シーリングライトなどの照明を自分で取り付けたい!交換したい!と思ったときにまず確認するのが今付いている引っ掛けシーリングの種類です。
照明器具を外した時に天井にくっついているプラグのことです。
引っ掛けシーリングの種類によっては取り付けることができる照明(ライト)が変わってくることがあります。まずは今付いている引っ掛けシーリングの種類を確認してから新しく取り付けする照明を選びましょう。
ここでは引っ掛けシーリングの種類やどんな照明を取り付けることができるかを説明します。
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目次
照明器具・ライトを取り付ける為の引っ掛けシーリングと引っ掛けローゼットの種類の違い
引っ掛けシーリングは正式名称を「引っ掛けシーリングローゼット」と言いますが、多くのメーカーでは「引っ掛けシーリング」と「引っ掛けローゼット」を区別して使用しています。
一般的に「引っ掛けシーリング」は露出タイプの小型のものを指します。「引っ掛けローゼット」は埋め込みタイプで大きい丸形のものを指します。本体の側面にハンガと呼ばれるネジ留めするフック型の金具があるかないかの違いもあると言われています。特に耐荷重が変わってきます。
どちらもまとめて引っ掛けシーリングと呼ばれています。
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照明器具・ライトを取り付ける為の引っ掛けシーリングにはどんな種類があるの?
引っ掛けシーリングとは天井に付いている電源ソケット・プラグのことで、照明器具に電力を送る役割があります。また照明器具の重さを支える役割も兼ねています。
引っ掛けシーリングの主な6種類を順番にみていきましょう。
①角型引っ掛けシーリング
角型引っ掛けシーリングとは長い辺が5~6cmの直方体の引っ掛けシーリングです。引っ掛けシーリングの中では1番小型のタイプで古い家の和室にはこちらが使用されていることが多いです。
小型の為、隠しやすい・目立たない・細い木材にも取り付けしやすいという利点があります。ペンダントライトを購入するとたいてい引っ掛けシーリングを隠すカバーが付属します。その中にすっぽりと隠すことができますし、カバーが付いていない場合でも見える部分が少なくスッキリとした印象になります。
②丸型引っ掛けシーリング
丸型引っ掛けシーリングは「丸型露出引っ掛けシーリング」とも呼ばれています。
サイズは直径6cmくらいの丸い形で、2~3cmの厚みがあります。
角型に比べると天井への接地が多い分安定した取り付けができます。
こちらも和室や洋室でよく使用されています。
③丸型フル引っ掛けシーリング
丸型フル引っ掛けシーリングの見た目は丸型引っ掛けシーリングとほぼ同じですがツバが付きます。「ツバ付き丸型引っ掛けシーリング」とも呼ばれています。
このツバはシーリングライトを取り付ける際の支えになり、丸型引っ掛けシーリングよりも安定感があります。
こちらも和室の目透かし天井や洋室でよく使われています。
④フル引っ掛けローゼット
フル引っ掛けローゼットは直径10cm前後の丸型の引っ掛けシーリングです。「ツバ付き埋め込みローゼット」とも呼ばれています。
本体の側面にハンガーと呼ばれるネジ穴が付いており重い照明器具でもしっかりと固定することができます。その為、耐荷重が重くなります。
下部が丸型フル引っ掛けシーリングと同じような形になっており照明器具の取り付け部分の形によっては安定した取り付けができます。
⑤引っ掛け埋め込みローゼット
引っ掛け埋め込みローゼットの大きさはフル引っ掛けローゼットと同じく直径10cm前後の丸型をしています。ただ、厚みが約1cmとかなり薄く天井にピッタリと収まります。
⑥引っ掛け埋め込みローゼット(ハンガー無し)
引っ掛け埋め込みローゼット(ハンガー無し)は形は引っ掛け埋め込みローゼットと同じです。側面に付いているハンガーと呼ばれるフック型の金具が付いていないタイプになります。
ハンガー無しの場合、耐荷重が低くなります。
照明器具・ライトを取り付ける引っ掛けシーリングの便利・オシャレな種類
先ほど紹介した主な6種類の中でも、少し変わった引っ掛けシーリングをご紹介します。
コンセント付き
引っ掛けシーリング本体にコンセント付きのタイプがあり、普通のコンセントと同じ使用方法になります。
天井から電化製品の電気を取りたい場合や、コンセントプラグタイプの照明の電気を取るなどの用途に使用できます。
但し、天井から吊るす場合には別途フックなどで重さ分の固定が必要になります。
オシャレなカラー
現在使われている引っ掛けシーリングや見たことのあるもののほとんどは白かクリーム色ですが、黒の引っ掛けシーリングもあります。インテリアに合うカラーの引っ掛けシーリングを選ぶのもおしゃれです。
アイアンを使ったカフェ風のキッチンには、ブラックの角型引っ掛けシーリングを付けてアンティーク風のペンダントライトを吊るしたらオシャレですね。
フラットシーリングカバー
オシャレにこだわる方は天井に付いている引っ掛けシーリング自体が嫌だという方もいると思います。そんな方におススメなのがフラットシーリングカバーです。天井に引っ掛けシーリングを全て埋め込み、ペンダントライトを取り付けるものになります。カラーはブラック・ホワイト・グレーがあり通常のカバーを付ける照明器具に比べると天井部分の見た目がかなりスッキリした印象になります。こちらの取り付けの場合、電気工事が必要になり自分で照明を交換することはできなくなります。
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引っ掛けシーリングに取り付けができる照明器具・ライトの種類はどれ?
引っ掛けシーリングには先ほどご紹介したような形の種類がありますが、引っ掛け部分の規格は全て同じで基本的には全てはめることができます。
引っ掛けシーリングの耐荷重は種類によって違うの?
一般的に、耐荷重は引っ掛けシーリングは5kgまでハンガー付きの引っ掛けローゼットは10kgまでです。
特に重いシャンデリアやシーリングファンの取り付けには、ハンガー付きでないと取り付けができなかったり、天井の補強や別途天井への取り付けが必要になる場合があります。
引っ掛けシーリングを新しく取り付けるにはどの種類がおすすめ?
取り付けたい照明器具・ライトが決まっていればそちらに合わせて選ぶのがおすすめです。
キッチンカウンター・ダイニング・トイレなどペンダントライトを付けるようなところには小型の角型引っ掛けシーリングが良いです。照明器具のカバーに引っ掛けシーリングを隠しやすい為です。
木材がむき出しになっているような和室の天井にも角型引っ掛けシーリングが馴染みます。
シーリングライトを取り付ける予定の洋室などの場合、人気のシーリングライトは1~3kgほどのものが多いので丸型フル引っ掛けシーリングで十分です。
天井にピッタリと設置したい場合には引っ掛け埋め込みローゼットを選ぶと良いです。
シャンデリアや重いペンダントライトを付けたい場合には照明器具の重さや照明器具ごとのおススメの引っ掛けシーリングを一度確認すると安心ですね。
引っ掛けシーリング本体を交換や取り付ける場合には電気工事士の資格が必要になりますので、電気工事のプロに頼みましょう。
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大小の大きさがあるセードを組み合わせた重なりはまるでメロディーを奏でるようにインパクトが強く洗礼されたセードを見るように視界を楽しませます。"
まとめ
引っ掛けシーリングの主な6種類の違いや取り付けができる照明・ライトについてまとめました。形や特徴の違いはありますが、基本的にはどれも取り付けが可能です。耐荷重に気を付けることと、取り付ける照明の種類や形によってベストな引っ掛けシーリングを選びたいですね。