新築の戸建てを購入するなら、内装はとことんこだわりたいですよね。「収納を充実させたい」「対面キッチンがいい」など、こだわり出したらキリがありません。
しかし、こだわりすぎると予算オーバーしてしまうのが難しいところです。
マイホームは生涯で1番大きい買い物と言われています。ポイントをおさえて、後悔しない内装にしましょう。
目次
【新築戸建ての内装】①間取りはどうする?
新築で戸建てを建てる際に、1番難しいのが間取りですよね。家族構成を考えて部屋の数を決めたり、将来を見据えて間取りを考える必要があります。
部屋の数は?
現在は夫婦とお子さん1人でも、将来的にお子さんが増えたり、両親を呼んで同居したりと家族構成は変わります。
子供部屋は広めの部屋1室を設けて、将来的に2つに分割するという方法もあります。将来両親を呼んで同居する可能性があるなら、和室はリビング続きではなく、独立した1室として設けておくのがオススメです。
将来を見据えて、部屋の数を決めましょう。
家事動線を考える
普段の生活の中で、洗濯を回しながら料理や掃除をしたり、お子さんの世話をしたりと、何かと家の中を行ったり来たりしなければならないことが多いと思います。
家事がしやすくなるように水回りを1箇所にまとめたり、洗濯を干すスペースをなるべく洗濯機の近くに設けた間取りにすると、家事の無駄を省くことができます。
収納はどうする?
お部屋に物をごちゃごちゃと置きたくない…という方は、収納にもこだわりましょう。しかし収納を広くすると、その分お部屋のスペースは狭くなってしまうので、広ければいいというわけではありません。
花粉症でお悩みの方は玄関横にコートなどをしまっておける収納を設けると、お部屋まで花粉を持ち込まなくて済みます。
また洗面所の横にランドリールームを設けると、タオルや下着類、洗剤などのストックを保管しておくことができたり、洗濯を干すことができたりととても便利です。
【新築戸建ての内装】②床材はどうする?
床の色や材質でお部屋の印象はだいぶ変わってきます。ここでは代表的な3種類を紹介します。
無垢材フローリング
自然の木目が美しい無垢材は、温かみが感じられ人気です。よく使われるのはブナやナラなどの広葉樹や、スギやヒノキの針葉樹です。
肌触りが良く保湿性にも優れている点が大きなメリットです。また経年による色や艶の変化を楽しむことができます。しかし、水に弱く傷がつきやすいというデメリットもあります。
複合フローリング
薄い合板を重ねた上に木目の化粧シートを貼った床材です。水に強いため、小さなお子さんがいる家庭では安心です。また、無垢材と比べると価格は安いので、他でコストをかけたい方にはオススメです。
しかし、無垢材のような保湿性はなく、自然素材の温かさや肌触りの良さは物足りなく感じるかもしれません。
クッションフロア
クッションフロアとは、塩化ビニールにクッション材が入っている床材のことです。トイレや洗面所によく使われています。
タイル柄や木目柄、大理石柄など様々な種類があるので、イメージに合うものを選んでみましょう。
【新築戸建ての内装】③壁紙はどうする?
壁紙を選ぶ際は、サンプルやカタログなど様々なものの中から選ぶ必要があります。たくさんの種類の中から、お部屋のイメージに合ったものを選びましょう。
白い壁紙の選び方
ほとんどのご家庭では、白色の壁紙をメインとして使っています。しかし「白色」といっても、種類がたくさんあるので、何を選んだらいいのかわからない方も多いのではないでしょうか?
真っ白な壁紙は実際に壁一面に貼ってみると、明るく感じてしまうことがあります。少しベージュがかった白やブルーがかった白など、色味が入っていた方が自然な印象に仕上がります。
アクセントクロスを取り入れる
お部屋の壁の一面や天井に色や柄を入れたアクセントクロスが人気です。イメージするお部屋のコンセプトに合った色や柄を選びましょう。
カタログやサンプルで見て、「これがいい!」と思っても、一面に貼ってみると印象が全く違う…なんてこともあります。あらかじめイメージするお部屋のインテリア画像などを用意しておいて、住宅会社の方に相談してみましょう。
【新築戸建ての内装】④水回りはどうする?
家事をする上で、水回りはとても大切ですよね。水回りを1箇所に集中させると、配管設備の費用を安く抑えることができます!
システムキッチン
キッチンは使いやすさもオシャレさも重視して選びたいですよね。対面キッチン、壁付けキッチン、アイランドキッチンなど、配置も考えなければいけません。
吊戸棚や壁面収納を取り付けて収納を充実させると、後で収納を購入する必要もなく、キッチン全体に一体感が生まれます。
最近では対面キッチンの場合、吊戸棚をなくして天井に仕切りのない開放的な空間が人気です。
洗面所
最近では洗い場部分が小さめのオシャレなタイプが人気です。歯磨きや洗顔に使う分には十分ですが、いずれお子さんの内ズックやスポーツの泥の汚れなどを洗うには、洗い場が小さすぎた…水量が足りない…といった問題も出てきます。
今だけでなく、今後の家族構成も考慮して選びましょう。
お風呂場
大きいお風呂は憧れますが、コストがかかってしまい掃除が大変というデメリットもあります。ショールームなどで実際に浴槽に入ってサイズ感を確かめてみましょう。
最近では壁にアクセントカラーや木目、タイル風の柄を取り入れるスタイルが人気です。
トイレ
トイレをリビングやダイニングの近くに配置すると、音や匂いが気になる…という問題が出てきます。また家族が多いと1つでは足りず、2階にもトイレを設けるなどの工夫が必要です。
トイレ内に洗い場を設けたり、タンクのないタイプがスタイリッシュで人気を集めています。
【新築戸建ての内装】⑥照明はどうする?
照明は空間にあったものを選びましょう。新築時にしか取り付けられないものもありますので、検討してみましょう。
ダクトレールを取り付ける
対面キッチンやダイニングテーブルの上に、ダクトレールというレールを取り付けて、ペンダントライトを吊り下げるスタイルが人気です。後付けするとなると難しいので、新築のタイミングで検討してみましょう。
ダウンライト
ダウンライトは天井に埋め込んだ小型の照明です。天井に穴を開けるため、検討するなら新築のタイミングがオススメ。玄関やリビング、廊下、寝室に取り入れる照明として人気です。
新築の戸建てを少しでも安く購入するコツ
どんなに内装にこだわりたくても、こだわりすぎて予算オーバーしてしまっては意味がありませんよね。
ウェブで「注文住宅一括資料請求」を使うと、予算内で希望の条件を叶えてくれる住宅会社が見つかり安くなります。たくさんの住宅会社から見積りや間取りの提案を受けることができるのでオススメです。
まとめ
新築で戸建てを購入する場合、間取りを考えるのはとても大変なことです。また、こだわりすぎると予算オーバーしてしまうため、「注文住宅一括資料請求」をして、複数の住宅会社を比較してみましょう。
壁紙や床材は種類が多すぎて選ぶのが大変なので、あらかじめどんなお部屋にしたいのか、イメージを固めておきましょう。新築のタイミングでしか検討できない収納や照明もありますので、よく相談して納得のいくものを選びましょう。
念願のマイホーム、よく考えて快適で素敵な空間にしましょう。