リビングや寝室や玄関の端に置いてあるスタンドライトってとてもおしゃれですよね。夜にはほんわかした光で温かい空間を演出してくれたり、昼間の電気を点けていないときにも置いてあるだけでおしゃれです。
おしゃれなイメージはあるけど、実際にいるのかな?使ったことがないからどんなものか分からない!そんな疑問にお答えしていきます。
おしゃれなスタンドライトってどんな照明器具?
スタンドライトは日本では置いていない家やメインで使っていない家の方が多いです。しかしアメリカでは逆に天井の照明が無くて、スタンドライトをメインに過ごす家も多いようです。ビックリですよね。そんなスタンドライトですが、日本で使う場合にどんな使い方があるのかまとめました。
スタンドライトにはどんな形がある?
スタンドライトには主に2種類あり、デスクライトと呼ばれるテーブルの上に置いたり挟んだりして使用するタイプと、フロアスタンドと呼ばれる床に置くタイプの照明があります。
デザインは様々で、デスクライトだと機能が優れたシンプルなものが多くあり、フロアスタンドはインテリアの要素も兼ねたおしゃれなものが多くあります。
スタンドライトはどんな時に使うの?
スタンドライトの用途はたくさんあります。デザインが気に入った場合には、照明としてだけでなくインテリアとして部屋に飾っておくこともできます。ヨーロッパのアンティークなデスクライトや籐で編んだデザインの和風なフロアスタンドは置いてあるだけでとてもおしゃれです。
照明としては、勉強机や書斎などで手元を明るくするために使われることが多いです。寝室やリビングの夜の時間に使う場合は、読書灯や常夜灯として使用します。間接照明の温かい光は見ているだけでリラックスできます。
スタンドライトにはどんな機能がある?
スタンドライトにはいろいろな機能があります。
「調光調色」は光の色や明るさを変えることができます。一般的なオレンジや白っぽい光だけでなく、カラフルな光に変えることができるものもあります。夜に青や赤の光を点けて自分の時間を楽しむのも良いですね。
タイマー機能や夜だけ点灯するナイトセンサーが付いたものがあります。寝室で使う場合には寝た後に自動で消灯してくれると便利です。
おしゃれなスタンドライトを選ぶ時のポイント
おしゃれなスタンドライトを選ぶ時にはどんなポイントがあるのかまとめました。
①光の色
スタンドライトの用途によって光の色を選びます。光の色は「K(ケルビン)」という単位で表し、オレンジに近い温かい色の光は約2700Kで青に近い光の色は約6500Kです。
学習机での勉強などに使用する場合は3000~5000Kほどで、オレンジの光と青白い光の間くらいの色が良いと言われています。Kの数値が高いほど集中力を高める効果がありますが、目に負担がかかります。
ネイルアートやメイクや絵を描く時などの手元灯として使用する場合には「昼白色」と呼ばれる4600~5500Kの色が良いです。昼白色はお昼間の太陽の明るさに一番近い自然な色です。特に「物の色」を見る時には昼白色を使用すると、外に出たときに思った色と違ったというような失敗が無くなります。
玄関やリビングのインテリアとしてスタンドライトを置く場合にはオレンジに近い光の色を選ぶと良いです。Kの数値が低いほど温かい光でリラックスした雰囲気を作ってくれます。オレンジの光は目に優しく、寝る前のリラックスタイムや常夜灯にぴったりです。また、和風の和紙や籐のスタンドライトやヨーロッパ調のアンティークなものには温かい光の色がよく合います。
②電球の種類
スタンドライトの電球は今はLEDが主流ですが、「白熱電球」「蛍光灯」「LED」の3種類があります。
3種類の一番大きな違いは寿命です。白熱電球は1000~2000時間、蛍光灯は1万3000時間と言われていますがそれに比べてLEDはものにもよりますが約4万時間と寿命が長いです。購入価格はLEDがやや高めですが、約10年使えるので結果的に節約になります。
また消費電力も違うのですが、LEDは白熱電球より約8割ほど少ない消費電力で同じ明るさが得られます。
他にもLED電球は紫外線をほとんど放出しない為虫が寄り付きにくいというメリットがあり、現在はLEDが主流となっています。
白熱電球のメリットは演色性が高く、物本来の色をキレイに見せてくれます。また電球型の蛍光灯はスイッチを入れてから点灯までにタイムラグがあり徐々に明るくなるのに対して、白熱電球は点灯後すぐに明るくなるのも良い点です。
③照明の光り方
スタンドライトのデザインや造りによって照明の光り方が変わります。
学習などで使用するようなデスクライトの多くは下向きに電球がついています。しかしデザイン性の高いデスクライトや背の高いスタンドライトはものによって光の向きや光り方が様々です。光がそのまま届くものもあれば、いろんな向きに電球がついており壁を照らして明るい空間を作る間接照明のようなものもあります。照明器具本体だけでなく、光も含めてデザインがしてあります。
デザイン性の高いスタンドライトを選ぶときには光る前のデザインだけでなく、電気が灯ったときの雰囲気も確認して購入しましょう。
ベッドのヘッドボードに設置する調光機能付きの読書灯MBK023-DIM
手元を自分好みの明るさに調節可能で使いやすいです。回転式スイッチで簡単に点灯・消灯。無段階で明るさの変更が可能です。
おしゃれなスタンドライトを置く場所
おしゃれなスタンドライトはどんな場所に置いて使用するのが良いかまとめました。
①リビング
夕方や夜の暗くなる時間のリラックスタイムにスタンドライトの灯りをメインで使用したい場合はソファや良く座る場所の横に置くのがおすすめです。スタンドライトのムーディーな灯りは遠くまで届きにくいので、灯りの横でリラックスしながら使用するのが良いです。
リビングの天井の照明を点けながらスタンドライトのおしゃれな雰囲気を味わいたい場合には逆にソファから離れた良く見えるような壁際に置くと良いです。
②寝室
寝室での常夜灯や読書灯として使用する場合には枕元に置くのが良いです。カップルや夫婦で1台を共用して使用する場合にはお互いが手の届く真ん中の枕元が良いです。相手の眠りを妨げることなく照明のON/OFFができます。
枕もとで使用する場合には背が低いデスクライトの方が使い勝手が良いです。床に置いたり、ベッドの場合はサイドテーブルに置いたりして使用します。
背の高いフロアスタンドの場合、高い位置から照らすので眩しかったり、寝ぼけて倒してしまうと危険です。背の高いフロアライトを常夜灯のインテリアとして置きたい場合には、寝ぼけて倒してしまうことのない少し離れた位置に置きましょう。
③玄関
玄関にスタンドライトを置く場合は家族や来客が出入りする家の顔でもあるのでインテリアに合う特におしゃれなスタンドライトを置きます。
靴箱台の上に小ぶりなものを置いたり、床に置く場合でも小ぶりなものから背の高いものまでインテリアに合うおしゃれなものを置きましょう。
和風やアジアンのスタイルには照明器具全体が明るく光る和紙や籐で囲われたものがおすすめです。背の高い棒の上に北欧風のデザインがある照明がついたものも人気です。
間接照明でおしゃれに LEDフロアスタンドライト MST03(-BK)
フロアスタンドライト 間接光 MST03 は、コンセントにつなげるだけで設置できるシンプルでおしゃれな照明です。間接光というとあまりパッとしないと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、リビングルーム・廊下・玄関の壁や植物を光で照らして反射する光でお部屋の奥行きや、ほどよい暗さをお楽しみいただけます。
まとめ
スタンドライトはたくさんの種類やデザインがあります。勉強や趣味の作業で手元を照らすのに使用するシンプルなデザインのデスクライトや、ダイニングテーブルや寝るときの枕元に置くようなおしゃれなデスクライトや、置くだけでインテリアになるようなフロアスタンドなど利用シーンに合ったデスクライトを選びましょう。また光の色や光り方によっても雰囲気が変わってくるので、どの場所でどのように照らすのかも考えて選ぶと良いですね。