アンティークなインテリアと聞くと、なんだか高そう…ちょっと手は出しづらい…というイメージはありませんか?アンティーク家具には新しい家具にはない良さがあり、落ち着いた重厚感のあるインテリアを叶えることができます。
しかし、本物のアンティーク品はかなりお高めなので、お部屋のインテリアをアンティークにしたいけど手が出せないと諦めてしまいがちです。
ここでは、手軽に楽しむことができる「アンティーク風」のインテリアを取り入れる方法を紹介します!
幾何学的なワイヤーの3灯ペンダントライト
クリア電球と黒いワイヤーシェードが特徴的な3灯のペンダントライトです。見る角度によって幾何学的に見えたり表情が変化する飽きのこないデザイン。黒いワイヤーシェードと対照的に輝くトレンド色のコッパーカラーメッキ(銅色)のソケットカバーがワンポイントアクセント。
アンティークインテリアとアンティーク風インテリアの違い
アンティークってよく耳にするけど、本当の定義を知らない方も多いのではないでしょうか?
「アンティーク」の定義について簡単に説明します。
アンティークとは?
アンティークとは、ただ古くて味があるものだと思っている方が多いようです。
しかし、アンティークの定義は「その品物ができてから100年経過していて、かつ状態がいいもの」となっています。古くても100年経過していなかったり、100年以上経過していても状態が悪かったりするとアンティークとは呼べないのです。
「100年以上前に作られていて状態がいい」それだけでも、本物のアンティーク品は高い価値があると想像できますよね。
ヴィンテージとの違い
アンティークとヴィンテージの違いを知っていますか?どちらもなんとなく古いものというイメージはありますよね。
アンティークが作られてから100年を経過しているものというのに対し、ヴィンテージは「作られてから100年を経過していないけれど上質なもの」という定義があります。
「アンティーク」か「ヴィンテージ」かは、ただ呼び名の違いだけでなく、100年前を分岐点にしてしっかり区別されているのです。
アンティーク風とは?
本物のアンティーク品はとても高額でなかなか手が出せません。お部屋のインテリアをアンティークな雰囲気にしたいという方は「アンティーク風」のものを取り入れてみましょう。
アンティーク風とは、本物のアンティークに似せて作られたデザインのことです。本物のアンティークと比べると手頃な価格で楽しむことができます♪お部屋をアンティーク風に統一して、インテリアを楽しんでみませんか?
アシメントリーでおしゃれな6灯のLEDシャンデリア GCH003-6
緩やかな放物線を描いたアームの先に真球ガラスがついたシャンデリア。空間を華やかに演出します。真鍮メッキと乳白色ガラスの組み合わせにより、高級感の中に安らぎを感じさせます。
アンティーク風のインテリアを作る家具の特徴
お部屋をアンティーク風にコーディネートしたいなら、家具選びが大切です。どんな家具を選ぶとコーディネートしやすいのかみてみましょう。
重厚感を感じるもの
お部屋をアンティーク風にしたいなら「重厚感」を感じるダークブラウンの家具を取り入れましょう♪また、モダンなデザインのものは避け、昔からあるようなデザインの物を選ぶと、コーディネートしやすくなります。
家具の脚にこだわる
アンティーク家具で特徴的なのは「脚」です。これから紹介する脚付きの家具を選ぶと、グンとアンティークな印象になります♪
■ボビンターニングレッグ
玉のようなボビン(糸巻き)を重ねたデザインの脚。木材を回転させながら作られます。
■ツイストレッグ
木材をクルクルとねじったようなデザインの脚。お菓子をモチーフに17世紀に作られたデザインです。
■カブリオールレッグ
一般的に「猫足」と呼ばれるデザインの脚。S字のような湾曲が特徴的。
■トライポッド
1本の支柱から3つに分かれているデザインの脚。サイドテーブルなどによく見られます。
オシャレな椅子
アンティーク風の椅子は背もたれや脚が木製で、座面がクッション性のあるファブリックのものがオススメ。脚もアンティーク風の形のものを選びましょう♪座面のファブリック部分はレトロな柄のものや落ち着いたベロア素材がオススメです。
ソファの選び方
ソファはお部屋の印象を左右する家具です。アンティーク風のソファを置くことで、お部屋が一気にアンティーク風になります。
ソファももちろん脚付きがオススメ。ブラックやダークブラウンのレザー調のものや、レトロな色合いや柄のファブリックソファを選びましょう。
AVIOR フレーム内側から光る鏡 GBK026B 600×810ミリ
イタリアのデザイナーによるスタイリッシュなLEDフレーム付ミラーライト。フレームの内側にLEDを配し、シャープな印象を与えるデザイン。空間をよりスタイリッシュに演出します。※スイッチのデザインは実際の商品と異なります。スイッチは円形です。
アンティーク風のインテリアにするコーディネートのコツ
洗練されたオシャレな印象のアンティーク風のインテリア。家具だけでなく壁紙や小物の演出にもこだわりましょう。
アンティーク風の色使い
アンティーク風のインテリアは、落ち着いた色味で重厚感を出すのがポイントです。家具やカーテンは色味をおさえて、クッションや椅子など小さめのもので差し色を取り入れましょう。
オススメの色は赤や深みのある青や緑。ビビッドな色合いやナチュラルカラーは避けましょう。
壁紙にもこだわる
一気にアンティークな雰囲気のお部屋にしたいなら、壁紙をアンティーク柄にするのがベスト。落ち着いた色合いのアンティークな花柄や、少しゴールドが入ったものがオススメです。
また、モールディングされた腰壁を取り入れるとグンとオシャレな印象になります。本格的な内装工事や木材を加工するような本格的なDIYができなくてもOK。リメイクシートとクション素材のモールディングシールを使って簡単にDIYすることができます。
ファブリックの選び方
ファブリックは落ち着いた深みのある色を選びましょう。アンティーク柄のカーペットは広いお部屋には馴染みますが、狭い部屋だと圧迫感が出てしまいます…お部屋の面積に対して小さめのものを選ぶか、柄が控えめなものを選びましょう。
照明で演出
照明は明るい昼光色や昼白色よりは、優しい色合いの電球色がアンティーク風のお部屋にはマッチします。照明器具は壁に取り付けるブラケットライトやシャンデリア、ガラスのペンダントライトがオススメです。
照明を変えるのは大変…という方は、シェード部分がアンティーク柄のものや真鍮でできたデスクライトをプラスするだけでも雰囲気を出すことができます♪
真鍮の小物
小物は真鍮のものを選びましょう♪フレーム部分が真鍮の鏡やアクセサリーケースだと手軽に取り入れることができます。
今あるタンスの引き出しのつまみを真鍮製の物に交換するだけでも、印象がガラッと変わります。
アンティーク風に飾る
100円均一でもアンティーク風のフォトフレームや小物を購入することができます。購入したものにペイントしたりちょっと手を加えると、オリジナルのアイテムが完成♪
ドライフラワーを吊るしたりガラス瓶に飾ると、アンティーク風のお部屋にピッタリのインテリアとして楽しむことができます。
まとめ
本物のアンティーク品は高額でなかなか手が出せない…という方でも、「アンティーク風」のインテリアなら手軽に楽しむことができます。
家具はダークブラウンなどの落ち着きのあるものを選びましょう。アンティークデザインの脚付きのものがベストです。ファブリックも落ち着いた色味がオススメですが、差し色は赤や深みのある青、緑がオススメです。
壁紙や照明、小物もアンティーク風のものを取り入れて、お部屋に統一感を出しましょう。
憧れの「アンティーク」を手軽に叶えてくれるアンティーク風インテリア♪ぜひ、取り入れてみてください。