードにはガラス素材が使われている場合もありますが、ホウロウが使われていることも多いです。ホウロウとは金属の表面にガラス質の釉薬をつけ、高温で焼いたものになります。光沢が出るので、おしゃれな見た目に仕上がる特徴があり、金属製のシェードよりも温かさを感じることもできます。ホウロウの特徴は光を通さないことであり、ライトの光が拡散してしまうことがありません。
なので、部屋全体を明るくすることは難しいですが、一か所を照らす際にはおすすめです。シェードの深さがあればよりスポットライトに近い照らし方になります。
北欧のアンティークペンダントライト
北欧のアンティークペンダントライトの特徴は、さまざまなデザインに仕上げられているシェードです。シンプルなデザインの場合もあれば、複雑でおしゃれなデザインのシェードもあります。傘が2重3重になっているシェードもあり、おしゃれです。なので、ライトをつけなくても存在感があり、インテリアとしても扱うことができるメリットがあります。また、北欧は木材の家具やインテリアが多く、アンティークペンダントライトの傘にも木材が使われているタイプもあります。
アメリカのアンティークペンダントライト
アメリカのアンティークペンダントライトはスタイリッシュなデザインに仕上げられている場合が多いです。シェードには金属製の素材が使われている場合もあり、よりスタイリッシュに見える理由でもあります。
種類によっても形が異なるアンティークペンダントライト
アンティークペンダントライトは種類によっても形が変わってきます。また、シェードのデザインだけではなく、ライトの照らし方も変わってくるので、アンティークペンダントライトに実用性を求めるのか、リラックスを求めるのか、インテリア性を求めるのかによって適した種類も変わってきます。次に、シェードの素材の違いの特徴について紹介していきます。
ガラスのアンティークペンダントライト
ガラスのアンティークペンダントライトは透明度があるガラスほど光を拡散する特徴があります。そのため、アンティークペンダントライトで部屋を明るくしたいと考えている人におすすめの種類です。
フリルシェードのアンティークペンダントライト
フリルシェードのアンティークペンダントライトは可愛らしい印象がある特徴があります。そのため、可愛らしい室内にしたい場合におすすめです。また、女性ウケしやすいデザインでもあります。
ステンドグラスのアンティークペンダントライト
ステンドグラスのアンティークペンダントライトはライトを付けた際におしゃれ度が高まる特徴があります。また、ステンドグラス特有のカラフルな仕上がりになっている場合も多く、室内のアクセントとしてもおすすめできます。
まとめ
アンティークペンダントライトを室内に取り入れることで照明の補助ができるだけではなく、雰囲気づくりにも役立ちます。優しい光が特徴的であるため、リラックスしたいときやくつろぎたい時にはアンティークペンダントライトを使ってみてはいかがでしょうか。さまざまなデザインに仕上げられている特徴もあるので、インテリアとしても扱うこともできます。