北欧と聞いてみなさんはどんなものをイメージしますか?
「家具インテリア」「サウナ」「コーヒー」「寒い」がメジャーなところでしょうか。
しかしながら、北欧とは?と聞かれると少し困惑してしまいませんか。
そこで今回は、北欧とは?という問いにナナメウエに答えられるレベルの北欧の情報を共有いたします。
それではさっそくみていきましょう。
北欧とは?
日本では北欧風が人気ではありますが、ところで北欧とはいったい何を指しているのでしょうか。
そこでまずは北欧について基本的な部分から徐々に深掘りをしていきます。
北欧に属する国々とは
北欧に属する国々は基本的には、ノルウェー、スウェーデン、デンマークのスカンジナビア3か国に加え、フィンランド、アイスランドの5カ国を指します。
近年では北欧との結びつきを深めているバルト3国(エストニア・ラトビア・リトアニア)とドイツの北側も北欧風なニュアンスとして捉えられることがあります。
日本では北欧・バルト8カ国(NB8)と称してこの国々からなる地域的枠組みを認めています。
(参照:北欧・バルト8か国(NB8)+日本|外務省)
この地域では英語を話せる地域が大部分ですが、独自の言語も存在しています。
治安などもヨーロッパの中でトップクラスに良いとされています。
ヨーロッパにおける北欧の地位とは
北欧は生産性大国・幸福度が高い国々と揶揄されることが多いですよね。
実際、北欧各国とアメリカ、イギリス、中国、日本のGDPの比較表です。
北欧の国々の生産性の高さが光ってますよね。
続いて、幸福度ランキングは以下の通りです。
1位:フィンランド
2位:デンマーク
4位:アイスランド
6位:ノルウェー
7位:スウェーデン
17位:イギリス
19位:アメリカ
56位:日本
84位:中国
上記の経済指標と幸福度から見ても北欧もかなり住みやすい国々と言えるでしょう。
仕事もかなり効率的で幸せです、という感覚ですよね。
そして、新たな生き方・働き方という点においても北欧は世界をリードしている存在と言えるでしょう。
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北欧テイスト 円盤ペンダントライト アイボリー
円盤ペンダントライトは、植物ポットをぶらせげてエアプランツなどお好きな植物や砂をガラスの植物ポットにいれて、灯部真ん中に吊るしてテラリウムを楽しめます。植物ポット3個付きと植物ポット無しのどちらかを選べます。
北欧風が日本人に人気な理由とは?
北欧風インテリアやサウナなど北欧風は日本で人気が高いですよね。
そこで「北欧風」が日本人にとって人気な理由を解説していきながら、北欧風の特徴をお伝えします。
北欧風デザインの特徴とは
北欧風デザインの特徴は大きく5つあります。
1.ナチュラル感満載の自然をモチーフに
2.シンプルなデザイン
3.ミニマリズム
4.温かみのある木製
5.照明へのこだわり
寒く厳しい冬が続く北欧では、比較的生活用品も必要最低限で、機能性を大事にしたミニマリスト向けなデザインやアイテムが目立ちます。
特に北欧地域は日照時間が短く、照明へのこだわりは強いです。
だからこそ空間づくりにおいても照明の重要性が非常に高いです。
北欧の照明は日本のように白い蛍光灯の光ではなく、黄色く温かみのあるものが多いのが特徴です。
サウナ!コーヒー!北欧の文化とは
北欧の文化といえばどんなことを連想するでしょうか。
例えばこんなものがあります。
・サンタクロース
・ムーミン
・サウナ
・コーヒー
・白夜
・オーロラ
・お城
・サーモン
・雑貨
特にサウナをこよなく愛するフィンランドでは、日本の暑い中で一人でじっと待つスタイルの楽しみ方とは異なり、家族や友人とそれほど暑くない温度でリラックスして楽しむのが一般的です。
ちなみに実はサウナとはフィンランド語になります。
また北欧は世界でもっともコーヒーの消費量が多いエリアとも言われてますよ。
なんとその量は1日平均あたり日本人の2〜3倍と言われています。
北欧の家具インテリアの特徴とは
日本でも北欧家具メーカーが人気ですよね。
そういったメーカーやブランドが生まれる背景に、北欧地域は寒く暗い地域となります。
だからこそ、独自に家具インテリアが進化してきました。
先述した北欧デザインの特徴を基軸にした温かみのあるナチュラル感が特徴です。
北欧インテリアの選び方として、色、素材、家具、照明の4つの要素が大事となります。
お部屋のコンセプトを決める際は、この4つの要素をバランスよく選ぶことによって、温かみのある北欧風の空間の仕上がりになりますよ。
磁器ペンダントライト直径φ12.5cm 引掛シーリング MPN21 MPN21D
昼と夜と違った表情で楽しむペンダントライト。ダイニング等お部屋のワンポイントに清潔感あふれる純白な磁器素材を用いました。自然由来の素材なので、ナチュラルな空間にマッチします。
北欧に住んでいる人々の実際の暮らしとは
自然溢れる場所に住んでいそうなイメージがある北欧ですが、実は大半は、都会で暮らしているとのことです。
ノルウェー人の80.5%、スウェーデン人の85.8% 、デンマーク人の87.5% 、フィンランド人の84.2%、アイスランド人の94.2% は都市圏に住んでいます。
(参照:国連の統計)
しかし、都市圏とはいえ寒冷地域となります。
それでは実際の北欧の人の暮らし方もみていきましょう。
北欧の住宅の特徴とは
実際、日照時間が短く、気温もマイナス30度にも達してしまうことがある北欧では、家で快適に過ごすための工夫がたくさんあります。
・暖色系の照明やキャンドルで部屋を優しく温かみのある雰囲気に
・自然モチーフにして生命感あふれる温かいデザイン
・凸凹した形で太陽光を効率よく取り入れる
また日本との共通点もあります。
基本西欧では玄関は外から内へ開くタイプの「内開き」が主流なのですが、北欧では「外開き」であることが多いです。実は日本もほとんどが外開きです。
北欧の食生活の特徴とは
北欧人はジャガイモを主食とし、サーモンやニシンなど魚介類が中心です。
ちなみに日本で食べるサーモンもほとんどがノルウェー産です。
そしてノルウェーでは必ず「パン」を各家庭で常備しています。
また頻繁にお茶会やホームパーティを開催することでも有名です。
コーヒーやパンを食べながらコーヒータイムをとったり、パーティではビュッフェスタイルが基本となります。
北欧の娯楽や趣味の特徴とは
北欧は日本と比べて娯楽が少ないことで有名です。街にも遊園地、ゲームセンター、パチンコ店などもあまりありません。
日照時間や寒さもあり、外に出かけることも少ない北欧人にとって一番の娯楽は「家族との語らい」のようです。
もしかしたら、このゆったりとした時間が幸福度だったり、メリハリのある仕事の生産性を産むのではないでしょうか。
また家にいる時間が多いからこそ、洗練された家具インテリアと空間へのこだわりが強いのかもしれませんね。
手作りの磁器をセードに使用したペンダントライト
ダイニング等お部屋のワンポイントに清潔感あふれる純白な磁器素材を使用。磁器はひとつひとつ手作りです。自然由来の素材なので、ナチュラルな空間にマッチ。昼間は磁器の白さ、夜は磁器からもれる灯りがお部屋を素敵に照らします。
【まとめ】北欧とは?に答えられるようになりましたか
いかがでしたでしょうか。
今回は北欧とは?に答えられるようになりましたか。
北欧の気候とデザインが結びついている点も興味深いものがありますよね。
この記事では北欧の基本的な情報からナナメウエな情報までをお届けいたしました。
ぜひこの記事を読んで北欧気分を味わってみてください。