大人の雰囲気が漂うアンティーク風なリビング。
しかし、真似するとなるとどうしたらいいか悩んでしまうものです。
本記事ではアンティーク風なリビング作りに必要な家具選びのポイントと注意点を紹介します。
それではさっそくみていきましょう。
目次
アンティーク風リビングの特徴は
アンティーク以外によく聞くワードとして「ヴィンテージ」もよく聞きますが、この二つの違いはご存じでしょうか。
一般的にアンティークは100年を超えるものを指し、ヴィンテージは100年未満のものを指すことが多いです。
またアンティーク風リビングで大事なポイントを3点紹介します。
1.クラシカルな重厚感ある重めのトーンでまとめる
2.木は明るい色よりも古木など暗めの色味を選ぶ
3.質感にこだわる
アンティーク風リビングのメリットは
アンティーク風リビングを作る場合のメリットは大きく4点あります。
1.アンティーク家具は一点もので個性満載
2.味わい深い空間になる
3.アンティーク家具はトレンドとは異なり、長く愛用できるデザイン
4.アンティーク家具の価格
アンティーク家具は木材や装飾など一点一点が職人の手作業で作られているものが多いです。そのため、同じように手の込んだ現在販売されている家具を買うとなるとかなりの価格となります。
たしかに安価で購入できるインテリアショップもありますが、こだわりの一品を安価で買えるところがアンティーク家具の醍醐味です。
またアンティーク家具は、長い歴史の間使われ続けてきた、いわば時代に影響されない定番のアイテムともいえます。
こだわりのあるアンティーク家具をリビングに置くだけで味わい深い空間になること間違いなしです。
幾何学的なワイヤーの3灯ペンダントライト
クリア電球と黒いワイヤーシェードが特徴的な3灯のペンダントライトです。見る角度によって幾何学的に見えたり表情が変化する飽きのこないデザイン。黒いワイヤーシェードと対照的に輝くトレンド色のコッパーカラーメッキ(銅色)のソケットカバーがワンポイントアクセント。
アンティーク風リビングのデメリットは
アンティーク風リビングのデメリットは3点あります。
1.アンティーク家具は少なからず傷ついていることがある
2.アンティーク家具は作りがこだわっている分、サイズが大きかったり、重量も重かったりする
3.ハマりすぎると沼で、ついつい出費がかさばる
アンティーク風リビングを作るためにアンティーク家具をネットオークションなどを利用して購入することも多いです。写真は掲載されていますが、実際は傷がついていたりする場合もあります。
またアンティーク家具は現在の一般的なものよりも大きめに作られていることが多いので、実際自宅に届いたときに大きさや重すぎてトラブルになってしまうケースもあるので注意してください。
そして、一点ものが多いアンティークの家具は、ついついコレクター的に集め始めてしまうと出費が大変なことになりますよ。
照明でアンティーク風リビングにする
アンティーク風リビングにおける照明の選び方や注意点をお伝えします。
アンティーク風リビングに映える照明選びのポイント
照明はお部屋の印象を決める大事な要素です。
数ある照明の中でも「ペンダントライト」は、アンティーク風リビングに取り入れやすいアイテムです。
天井から吊るされるペンダントライトは電球を覆うシェードで見せることもでき、光で家具や空間に質感を与えます。
ペンダントライトのシェードも「ガラス」「ホウロウ」「ビーズ」「陶器」と種類はさまざまです。
どのタイプでもアンティーク風な仕上がりになりますのでお好みのものを選んでください。
照明でアンティーク風リビングに仕上げるコツと注意点
重厚感ある家具インテリアの色味には、控えめな明るさで照らすと良いでしょう。
ペンダントライトに関しては、電球の光の強さだけではなく吊り下げる高さやシェードによって光の色味や範囲も変わってきます。
また、ペンダントライト以外でも間接照明もおすすめです。部屋全体を柔らかくすることで味わい深い空間の仕上がりになりますよ。
アウトドアでもよく見るようなLEDランタンなども置くと味わい深いアンティーク風の雰囲気に変わりますよ。
マットな質感 磁器ペンダントライト 直径φ11cm 引掛シーリング MPN20 ダクトプラグ MPN20D
ダイニング等お部屋のワンポイントに。清潔感あふれる純白な磁器素材を用いた照明です。自然由来の素材なので、ナチュラルな空間にマッチします。
テーブルとイスでアンティーク風リビングにする
アンティーク風リビングにおけるテーブルやイスの選び方や注意点をお伝えします。
アンティーク風リビングに映えるテーブルとイス選びのポイント
まずテーブルの選び方で大事なポイントは「大きさ」「使い方」「天板」「デザイン」「木材・色」が挙げられます。
テーブルといってもダイニングテーブルだけではなく、コンパクトサイズなサイドテーブルから、座って使えるローテーブル、片面を壁につけて飾り用で使うコンソールテーブルなどさまざまです。
次にイス選びで大事なポイントは、「大きさ」「使い方」「デザイン」「背もたれと座板」「木材・色」「座り心地」です。
テーブルと同様に椅子もいろんな種類があります。
例えば、ダイニングチェアに加え、サイドテーブル代わりにもなるアーコールチェア、玄関先にサロンチェアがあります。
テーブルや椅子はいってしまえば板と脚のシンプルな組み合わせなのですが、その分デザインは際立ちます。
テーブルとイスでアンティーク風リビングに仕上げるコツと注意点
よくアルコール入りの消毒剤でテーブルやイスを拭いて掃除をしている方がいると思いますが、自然塗料を使っているものは、アルコールで塗装が剥がれてしまう可能性があるので気をつけましょう。
アルコールが使えるのはウレタン塗装の家具のみです。
そして直射日光や乾燥、湿気にも注意しましょう。
アンティーク家具のテーブルやイスは無垢材が使われていることも多いのですが、この無垢材は乾燥や湿気に非常に敏感です。直射日光は天板の色あせやひび割れの原因にもなるので気をつけましょう。
そのため、自然塗料を使った家具の場合は、購入したらまずワックスを塗ることをおすすめします。
カーテンでアンティーク風リビングにする
アンティーク感溢れる空間に癒されるカーテンの選び方について解説します。
アンティーク風リビングに映えるカーテン選びのポイント
カーテンの存在って実は思っている以上に大きいですよね。
空間における占有面積もカーテンはそれなりにあるものです。
カーテンの選び方のポイントは以下の通りです。
1.リビングの窓の種類とサイズを確認しておく
2.生地の素材、質感や色を決める
3.壁や床の色を確認しておく
掃き出し窓、腰窓や出窓によってもカーテンの大きさは変わります。
また、上品さが漂うアンティーク風カーテンは少しくすみのある穏やかな色味を選ぶのが無難でしょう。
柄物を選ぶ際には慎重に他の家具インテリアとのバランスを見て選択すると良いでしょう。
カーテンでアンティーク風リビングに仕上げるコツと注意点
カーテンは掃き出し窓の場合、空間に与える影響は大きいです。
そのため、木以外の布製品であることが多いソファ、ラグ、クッションとのカーテンの色味や柄の相性は非常に重要となってきますよ。
このアイテムたちがトーンとが揃っていると部屋全体がまとまりテーブルやイス、棚などの木製家具が引き立つことでしょう。
逆にいうとカーテンを軸に、クッションやソファカバーを変更すると良いです。
【まとめ】アンティークなリビングで素敵な時間を過ごしませんか?
いかがでしたでしょうか。 通常の家具とはまた違ったアンティーク家具をリビングに取り入れることで、味わい深い空間に仕上がりますね。 しかし、アンティーク家具の購入や手入れの仕方にも注意点があることは忘れないでくださいね。 それではアンティークなリビングで素敵なお時間をお過ごしください。