人感センサー付きのダウンライトを利用するときに一番最初に考えるのがトイレではないでしょうか。ここではトイレのダウンライトを人感センサー付きにする際のメリットや取り付ける方法などをご紹介します。しっかりポイントをおさえて自分にあったダウンライトを選びましょう。
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ダウンライトとは、天井に取り付けて下向きに光を照射する照明器具。天井に埋め込まれて設置されることが多く、天井面と一体化したスッキリとしたデザインが特徴。リビング、キッチン、バスルーム、廊下、オフィスなど、さまざまな場所で使用可能。天井に埋め込まれるため、部屋の空間を有効に使うことができます。設置するには電気工事が必要です。
目次
こだわりのトイレをつくろう!トイレのダウンライトを人感センサー付きに
ダウンライトとは、天井に光源を埋め込んだ照明器具で、種類により、リビングや、寝室、廊下、キッチンなど室内のほか、玄関やカーポート等屋外でも使用されるほど汎用性の高い照明器具です。天井をフラットに設置することができ、光源自体が目に入らないので優しい光を演出してくれます。さらに人感センサー付きを選ぶことでとても便利に利用することができます。このダウンライトをトイレで使用する場合の選び方はどのようなことに注意するべきでしょうか。ポイントをまとめてみましょう。
トイレ照明のポイント
・光の種類
ダウンライトには照らしたい場所に光を集中する「集光タイプ」と、広範囲に光を広げる「拡散タイプ」があります。トイレのような狭い空間で使用する場合、より広い範囲に光が届く「拡散タイプ」のダウンライトがおすすめです。トイレに洗面台などが併設してある場合は手洗いボウルにスポットライト的に使用するのもおしゃれです。
・明るさ
トイレ照明で特に注意したいのが明るさです。明るすぎると夜間の利用の際にまぶしすぎて目に負担を感じる場合もあります。また、暗すぎると清潔さを感じることができなかったり、健康管理のための排泄物の確認にもさしつかえます。明るすぎず、暗すぎないちょうどよい明るさを選ぶことが大切です。
・色合い
光には明るさのほかに色合いでも雰囲気が変わります。照明の色合いには、「電球色」・「温白色」・「白色」・「昼白色」・「昼光色」の5種類があります。電球色はオレンジっぽさがあり、昼光色に向かうにつれ青白い色になります。トイレには穏やかで優しい印象になる「電球色」がおすすめです。
・種類・形状
トイレではダウンライトのほかにもシーリングライトや、ペンダントライトなどの様々な形状のライトが使用できます。トイレの雰囲気に合わせて選びましょう。
トイレのダウンライトを人感センサー付きにするメリットは?
トイレのダウンライトには人感センサー付きがおすすめです。おすすめする大きな理由を2つご紹介します。
・消し忘れ防止
トイレは個室空間ですので、ドアを閉めてしまうと照明のオン・オフの状態が確認しにくくなります。スイッチに点灯・消灯を確認できるスイッチライトをつけることもできますが、人感センサー付きにすれば消し忘れの際は自動で消灯してくれるので、「一日中つけっぱなし」ということがなくなります。
・夜中の使用時
夜中の利用時に「トイレのスイッチが見つからない」という経験をした人も少なくないでしょう。常夜灯の灯りで、スイッチの位置が確認できず「壁をペタペタ触りながらスイッチを探す」こともあるでしょう。人感センサー付きならトイレに近づいただけで点灯するので、暗がりでもスイッチを探す必要がなくなります。
人感センサー付きダウンライトの注意点
とても便利な人感センサー付きダウンライトもデメリットはあります。それは使用時にセンサーが反応せず消えてしまうことがあります。動きに反応する人感センサーですのでトイレで便座に座り、動きがないと自動で消灯してしまいます。その場合、体を少し動かせば再点灯しますが、夜中のトイレで突然真っ暗になってしまうとびっくりされる方もいるかもしれません。どうしても気になる人は点灯からの時間で消灯する機能の付いた人感センサーなどもありますので検討してみてください。
トイレのダウンライトに人感センサーをつける方法
トイレのダウンライトを人感センサー付きにする方法は4種類あります。
・センサー付き電球へ交換
こちらは電球を人感センサー付きのものに交換するというもので、一番おすすめの方法となります。ダウンライト本体の交換の手間がいらず、電球を差し替えるだけなので非常に簡単で、価格も種類はありますが、一般的なもので1,000円~3,000円程度とお手頃なものもあります。種類によっては「点灯から〇分後に消灯」や、「徐々に暗くなっていく」といった機能付きの製品もありますので好みにあった製品を選ぶことができます。
・センサー付き照明器具へ交換
こちらはダウンライト本体を人感センサー付きのものに変更する方法です。現在配線がなく、新設する場合などはあらかじめセンサー付きのものを選ぶとよいでしょう。通常の電球で使用できますので電球の価格を抑えることができます。照明器具本体は7,000円~10,000円ほどになりますが、自分の好みにあった電球を選べるので、明るさ、色合いの選択肢が増えるでしょう。
※ダウンライトの配線工事は電気工事士の資格が必要なので取り付けは専門業者に依頼しましょう。
・センサースイッチの取り付け
照明器具はそのままに、スイッチをセンサータイプに変更することも可能です。スイッチの種類によってはいろいろな機能が設定できます。例えば明るさを手動で調節できたり、センサー機能自体のオン・オフ機能ができたりします。また、点灯・消灯をタイマーで設定することも可能です。照明の設定や頻繁に利用しない玄関や、カーポートなどにおすすめの機能となります。価格はスイッチ本体で6000円~8000円程度のものが多く用意されているようです。
※こちらも配線工事は専門業者に依頼しましょう
・新たにセンサーのみを設置する
照明器具とは別にセンサーのみ追加取り付けし、ライトと連動させる方法です。センサーの反応位置を自分の好みの位置に設定できるメリットがあります。ダウンライトの交換作業はいらず、好きな照明器具を選ぶことができますし、センサーの位置をライトから距離をあければライトに近づかなくてもセンサーに反応させることができます。2,000円~3,000円ほどで購入が可能です。
【まとめ】トイレのダウンライトに人感センサーをつけてみよう!
・ダウンライトとは、天井に光源を埋め込んだ照明器具で、天井をフラットに設置することができ、光源自体が目に入らないので優しい光を演出してくれる。
・人感センサー付きのダウンライトを設置することでスイッチ操作なしで点灯・消灯することができ、トイレの照明として便利に利用できる。
・トイレの照明の選ぶポイントは、「光の種類」・「明るさ」・「色合い」・「種類・形状」などとなり、電球選びによる明るさ・色合いが特に重要となる。
・トイレのダウンライトを人感センサー付きに変更することで、「消し忘れ防止」・「夜間の利用に便利」などのメリットがある。
・トイレのダウンライトを人感センサー付きに交換する方法は、「センサー付き電球へ交換」・「センサー付き照明器具へ交換」・「スイッチをセンサー式に交換」・「別途センサーの設置」があり、おすすめはセンサー付き電球の利用。
夜間の利用の多いトイレではスイッチ操作が不要の人感センサー付きダウンライトはとても便利に利用できます。ぜひ試してみてください。