リフォームを考えている人がまず行動する時に思い浮かぶのが住宅設備や建材の「ショールーム」ではないでしょうか。「まだリフォームをすると決めていないから…」「なんか敷居が高い…」と考える人もいると思います。そんな今一歩足が向かない方に向けてショールームについてご紹介していきます。ショールームってどんなところ?ショールームで何をみればいいの?といった疑問をお持ちの方は参考にしてみて下さい。
白い布セードが印象的な5灯LEDシャンデリア GCH001-5SD 引掛けシーリング
昔から使われてきたロウソクを立てるための台「燭台」をモチーフとしたデザイン。どこか懐かしさを彷彿とさせ穏やかな心地にしてくれます。
目次
<住宅リフォーム>ショールームとは?
店舗型から生活提案型へ
以前のショールームといえば商品が並んでいるだけの展示場のようなものでしたが、最近では商品ではなく、暮らしそのものを提案する展示に変わり、実際に商品を使った生活体験ができるような仕組みに変わってきています。その商品を生活に取り入れるとどのような暮らしに変化するのかを伝えるための場所というメーカーの思いが表れています。
例えば、実際の暮らしの中では炊事をしながら洗濯をするという場面もありますが、こういった場合での間取りを再現したり、実際に料理をし、コンロの使い勝手を体験、また味の確認ができる試食コーナーがあったりします。
中にはシステムバスにお湯をはり、お風呂に入れたり、ミストサウナの体験ができたりもします。
興味本位でもOK!もちろんリフォームが決まっている人も!
すでに新築やリフォームが進み、具体的な商品の選定のために現物を確認するため施工業者と一緒に見に行く場合もあります。ショールームではCGでのイメージ画像の作成や、グレード別に価格を算出してくれたり、新製品、人気商品の情報を得られたりと現物の確認の他、検討段階から具体的なプランへ進める上で重要となります。
しかし、現在は土日に家族で買い物帰りに立ち寄ったり、一人でふらっと立ち寄る人も増えてきているそうです。実はショールームでは基本的に販売は行われておらず、その場で何かを売りつけられる心配はありません。まだ計画段階で実際に行うか決めていない場合でものんびり見てまわることができるのです。
<住宅リフォーム>ショールーム活用のメリットとは?
では具体的にショールームを利用する際のメリットとはどのようなものがあるのでしょうか。
実物の商品に触れることができる
一番のメリットはカタログだけでは分からない実際の使い心地や質感を体験できることでしょう。ネット通販などに抵抗を感じている人はこの不安感をぬぐえないからだと思いますが、実際にショールームで商品に触れることで使用時のイメージがわきやすくなります。
現在使っている古い製品との違い、最新式の機能の体験などカタログだけでは分からない部分を確認することができます。
サイズや色味、デザインなどがわかる
カタログではイメージしづらい商品のサイズ感や、色味、デザインなどを確認することができます。また、製品ごとのグレードもありますので、自分が欲しい機能がついているものがどの程度の予算で購入できるのか、このくらいの予算ならどこまでの機能がついてくるのかなど、バリエーションについて比較できるのもショールームのメリットとなります。
商品の細かい説明が受けられる
ショールームには専門のアドバイザーがいますので、希望に沿ったアドバイスを受けることができます。最新機能の使い方や、実際にどのような場面で使えるのか、また自分の要望がある場合は予算をどのくらいで考えるべきなのかなどどんどん聞いてみましょう。
ショールームによってはイベントや勉強会を開いているところもあるので、参加してみても良いでしょう。
何度行っても無料
リフォームの際の住宅設備は高額となりますので一度で即決できるものではありません。見て検討、また見て検討と何度も比較検討を繰り返すことになるでしょう。後悔をしないためにも納得できるまで何度も足を運べるのはショールームの大きなメリットとなります。
<住宅リフォーム>ショールームへ行く前に
ふらっと立ち寄るのも良いですが、効率良くショールームを活用するためにはある程度の準備をしていくと良いことがあります。こちらではショールームに行く前に準備しておくことについてご紹介します。
事前に予約しておく
予約しなくても見学は可能ですが、担当アドバイザーにしっかり説明を聞きたい場合は事前に予約しておくと良いでしょう。特に週末は混み合う可能性がありますので予約なしの場合、説明を受けれないことも考えられます。予約の際はどのような内容のリフォームを考えているのか伝えておくと当日の話し合いもスムーズに入ることができるでしょう。
ある程度カタログを確認しておく
カタログはネットで取り寄せることもできます。ある程度商品を絞っておくとショールームでの検討も時間の節約となるでしょう。また、全く相場が分からない状態でショールームに行くのは不安を感じやすくなりますので、カタログで商品の相場をつかんでおきましょう。
採寸しておく
あらかじめ住んでいる家の平面図を用意できると良いでしょう。また、商品を置くスペースがどのくらいかを測っておくとアドバイザーとの話し合いもスムーズに行うことができます。
リフォームしたい箇所の写真を撮っておくというのも有効です。できるだけ情報を提供できればそれだけイメージを共有しやすくなります。
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鏡の中にフラットに埋め込んだスタイリッシュなオリジナルミラーライト。ホテルなど施設にぴったりな大型サイズ600×900ミリ。鏡の正面にスイッチが付いて、手をかざすけで点灯消灯ができます。
<住宅リフォーム>ショールーム活用のポイントとは?
ショールームに行ったらどのようなポイントに注意して活用すれば良いのでしょうか。せっかく足を運んだのに収穫ゼロとならないためにショールーム活用のポイントについてもご紹介していきます。
自分の要望をまとめておく
自分がリフォームする目的をはっきりさせておきましょう。これをまとめておくことで最も重要視しているポイントが明確になります。「ここだけは外せない!」という機能があればそれをメインとして予算・デザインなどを選択していくことができるでしょう。
実際に使ってみる
せっかくショールームに行っても見ているだけではイメージはつかめません。実際に使っている自分をイメージしながらその場に立ってみましょう。キッチン・洗面台などは高さ、広さの他、かがんだときの姿勢や、手を伸ばしたときの使い勝手なども重要です。どんどん使ってみましょう。
予算を伝える
アドバイザーにあらかじめ予算を伝えておくとその後の商談もスムーズに進みます。価格が高いものは機能も充実していますし、販売側もおすすめの製品となるでしょう。しかし購入する方は予算がありますので予算オーバーの製品についての説明時間は無駄な時間となってしまいます。
あらかじめカタログなどで相場を確認し、自分の予算を決めておくことで的確なアドバイスを受けることができるでしょう。
すべての機能を試してみる
気になる製品があればその製品のすべての機能を試してみましょう。引き出しや扉の開閉のしやすさ、水回りの水栓の使い勝手など、細かい部分も確認しておくことが大切です。
最近では収納に工夫を凝らした製品も多いので、どのような収納方法でどのようなものを収納できるのかなどを自分が使っているものでイメージしてみることもおすすめです。
必要があれば写真をとる
見学してみて覚えたつもりでも家に帰って検討するとき、「ここはどうだったっけ?」と考えてしまうことはよくあります。気になる商品があれば写真を撮っておくことをおすすめします。この際、全体的なデザインはカタログで確認できますので、細かい部分に絞ってみても良いでしょう。
メンテナンス方法を確認する
ショールームに並んでいる製品はきれいにメンテナンスされていますので忘れてしまいがちなのが、「メンテナンスについて」です。実際に使っていけば清掃の必要もありますし、万が一故障があった際のアフターサービスについても確認しておく必要があります。
高額の商品ですので、できるだけ長く使用できるように購入後のメンテナンスについてもしっかり考えておきましょう。
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【まとめ】ショールームを活用し、失敗しないリフォームを!
ショールームの利用は自分のイメージを現実に落とし込むうえでとても有効な方法となります。実際にリフォームを決めてから見に行くのも良いですが、もっと気軽に利用するとより良いリフォームができるのではないでしょうか。
ショールームを最大限活用し、失敗しないリフォームを目指しましょう。