まだ続くかもしれないステイホーム生活をもっと快適に過ごすために、お家の新築やリフォームを検討されている方も多いのではないでしょうか?ここでは新築とリフォームの違いやそれぞれのメリット・デメリットを比較しながらご紹介していきます。
既にマイホームを持っている方や、これから購入を検討されている方で新築かリフォームか迷っている方も、ぜひ参考にしてみてください。それでは、見ていきましょう!
新築とリフォームはどんな違いがある?
まず初めに、新築とリフォームではどのような違いがあるのかをご紹介していきます。新築と内装のどちらも内装や外装が綺麗!や新しい!というイメージを持っている方が多いと思いますが、詳しく見ていくと工期や支払う税金などにも違いがあります。
今からご紹介する新築とリフォームの違いをしっかり理解して、マイホームを購入する際の参考にしましょう。
①新築・建て替えとは?
新築とは多くの方がイメージしているような、更地に一から家を建てていくことを新築と言います。新築は外観から間取りなども自分で選ぶことができるので、とても自由度が高く多くの方がマイホームで新築を選びます。
建て替えとは元々ある古い家を解体し、そこに新しく家を建てることを建て替えと言います。建て替えの場合も、新築のようにすることも可能ですし、古い家の時にあった問題点などを解消して建て替えることもできます。
②リフォームとは?
中古住宅などを、新築のように外装や内装を綺麗にすることをリフォームと言います。また、リフォームの場合は家全体を変える必要がなく、既存の使える部分を残しながら自分好みの間取りや内装へ変えることができます。
リフォームだと新築や建て替えに比べ、費用を安く抑えられたり、良い立地なのに中古住宅ということでお得に購入できるチャンスもあります。
③税金などの違いはある?
よく知られているのは、”住宅ローン控除”や”すまい給付金”です。新築とリフォームの場合、これらの制度を利用できるのか?を詳しくご紹介していきます。
〜住宅ローン控除〜
[新築の場合]
住宅ローン減税制度を受ける条件として、住宅ローンの利用が必須です。
新築で家を持つ方は、住宅ローンを利用するケースが多いので、住宅ローン控除制度を使うことが可能です。
[リフォームの場合]
住宅ローン減税制度を受ける条件としてリフォームも対象に入っていますが、いくつか細かい条件があるので注意が必要です。
・大規模な修繕、模様替えであること(増築・改築など)
・耐震改修工事
・バリアフリー改修工事
・省エネ改修工事
・100万円を超えるリフォーム工事
このようなリフォームをした場合は、住宅ローン減税制度を利用することができます。ただ、リフォームの場合は住宅ローンを利用しない方も多いので、住宅ローン控除を受けれないこともしばしばあります。
〜すまい給付金〜
こちらの制度は新築の場合、所得に応じて一定の給付金が受け取れますが、リフォームの場合は対象外です。ただ、すまい給付金は住宅購入時に利用できる制度なので、中古住宅を購入した際の費用は制度の対象になります。そのため中古住宅を購入した後に、すまい給付金制度を利用し、受け取った給付金をリフォーム費用に充てることが可能です。
新築にした場合のメリット・デメリットは?
それぞれの違いを理解していただいたところで、新築にした場合のメリット・デメリットを見ていきましょう!新築で住宅を購入する際は、大きな費用がかかるので自分の希望にあった家をゲットする為にも、ここでご紹介する内容を参考にしてみてください。
①新築のメリット
間取りやデザイン、設備などを自分で決めることができるので、自由度が高いです。また、耐震性や耐熱性などは最新の基準に沿って設計されて建てられるので、中古住宅やリフォームに比べて、安全面でも安心できます。
土地選びは大変ですが、住みたいエリアで土地を見つけることができれば、そこに自分の希望に合った家を建てることができます。
②新築のデメリット
最新の建築技術や設備を利用することで、リフォームより費用がかかってしまいます。また、家が出来上がるまでは家の全体像がつかみにくいので、家が建って実際に住んで見るとイメージと違った!や、使い勝手が微妙!と感じてしまうことが起きてしまうかもしれません。
こういったケースの場合、新築住宅でもすぐリフォームをすることも可能ですが、新築の住宅ローンを返済しながら、リフォームの費用もかかってしまうことになるので、費用面での負担が大きくなる可能性があります。
③新築はどんな人に向いている?
自分の理想をしっかりと反映した家を持ちたい方には、リフォームより新築住宅がおすすめです。住み心地などは、実際に家が出来上がってからでないとわかりませんが、新しい土地で自分が建てた家で生活してみたい!と思える方は、新築が向いていると思います。
最近では、SNSでも新築で家を持つ場合のアドバイスやデザインなどの情報も豊富にあるので、自分の理想と実際に家を建てた方のリアルな感想も参考にすることできます。
リフォームにした場合のメリット・デメリットは?
最近では、古民家のリフォームや団地の家をリフォームしたりと、色々なリフォームスタイルが多くあります。新築に比べ費用面を抑えれるリフォームですが、どのようなメリット・デメリットがあるのか詳しく見ていきましょう!
①リフォームのメリット
やはり、新築に比べリフォームだと費用を抑えれるところが大きなメリットです。新築だと土地選びから始まり、家の設計まで行わなければいけないので費用も考えると、自分の希望を全て叶えることが難しい場合が多いです。
リフォームの場合は住宅購入の費用を抑えた分、リフォーム費用にお金をかけることができるので、こだわった家づくりをしやすいというメリットもあります。
また、中古住宅を購入しリフォームする場合は、既存の物件を目で見て確認することができるので、実際に住んだ場合のイメージがしやすいです。その他にも、家族で受け継いできた家などは、今風に住みやすい家に変えることができるのもリフォームのメリットです。
②リフォームのデメリット
中古住宅を購入しリフォームをする場合はその建物の構造上、リフォームできる内容が制限されてしまうケースがあります。例えば、構造上重要になってくる耐久壁などは撤去が難しいです。その他にも、せっかく購入した家なのに既存の部分を変えられないことで、自分が思っていたイメージと大きくかけ離れてしまう場合もあります。
また、耐震性や耐熱性も新築に比べて低いことが多いです。リフォームで家の性能を向上させることも可能ですが、全てを最新の性能へ変えることが難しいというデメリットがあります。
③リフォームはどんな人に向いている?
既存の家を自分流に変えたい方には、住み心地や費用面なども含めて考えるとリフォームがおすすめです。新築とは違い全てを新しく作り変えることは難しいので、自分のライフスタイルに合った家や、その環境や時代に合った家が良いという方にはリフォームが向いていると思います。
また、既存の家の良さを残しつつ、最新の技術を取り入れることもできるリフォームは、その家の良さを引き継ぐことに繋がるので、より思い入れのある家を持つことができます。
まとめ
新築とリフォームの違いや、それぞれのメリット・デメリットを比較しながらご紹介していきました。参考にできる情報は見つけられましたか?
家の購入や作り替えには大きな費用がかかるのと、税金や利用できる制度にも違いがあることがわかったので、新築とリフォームのメリット・デメリットをしっかり理解して、自分の希望に合った家に住めるよう、ここでの情報を役立ててください!