蛍光灯をLED照明に変更♪ダクトレールでオシャレにチェンジする方法とは?

ダクトレールペンダントライト

蛍光灯照明器具はすでに生産終了しており、照明はLEDに切り替わってきています。せっかくならオシャレなダクトレールを取り付けて、空間をガラッとオシャレに変えてみませんか?

従来の蛍光灯はまだ販売されているものもありますが、いずれ生産が終了してしまいます。そうなってから慌てないように、早いうちから照明のLED化を検討しましょう。

ここでは蛍光灯照明器具をLED化する方法として、オシャレなダクトレールを取り付ける方法や、取り付けできる照明の種類について説明します。

蛍光灯をLED化!ダクトレールを取り付ける方法は?

レールに設置したペンダントライト

近年、照明は従来の蛍光灯からLEDへとシフトしてきています。照明のLED化の背景や、蛍光灯を取り外してダクトレールを取り付ける方法について、詳しくみていきましょう。

蛍光灯がなくなる?照明のLED化とは?

「2030年までに照明はLEDなどの次世代照明に変えよう」という方針になっていることをご存知ですか?家のキッチンやオフィスなどで使われている蛍光灯の照明器具はすでに生産終了しています。蛍光灯も一部メーカーではすでに生産終了しており、今後ますますLED化が進んでいくと想定されます。

今ある蛍光灯照明器具に取り付けている蛍光灯は今後入手できなくなることから、このまま使い続けることはできなくなってしまいます。

まだまだ先のことでしょ…と先延ばしにせずに、早めにLEDに切り替えましょう。LEDは寿命も長く、電気料金も安いので、長い目で見ると早めに切り替えた方がお得です。

蛍光灯を取り外すには?

現在使っている蛍光灯を取り外すには、電気工事士の資格を持った方に工事をお願いしなければなりません。

配線を扱う工事のため、知識のない素人が行ってしまうと、感電する可能性があり大変危険です。違反すると罰金や懲役刑が科せられるので、絶対に自分で行わないようにしましょう。

蛍光灯照明器具を取り外すと配線コードがむき出しになります。このコードに新しい照明を繋ぐための器具を取り付けます。

ダクトレールを取り付けるには?

蛍光灯を取り外した際に出てきたコードに、ダクトレールを繋ぐ工程も、電気工事の資格がないと行うことができません。

天井からコードが出ている位置に、ダクトレールの端が来るように取り付ける必要があります。位置をずらしたいのであれば、天井に穴を開けてコードをそこから出せば対応可能です。

天井から出ている2本のコードを「フィードインキャップ」と呼ばれる電源を引き込む器具に繋ぎ、ダクトレールを取り付け、天井に固定します。ダクトレールのもう片方の端には、「エンドキャップ」を取り付けます。 

これでダクトレールの取り付けは完了です。

蛍光灯をオシャレにLED化するダクトレールとは?

ダクトレール

蛍光灯を外して取り付けることができるダクトレール。取り付け方の違いで3つのタイプがあります。ダクトレールの特徴や、種類についてみていきましょう。

ダクトレールとは?

ダクトレールは照明を複数取り付けることができるレール状の配線器具です。別名ライティングレールとも呼ばれています。

レールに電流が流れていて、レール上であればどこにでも照明を取り付けることができます。照明の多灯使いを手軽に叶えてくれるアイテムです。

ダクトレールの種類

ダクトレールにはどんなタイプがあるのでしょうか?取り付け方や仕上がりが全く違うので、特徴をおさえておきましょう。

【埋込式ダクトレール】
天井に切り込みを入れて埋め込んで設置するダクトレール。天井面に突き出ていないため、天井がフラットになり、スッキリした印象になります。取り付けには電気工事が必要になります。

【直付式ダクトレール】
天井に直接ネジで固定して設置するダクトレール。天井にしっかり固定されるため安定感があります。こちらも取り付けには電気工事が必要になります。

【簡易取付式ダクトレール】
天井に引掛シーリングなどの配線器具があれば取り付けできるダクトレール。配線器具の出っ張り分、天井から少し浮いた状態になります。電気工事の必要がなく、賃貸でも気軽に取り入れることができます。

蛍光灯を取り外した後にむき出しになったコードに、引掛シーリングなどの配線器具を取り付けておく必要があります。引掛シーリングなどの配線器具を取り付ける場合は、電気工事士の資格保有者しか出来ないので注意しましょう。自分で取り付けることは絶対にしないでください。法令違反になります。

蛍光灯からダクトレールにチェンジ♪レールに照明を取り付けるには?

ダクトレールの取り付け

ダクトレールに照明を取り付けるにはどうしたらいいのでしょうか?また、照明を取り付ける際の注意点について説明します。

ダクトレールに照明を取り付けるには?

現在販売されている照明のほとんどは、天井の引掛シーリングなどの配線器具に取り付ける作りになっています。

ダクトレールに取り付けることができる照明には、「ダクトレール用」や「ダクトプラグタイプ」という記載があります。設置方法は、照明器具側のダクトプラグをダクトレールに押し当てて回すだけです。回すと、カチッと音が鳴り固定することができます。

引掛シーリングタイプの照明を取り付けたい時は…

気に入った照明が引掛シーリング対応のものだった…という場合はどうしたらいいのでしょうか?そんな時は「変換プラグ」を使うと、引掛シーリング対応の照明をダクトレールに取り付けることができるようになります。

選べる照明の範囲も広がるので、ぜひ活用してみましょう。

レールに照明を取り付ける際の注意点

ダクトレールに照明を取り付ける際には、「耐荷重量」と「最大ワット数」に気をつける必要があります。

耐荷重量とは1本のレールに取り付けることができる重さで、レールのタイプによって上限が変わってきます。最大ワット数とは1本のレールに取り付けることができるワット数の合計です。複数取り付ける場合は、合計が耐荷重量や最大ワット数を超えないように気をつけましょう。

ダクトレールにオススメの照明器具

ダクトレールは照明の多灯使いを叶えることができるアイテムです。多灯使いにオススメな照明はペンダントライトやスポットライトです。

ペンダントライトは天井から吊り下げて取り付ける照明です。低い位置で照らしたいものを照らすため、陰影がハッキリし、立体的でメリハリのある空間を演出することができます。小型のペンダントライトを複数吊り下げると、インテリアのアクセントになること間違いなしです。

スポットライトは照らしたいものをピンポイントに照らすことができる照明です。レールに複数取り付けると、シーリングライトのように天井から空間全体を明るく照らしたり、角度を変えて間接照明として楽しんだり、さまざまな使い方ができます。

どちらもデザインが豊富なので、お部屋のインテリアに合わせて選んでみましょう。

まとめ

蛍光灯照明器具はすでに製造が終了しており、蛍光灯もLEDにシフトしてきています。

従来の蛍光灯照明器具を取り外し、新しい照明器具を取り付けるには、電気工事士の資格を持った方にお願いする必要があります。せっかく工事するなら、グンとオシャレな雰囲気を演出できるダクトレールを取り付けてみてはいかがでしょうか?

ダクトレールを設置すれば、複数のペンダントライトやスポットライトを取り付けることができ、お部屋の印象をガラッと変えることができます。蛍光灯をLED化するタイミングで、ぜひダクトレールの導入を検討してみてください。

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