これからメイクしたいというメイク初心者で、「何を用意すればいいのか、どうやって使ったらいいか分からない」という方も多いと思います。ここではメイクの初心者の方にメイクに必要なものとその使い方についてご紹介していきます。
<メイクに必要なもの>メイクを始める前に
メイクを始める前に覚えておいてほしいことについてご紹介しておきます。
メイクの基本はお肌のケアから!
メイクはお肌のドレスアップとなりますので、お肌の健康がなにより大事です。お肌の状態次第でメイクの仕上がりは大きく変わってきます。メイク前のスキンケアには十分気を付けましょう。スキンケアのポイントは「水分と油分」です。お肌に水分と油分が不足していると化粧崩れが起こりやすく、せっかくのメイクが台無しです。また、スキンケアでお肌の新陳代謝を促進させることで老化した角質を除去し、栄養を与えることで肌年齢を若く保つことができます。
・洗顔
洗顔で余分な皮脂と角質を落とします。ゴシゴシとこするのではなく、優しくマッサージするようにしましょう。毛穴の黒ずみやざらつきを感じた箇所は念入りに行います。ふき取りも油分をとりすぎないようにタオルで優しくおさえるようにふき取って下さい。
・化粧水
化粧水でしっかりお肌に水分を与えます。肌に水分が十分にあると皮脂の過剰な分泌をおさえることができます。化粧水はうるおい重視のものがおすすめです。夏場などの暑い時期の皮脂過多が気になる場合は収れん化粧水を使うと毛穴の引き締め効果があり、効果的です。
・美容液
美容液はお肌に栄養を与えます。お肌がカサつく場合はヒアルロン酸やセラミド配合の保湿重視の美容液、お肌のくすみが気になる場合はビタミンC誘導体やアルブチン配合の美白効果のある美容液など状態によって使いわけるようにしましょう。
・乳液・クリーム
仕上げに乳液・クリームで油分を与えます。乾燥しやすい冬場は多めに塗るようにしましょう。乳液・クリームを塗った直後にすぐメイクを始めてしまうとメイク崩れが起きやすくなりますので、少し時間をおき、しっかり浸透させるようにして下さい。また、目元やTゾーンは油分の「浮き」でメイク崩れが起こってしまうので浸透させたあと余分な油分はティッシュを優しく押し当てるようにあて、取り除いて下さい。
メイク環境も大事!
メイクをする際の環境も大事です。鏡を使って自分の顔を確認しながらメイクをすることになるので、しっかり確認できなければきれいには仕上がりません。
・鏡
自分の顔全体がしっかり収まる鏡を用意しましょう。小さすぎると全体のバランスを確認することができず、まとまりのないメイクとなってしまいます。製品によっては拡大鏡がついているものもあります。拡大鏡があると細かい場所もしっかり見れるのでおすすめです。
お部屋に余裕があればドレッサーや、メイク専用のメイクスペースがあると便利です。
・照明
メイクの際の照明は非常に大切です。大きい鏡があってもしっかり照明で照らされていなければ本当の色合いが分かりません。しっかり照明が当たる場所、またはライトを用意しましょう。化粧鏡にはライト付きの「女優ミラー」、「ハリウッドミラー」とよばれる物もあり、しっかり照らしてくれるのでおすすめです。購入を検討してみても良いと思います。
ホテルライクな洗面室にぴったりなミラーライト 450×600mmサイズ
鏡の下面に近接スイッチがついているので、鏡面に触れることなく使用できます。LEDライトを組み込み、均一な光を鏡の近くで照らすことができます。
<メイクに必要なもの>基本のメイク道具とは?
それではメイクに使うメイク道具について順番にご紹介していきましょう。
ベースメイク
・ベース・下地
肌に一番最初に塗るのが「ベース」です。ベースを塗ることでファンデーションの色味が補正でき、メイクのノリも良くなります。
・ファンデーション
ベースの後に塗るのが「ファンデーション」です。様々なタイプがありますが、初心者の方にはうるおい感のある「リキッドファンデーション」や、厚塗り感をおさえることができる「クッションファンデーション」がおすすめです。
・フェイスパウダー
ベースメイクの仕上げに使います。メイク崩れをおさえ、お肌の「テカリ」をおさえてくれます。控えめメイクにしたいようならファンデーションを使わずフェイスパウダーだけ使っても大丈夫です。
・BBクリーム
ベース・ファンデーション・日焼け止めなどの役割を1つで完結してくれるクリームです。簡単にベースメイクができるので初心者におすすめです。肌をきれいに見せてくれながらUVケアや保湿もしてくれる万能メイク道具です。
眉毛メイク
・アイブロウパウダー
眉毛の隙間を埋めて柔らかい印象に仕上げます。パウダーなのでやり直しも簡単で初心者でも扱いやすいメイク道具です。
・アイブロウペンシル
ペンのような形状で眉毛を足したり、形を整えたりする時に使います。スクリューブラシを使って馴染ませるとナチュラルな仕上がりになります。
・リキッドアイブロウ
眉尻をきれいに整えたい場合や、毛を一本づつ描きたい場合に使います。先が筆のようになっている物が多く、汗で落ちにくいウォータープルーフタイプがおすすめです。
・眉マスカラ
眉毛に色をつける場合に使います。眉の色と髪の色を合わせたり、アイブロウと眉の色のバランスを整えることができます。
アイメイク
・アイシャドウ
まぶたに塗り、目元を明るく見せたり、陰影をつくることで印象を変えることができます。マットタイプやラメタイプなど様々なものがありますが、初心者の方なら塗りやすいパウダータイプがおすすめです。
・アイライン
まぶたの際をくっきりと際立たせ、目を大きく見せてくれます。引き方で印象が大きく変わります。リキッド、ペンシル、ジェルなどのタイプがありますが、初心者の方なら使いやすいペンシルタイプがおすすめです。
・ビューラー
マスカラをつける前に、まつ毛をはさんでカールさせる道具です。ゴムの通常タイプの他、熱でカールさせる「ホットビューラー」もあります。
・マスカラ
まつ毛のカールをキープしてくれます。大きく分けて3種類があり、一本を太くして存在感をアップさせる「ボリュームアップタイプ」、まつ毛の長さをプラスする「ロングラッシュタイプ」、カールをキープする「カールタイプ」となっています。
チーク
チークは顔の血色をプラスし、骨格のバランスを整える効果があります。チークには3種類あります。
・パウダーチーク
ふんわりとした軽い仕上がりになり、ムラになりにくいので初心者の方におすすめです。
・クリームチーク
油分が多く、ツヤのある仕上がりになります。密着感があり、発色が良いところが特徴です。
・リキッドチーク
みずみずしい質感になり、自然な血色感がでます。馴染ませるのにコツが必要でやや上級者向けですが化粧もちがいいところがメリットとなります。
リップ
・リップスティック
定番のスティックタイプです。固形状なので鮮やかに発色します。
・リップグロス
唇にツヤ感を与え、ぷっくりとした印象になります。リップスティックと重ねて使うこともできます。
・リップペンシル
唇の輪郭を縁取る際に使います。輪郭がはっきりするとシャープな印象になります。
フレーム内側から光るライト付き鏡 GBK027B
イタリアのデザイナーがデザインしたライト付き鏡。イタリアのデザイナーによるスタイリッシュなLEDフレーム付ミラーライト。フレームの内側にLEDを配し、シャープな印象を与えるデザイン。空間をよりスタイリッシュに演出します。
<メイクに必要なもの>メイクのポイント
ここからはメイク道具の使い方のポイントについてご紹介します。
ベースメイク
下地は頬全体に広げ、余った分をおでこ、鼻にのばしていきます。ファンデーションは顔に点置きし、内側から外側に向けて広げていきます。指で広げる方法の他にブラシを使う塗り方もあります。パウダーは厚塗りになると乾燥してしまうことがあるので軽く塗るようにしましょう。
眉毛メイク
アイブロウは眉毛の流れにそって一本ずつ足すように描いていきます。仕上げにブラシでぼかすと自然な仕上がりになります。
アイメイク
アイシャドウは目尻と目頭を半円状に囲った「アイホール」に塗ります。アイホール全体に薄く塗った後、濃い色を重ねるときれいに仕上がります。アイラインは肘を机に固定するとぶれずに引くことができます。一重の人は目の際に細めに引き、目尻まで伸ばして引いていくと今っぽい印象になります。奥二重の人はまつ毛の隙間を埋めるように引いていき、目尻を少し太めにするときれいに仕上がります。二重の人はやわらかめのカラーを太めに引くようにしてみましょう。
チーク
チークは濃くなりすぎないように、笑った時に頬の高くなる部分と黒目の外側の交差する中心に軽く塗るとかわいさと色っぽさを合わせた印象になりおすすめです。
リップ
リップは輪郭を縁取るように塗っていきます。ぷっくり感を出したい時はリップペンシルで1mmほど外側を縁取り、リップスティックを重ね、グロスで仕上げると良いでしょう。
【まとめ】メイクに必要なものとは
初心者向けに基本的なメイク道具とメイク方法についてご紹介しましたが、人によって顔の特徴は違いますので、色々なメイク方法にチャレンジしながら自分に合ったメイク道具、メイク方法を見つけてみて下さい。