パーティーやイベントなどここぞというときに普段と違う濃いめメイクにチャレンジしたいという方も多いと思います。しかしやってみると「似合ってない…」、「あんまり変わってない…」ということになったりしませんか?ここでは濃いめメイクのつくり方についてご紹介します。かわいい濃いめメイクのつくり方についてパーツごとにまとめていきますので参考にしてみて下さい。
目次
<かわいい濃いめメイク>濃いメイクが似合わない人とは?
一般的に濃いめメイクが似合わないと言われている顔のタイプにはどのような特徴があるのでしょうか?
童顔の方
黒目が大きく、頬がふっくらしている童顔の方はやわらかく、親しみやすい印象を受けます。童顔の方が濃いめメイクをすると顔のパーツの印象が強すぎて違和感を与えてしまいます。普段の顔がやわらかい印象ですので、そのギャップが「怖い」と感じたり、「背伸び感」を強く感じたりします。
彫りの深いハーフ顔の方
パーツひとつひとつがはっきりしていて彫りの深い方は、濃いめのメイクをすると「ケバい」印象になりがちです。整った顔立ちはメイクをしなくても出来上がった印象があり、さらに濃いメイクをするとパーツの主張が強くなりすぎに感じてしまいます。
一重・奥二重の方
一重や奥二重の方はアイラインやアイシャドウを使うと、微かな二重線がつぶれてしまい、逆に目が小さく見えてしまいます。一重・奥二重の方は目元はナチュラルに仕上げた方が良いと言われていますので濃いめメイクに向いていない場合が多いです。
<かわいい濃いめメイク>かわいく仕上げるポイントとは?
濃いめメイクに向いていない方についてご紹介しましたが、自分が「童顔」、「彫りの深い顔」だったからと言ってあきらめる必要はありません。しっかりポイントをおさえておけばかわいい濃いめメイクにチャレンジできます。ここでは濃いめメイクをつくるポイントについてご紹介します。
「盛る」パーツを2つまでにする
全てのパーツを強調しすぎるのはNGです。パーツを決め、盛るポイントを2つまでにしましょう。3つ以上盛ってしまうとケバく見えてしまいます。
「黒」の使い方に注意
濃いめメイクというと「黒」を使ってしまいがちですが、黒を多用すると怖い印象が強くなってしまいます。特に目元は黒のアイシャドウ・アイライン・マスカラなどを使う際は注意しましょう。
仕上げに「ぼかし」を忘れない
濃いめのメイクをする時は、必ず仕上げにぼかしを入れるようにしましょう。エッジをぼかさないとケバさが強調されます。メイクを肌に馴染ませることが大切です。
<かわいい濃いめメイク>ベースメイク編
ファンデーションはメリハリがポイントになります。濃いめメイクだからといって顔全体を厚塗りしてはいけません。人の目線の集まる顔の中心に徹底的に塗ると良いでしょう。また、ニキビやニキビ痕はファンデーションでなくコンシーラーでピンポイントにカバーしましょう。コンシーラーは手の甲に乗せ、指で優しく馴染ませながら塗ると崩れにくくなります。
濃いめメイクはツヤ感より「陶器感」が大事です。フェイスパウダーを使い毛穴をカバーし、サラサラ感を出してあげましょう。この際ブラシよりパフで仕上げた方がマットな質感が出ておすすめです。
角ばった輪郭の方や、のっぺり顔の方はハイライトとシェーディングでくっきりとした鼻筋をつくってあげましょう。ハイライトは鼻先、頬骨の高い位置に入れると鼻が高く見えます。また、目頭に乗せると目が大きく見える効果もあります。シェーディングは鼻筋部分に乗せるときれいに鼻筋がきれいに見えます。童顔の方はフェイスラインに入れて輪郭のふっくら感をおさえるとシャープな印象をつくることができます。
顔の濃い方はハイライトを「色のつかないツヤ感タイプ」を使いましょう。色がつくと顔立ちがはっきりしすぎて舞台メイクのようになってしまいます。部分的なきらめきで肌をきれいにみせる程度におさえると良いでしょう。
チークは広げすぎず部分的に入れます。アイメイクやリップの印象を強調するためチークは控えめにしておきましょう。
<かわいい濃いめメイク>目・眉毛編
眉毛は眉尻を細くシャープに仕上げましょう。適度な抜け感が出せます。アイブロウペンシルは少し暗めの色を使用し、眉尻から描いていきます。毛を一本ずつ描いていくイメージです。眉尻ができたら眉頭まで描き足していきますが、眉頭は控えめにするとナチュラル感も出すことができます。
アイブロウパウダーで眉毛をぼかしたらそのままノーズシャドウを描きます。これでさらに眉毛を立体的に見せることができます。シェーディングを眉頭の下から鼻の骨に沿って入れると彫りの深い立体的な仕上がりになります。
アイブロウマスカラは通常髪色より明るい色を使いますが、濃いめメイクの場合は髪色より暗めのカラーで眉毛の存在感をアピールしましょう。
アイシャドウは境目をぼかし、グラデーションをつくるように仕上げます。濃い色のアイシャドウを塗り、ブレンディングブラシなどでぼかしていきます。この際アイホールまで広範囲にぼかすのがポイントとなります。
アイラインはブラウン、ネイビー、カーキなどのダークカラーを使い、太く、長めに入れていきます。上下にしっかり入れアイシャドウでぼかすと、目元が強調され奥行きのある目元になります。
<かわいい濃いめメイク>まつ毛編
つけまつ毛はケバさがでてしまいますので、地まつ毛で抜け感をつくりましょう。長く見せるために、ビューラーでしっかりカールをつくることが大切です。まつ毛が上がりにくい方はホットビューラーを使うと上がりやすいと思います。
マスカラはネイビーやボルドーなどのカラーマスカラがおすすめで、今っぽい雰囲気になります。まつ毛を強調したいときはロングタイプとボリュームタイプのマスカラを合わせて使っても良いでしょう。
<かわいい濃いめメイク>リップ編
リップを強調させると女性らしさが引き立ちます。唇に立体感を持たせるようにしましょう。ツヤ感があるものよりマット感のあるものの方が濃いめメイクに馴染みます。
口元のくすみが気になる場合はコンシーラーでカバーしましょう。しっかりカバーすることできれいな色味を出すことができます。唇の輪郭をつくるように塗り、外側へ向けてスポンジやブラシでぼかしていきましょう。
リップカラーは色によって印象が変わってきます。レッドは女性らしい華やかな印象となり、オレンジは明るく元気な印象、ブラウンはクールな大人っぽい印象です。自分の好みに合わせて選択しましょう。
リップは唇の輪郭を縁取るように塗っていきます。これにより唇がより強調されます。唇より少し外側を縁取ると立体感が出ます。また、さらに強調したいときはラメやグロスを使用しましょう。より立体的でぷっくりした唇に仕上がります。
【まとめ】濃いめメイクでいつもと違う自分になろう!
今回はかわいい濃いめメイクのつくり方のポイントについてまとめてみました。この他にもかわいく見せる方法はあると思います。自分には濃いめメイクは合わないとあきらめてしまう前に、今回ご紹介したメイク方法を参考に濃いめメイクに挑戦してみて下さい。きっと新しい自分と出会えると思います。