キッチンカウンターやダイニングの天井に取り付けてある、ダクトレールを見たことはありませんか?さまざまな使い方ができ、照明を複数吊り下げたり、観葉植物を吊り下げたりと、インテリアのセンスをワンランクアップさせてくれるアイテムです。
ダクトレールにはどんな種類があり、どんな使い方ができるのでしょうか?オシャレな使い方を紹介しますので、是非参考にしてみてください。
【スフィアシリーズ】 球状ランプが離れた Φ100×2ペンダントライト MPN035-2 MPN035D-2
お店やご自宅のダイニングテーブル上などに複数台設置しておしゃれな空間にします。球状のグローブくっついたタイプと合わせて設置するとさらに素敵な空間になります。
目次
色々な使い方ができる♪ダクトレールって何?
カフェや美容室などのオシャレな空間でよく見かけるダクトレール。一般家庭でも、取り付ける家庭が増えてきています。そんなダクトレールの仕組みについて知っておきましょう。
ダクトレールとは?
ダクトレールとは天井に取り付けるレール式の配線器具です。レール自体に電流が流れているため、レール上であればどこにでも照明を取り付けることができます。照明の多灯使いを手軽に叶えてくれる人気のアイテムです。
照明を取り付けるには、①最大ワット数と②耐荷重量を守る必要があります。
①最大ワット数
レール1本につき取り付けられるW数が決められています。全部の照明の合計が最大ワット数を超えないように気をつけましょう。
②耐荷重量
レール1本に取り付けられる照明の重さには制限があります。レールの種類によって耐荷重量は変わってきます。
工事不要のダクトレール
簡易取付タイプとコンセントプラグタイプは、取り付けに電気工事の必要がありません。DIYで手軽に取り付けることができます。
■簡易取付タイプ
天井に引掛シーリングや引掛ローゼットという配線器具があれば、取り付けることができます。配線器具の厚みの分、天井から浮いた形になります。天井に固定しないため、回転させて向きを変えることもでき、賃貸でも取り付けることができます。
■コンセントプラグタイプ
レールにコードがついていて、コンセントに差し込むことで使用することができます。配線器具がない場所でも取り付けることができますが、固定するにはネジを使うことになるため、賃貸では取り付けが難しい場合がほとんどです。コードがむき出しになってしまうので、気になる場合はモールなどで隠しましょう。
工事して取り付けるダクトレール
より天井面をスッキリさせ、見た目にこだわりたいなら電気工事をして取り付ける直付けタイプと埋込みタイプがオススメです♪
■直付けタイプ
電気工事をして天井裏で配線を繋ぎ、直接ネジで天井に固定して取り付けます。天井面から浮かないため、圧迫感がなくスッキリした印象に仕上がります。新築でなくても、リフォームでも対応しやすいダクトレールです。
■埋込みタイプ
天井に切り込みを入れて天井裏で配線を繋ぎ、レールを埋め込んだ形で取り付けます。天井から突き出ていないため天井がフラットになり、スタイリッシュな印象に仕上がります。他のタイプより費用がかかってしまい、天井に切り込みを入れるため、位置や向きを変える場合も大掛かりな工事が必要になります。
【ダクトレールの使い方①】ペンダントライト
ペンダントライトは天井からコードやチェーンで吊り下げて取り付けた照明です。低い位置で照らしたい箇所をスポット的に照らすことができ、インテリアとしても抜群の存在感を放ちます。
ダイニングテーブルに
ダイニングテーブル上部の天井に、テーブルと平行になるようにダクトレールを取り付け、ペンダントを複数吊り下げるスタイルが人気です。
大きめのペンダントライトを1灯吊り下げるだけでも十分オシャレな印象に仕上がりますが、小型のペンダントライトを複数取り付けると、インテリアのアクセントにもなり、オシャレな空間を演出することができます。
同じペンダントライトを複数取り付ける以外にも、色を変えてみたり、吊り下げる長さを変えることで、よりインテリア性がアップします。
キッチンカウンターに
ダクトレールをキッチンカウンターの天井に取り付け、キッチンの幅に合わせて複数ペンダントライトを吊り下げるスタイルがオシャレで実用的です。
ペンダントライトはスポット的に照らしたい場所を照らすことができるので、キッチンで調理する手元をピンポイントで明るく照らすことができます。
木目調ダクトレール用スポットライト
丸みがあるシンプルな形状で、コンパクトなスポットライト。光の方向を自由に変えることができ、壁に飾ってある絵やオブジェを照らすことができます。部屋の一部やインテリアを引き立たせるように照らすことができるのが特徴の照明です。
【ダクトレールの使い方②】スポットライト
スポットライトは照らしたい場所を部分的に照らすことができ、インテリアの演出性が高い照明です。角度調節できるものも多く、ピンポイントで照らしたい箇所を照らすことができます。
キッチンカウンターに
キッチンカウンターには、ペンダントライトの他にもスポットライトの多灯使いもオススメです。ダイニングとキッチンカウンターはすぐ隣にある場合が多いので、ダイニングテーブルにペンダントライトを吊り下げる場合、キッチンカウンターもペンダントライトだとごちゃごちゃした印象になることもあります。
そんな時はキッチンカウンターの天井は、シンプルなデザインのスポットライトにして、スッキリした印象に仕上げましょう。
間接照明として
壁側に設置したダクトレールにスポットライトを取り付け、壁のインテリアやテレビなどを照らすと、間接照明としても楽しむことができます。
間接照明を取り付けることで空間に陰影をつけることができ、立体的でメリハリのある印象に仕上がります。空間演出に抜群の効果が期待できます。
【ダクトレールの使い方③】よりオシャレに演出するには?
ダクトレールでもっとインテリア性をアップさせたい方にオススメの使い方を紹介します!
レールの色にこだわる
レールのカラーバリエーションは少ないですが、インテリアに合った色を選ぶと空間全体に統一感が生まれます。現在選ぶことができるカラーは基本的に、黒、白、シルバーや木製のものです。
複数設置する
広い空間であれば、ダクトレールを2本以上取り付けるのもオススメです。
L字型やコの字型、クロス型や四角型に囲んで、その箇所に合った照明を吊り下げてみましょう。
インテリアを吊り下げる
ダクトレールに取り付ける専用のフックが販売されています。フックを取り付けて、ハンギングプランターに入れた観葉植物や、紐で束ねたドライフラワーなどを飾ると、インテリアのアクセントとして楽しむことができます。
吊り下げ棚を吊るして雑貨を飾ったり、スピーカーを取り付けたりと、ダクトレールは照明以外も取り付けることができます。照明と観葉植物などを組み合わせてもオシャレですね。
まとめ
ダクトレールは照明の多灯使いを叶えてくれるアイテムとして人気です。賃貸でも取り付けることができるタイプや、電気工事をして取り付けるものなど、種類は様々です。
ペンダントライトやスポットライトなどの照明を複数取り付ける以外にも、ダクトレール用のフックを取り付けて、観葉植物やスピーカー、吊り下げ棚などを取り付けることもできます。
新築やリフォームの際は、より本格的な埋込みタイプや直付けタイプを検討してみてはいかがでしょうか?
ダクトレールを取り付けることで、インテリアの幅がぐんと広がります。ぜひインテリアのアクセントとして活用してみてください。ワンランクアップしたオシャレな空間を叶えることができます♪