待ちに待った正月休み。学校や仕事もお休みだと、のんびりした気分になりますよね。
初売りに行ったり、帰省した友達と会ったりと、正月にしか楽しめないことをするのもいいですが、お家で家族とまったり過ごすのもいいものです♪このご時世、人混みはなるべく避けたいものですよね。
ここでは、正月気分をお家で味わう飾り付けや、料理、家族と有意義に正月休みを過ごす方法を紹介します。
お家で正月休み気分を味わう飾り付け
気持ちよく新年を迎えるために、年末のうちにしっかりと大掃除をして、一年の汚れを落としておきましょう。
掃除をした後は正月飾りの飾り付けをして、新年を迎える準備をします。正月の飾り付けにはそれぞれしっかりとした意味がありますので、意味を理解して、お子さんやお孫さんに伝えてあげましょう♪
締め飾りを飾る
正月は「年神様」という豊作や健康をもたらす神様を家に迎える特別な日です。神様から幸福を授けてもらうための慣わしとして、締め飾りを飾る風習が生まれました。
締め飾りは家の中でも神聖な場所に飾るものとされていて、玄関と神棚の2箇所、またはどちらか一方に飾るのが一般的です。
12月13日から31日の間に飾り始め、1月8日には飾り終えるようにしましょう。
鏡餅を飾る
鏡餅はかつて銅鏡と呼ばれていた丸い鏡に由来します。銅鏡は三種の神器の一つで神様が宿る神聖なものと信じられていました。
そのため、年神様の依代となる丸い餅を鏡にみたてて「鏡餅」と呼び、年末に飾るの習慣が生まれました。
一般的には12月28日に飾るものとされています。29日は「苦」を連想させることから、31日は「一夜飾り」となり縁起が良くないとされていることから、飾るのは避けるようにしましょう。
正月休みはやっぱりおせち料理♪
正月といったら外せないのがおせち料理ですよね。重箱いっぱいに詰められた色鮮やかな料理は、「新しい1年が始まる」ことを実感させてくれます。
おせち料理の準備は大変
お家でおせち料理を作るとなると、朝から晩まで主婦は大忙し…。正月くらいゆっくり過ごしたい…そう思うのも無理がありません。
1,2品手作りして、あとはスーパーなどで購入したものを重箱にキレイに盛り付けたり、お取り寄せするのもアリです。
お母さんや奥さんにも正月は休ませてあげたい…そんな時はおいしいおせち料理を旦那さんやお子さんが取り寄せしてあげてはいかがでしょうか?
おせち料理を作るのが楽しいという料理好きな方は、作る過程も含めて正月気分を味わいましょう♪
おせち料理の意味
おせち料理の食材やメニューには、無病息災や五穀豊穣などの願いが込められていて、新年に食べることにはそれぞれ意味があります。
【伊達巻】
形が巻物に似ているため、学問で成功できるように。
【黒豆】
肌の色が黒く日焼けするほど、まめに健康に過ごせるようにという願いが込められています。
【数の子】
卵がたくさんあることから、子孫が繫栄しますようにという願いが込められています。
【昆布巻】
こんぶの“こぶ”が“喜ぶ”に通じるという語呂合わせから、縁起がいいとされています。
【田作り】
乾燥させたカタクチイワシの稚魚を、甘辛く煮詰めたもの。昔イワシを刻んで肥料にしたら豊作になったことがあり、豊作になるようにという願いが込められています。
全種類食べて縁起を担ぎたいですね♪
正月休み♪おせち以外に食べたいものは?
おせち料理以外にも、正月休みはお正月ならではのものを食べて、正月気分を味わいましょう!
色々な食べ方を楽しめるお餅
お餅は年中スーパーに並んでいるのに、正月くらいしか食べないという方も多いと思います。
おしるこやお雑煮で食べるのもよし!焼いてきな粉や砂糖醤油をつければ、お子さんも喜ぶこと間違いなしです♪
主食はお寿司で決まり♪
お正月はおせち料理と一緒にお寿司も楽しんでみませんか?おせち料理だけだと、実際のところお子さんはテンションが上がりません…。
お寿司には卵やサーモン、マグロやイクラなどお子さんの大好きなものがたくさんあります。
ウニやイクラはおめでたい印象が強い食材なので、正月メニューとしてもピッタリです!
1月7日は七草粥
お正月のご馳走が続いた後は、優しい七草粥で決まり!日本では1月7日の朝に、無病息災と長寿健康を願って七草粥を食べる文化があります。
七草とはごぎょう、すずな、すずしろ、せり、なずな、はこべら、ほとけのざ。梅干しや梅昆布茶などで優しい味付けにしていただきましょう♪
正月休み♪家族と笑顔で過ごす方法
正月休みは家族と正月遊びを楽しんでみませんか?普段はゲームに夢中になっているお子さんにも、正月の遊びを伝えるいい機会です。
爆笑必至!福笑い
輪郭が描かれた台紙に、目隠しをして目や口、鼻などのパーツを置いていく福笑い♪なかなか正確な位置に置くのは難しいので、面白い顔が出来上がって笑いが起きること必至です。
新年に福を願うという意味で、正月に遊ぶようになったのではないかという説があります。福笑いをしてみんなで笑って福を呼び込みましょう!
教育にも効果あり!カルタ
カルタは幼稚園から小学校低学年の子供たちにとっては文字を覚えて、集中力を養えるのに持ってこいの遊びです。
昔ながらのカルタだと子供たちがなかなか食いつかない…という場合は、キャラクターもののカルタを購入してみましょう。
ディズニーやドラえもん、アンパンマンなど、お子さんに人気のキャラクター物もたくさんあります!
おじいちゃんおばあちゃんから学ぶ!伝承遊び
けん玉やコマ、お手玉やおはじきは昔ながらの遊びです。おじいちゃん、おばあちゃん、またはそれよりも上の世代の方も遊べるので、子供たちに遊び方を教えてあげるいい機会です。
家族や親戚が集まる機会だからこそ、みんなで昔の遊びを楽しんでみましょう!
家族でテレビ
美味しい料理を食べながら、家族で正月特番を楽しむのもいいですね。正月にしか放送されない面白い番組が24時間やっていたり、笑って楽しめるお笑い番組も充実しています。
また、普段撮りだめしてあったドラマや映画を家族で楽しむのもアリです。
お年玉も忘れずに♪
お子さんやお孫さんが1番期待しているのはお年玉ではないでしょうか。お金のかかる季節ですが、お子さんやお孫さんの喜ぶ顔が見たいですよね♪ここは大人の頑張りどころです!
まとめ
正月休みは初売りや初詣に出かけたり、アクティブに過ごすのもいいですが、お家でゆっくり過ごすのもいいものです♪
おせち料理やお寿司、お餅など、おいしい料理を囲みながら家族でゆっくり団欒しましょう。お子さんがいる家庭では、福笑いやカルタ、伝承遊びなど、家族みんなで楽しめる遊びをお子さんに教えてあげるいい機会です。
正月ならではの料理や遊びを満喫して、新しい気持ちで新年を過ごしましょう!
「笑う門には福来る」正月から家族で笑って過ごせる、そんな素敵な一年の始まりを迎えられますように。