ダウンライトを設置している方の中で「なんか味気ない」「光の量を変えたい」と思っている人は意外と多いです。
そのようなときには、思い切って「調光型LEDダウンライト」に交換してみませんか?
この記事では、LEDダウンライトについて、調光機能はもちろん、その他の機能もあわせて、ご紹介します。
調光機能型LEDダウンライトに交換するとどうなる?
調光機能型LEDダウンライトの説明の前に、ダウンライトの説明をします。
ダウンライトとは?
ダウンライトは、天井に小さな穴をあけ電球を埋め込んだ照明器具のことです。
シーリングライトやペンダントライトのように照明器具が自己主張することなく、部屋全体の空間がスッキリと広く見えることが、一番のメリットになります。
おしゃれな空間作りに一役かってくれる照明器具です。
ホテルの廊下や映画館などによく使われているので、みなさんも見たことがあると思います。
自宅のリビングに設置すると、おしゃれな空間づくりができるのですが、一歩間違えるとスッキリしすぎて単調な物足りない感じがする時があるのが欠点です。
スタンドライトやフロアライトなど間接照明とあわせると、素敵な空間が生まれます。
LEDとは?
LEDとは、日本では発光ダイオードとも呼ばれる「電気を流すと光る性質を持つ半導体」のことです。
よくわからない難しい表現ですが、LED照明の特徴は、
白熱灯や蛍光灯と比べると寿命が長い。
白熱灯 : 約3か月~6か月
蛍光灯 : 約3年7か月
LED : 約11年
紫外線や赤外線をほとんど含まない。
紫外線による商品の退色や、赤外線による熱的ダメージを軽減できる
電気料金が安い。
消費電力が少なく、明るく点灯し効率が高い。(白熱電球の約1/6)
低温でも点灯する。
気温が低い場所でも瞬時に点灯できる。
水銀や鉛など含まない。
環境負荷物質である水銀や鉛を含まないということは環境にやさしい。
LEDは、寿命が長く消費電力が少なく環境にやさしいということです。
調光機能とは?
調光機能とは、光を明るくしたり暗くしたり段階的に調整する機能のことです。
スイッチやリモコンで「明るく~暗く」や「20%、25%、50%、75%、100%」などの段階的な表示があります。
調光機能を上手に使うと、必要のない明るさを削ることができ省エネで電気料金の節約にもなるのです。
調光機能型LEDダウンライトに交換は出来るの?
では、調光機能型LEDダウンライトに交換はできるのでしょうか?
調光機能型LEDダウンライトに交換する方法は大きく3つです。
照明器具ごと交換する。
シーリングライトやペンダントライト、あるいはダウンライトでもLEDダウンライトでなかったり、調光機能が付いていなかったりした場合、照明器具ごと取換えてしまう方法です。
しかし、配線などを変更しなければならないので資格を持った専門業者に依頼しなければいけけません。
壁につけてあるスイッチを交換する。
LEDダウンライトのスイッチを調光機能の物に取換える方法です。
今、壁に設置されているON、OFFだけのスイッチを調光型スイッチに取換えるだけで、光の量を調節できる調光機能型ダウンライトになります。
スイッチの交換も、電気工事が必要になるので資格を持った専門業者に依頼することになります。
電球をスマート電球に交換する。
スマート電球とはなんでしょうか?
スマート電球とは、スマートフォンと専用アプリで調光や点灯・消灯、タイマーなどを設定できる機能がある電球のことです。
ソケット部分やLED電球自体が機能を持ち、スマートフォンと連携させる必要があるのでBluetooth やWi-Fi環境が必要になります。
ダウンライトの電球をスマート電球に交換し、スマートフォンのアプリを立ち上げ電球を認識させれば使用できます。
スマートフォン以外にもAmzonのアレクサやGoogle Homeなどスマートスピーカーと連動できる電球だと声で照明の調光を使うことができるのです。
ソケットにスマート機能を持たせた製品もあります。
ソケットにスマート機能があれば、現在使っているダウンライトをスマート電球のようにコントロールすることができるのです。
近年、急速に人気が出ているスマート電球関連です。
これからも、まだまだ選択肢が広がりそうなスマート電球関連は普及していくことでしょう。
LEDダウンライトを交換するときに気になる調光機能型ってなに?
調光機能型LEDダウンライトについて、ご紹介します。
調光機能とは「照明の明るさ、暗さを調整する機能」のことをいいます。
LEDダウンライトに調光機能以外の便利な機能がついているダウンライトがあるのでしょうか?
光の量が調整できるダウンライトがあるなら、光の色が調整できるダウンライトはないものかと探しているとありました!!
調色機能型LEDダウンライトです。
では調色とは、どういう機能なのでしょうか?
光の色を調節できるといっても、光の色は何色があるのでしょうか?
昼白色
昼白色は、太陽に近い明るい光のことです。
自然な明るさで、活発な雰囲気の部屋になります。
昼光色
昼光色とは、青みがかった白い光です。
日中の活動時間に適した明るい光になります。
新聞や読書、勉強をするときなどは、手元がよく見えスッキリと見えるように昼光色がおすすめです。
キッチンも明るい光で照らします。料理をするときに細かいところまで確認し見なければいけません。
電球色
オレンジがかった温かみのある電球の光のことをいいます。
家族団らんや食事をするときには、暖かみのある電球色がいいです。
食事をするときは、明るく煌々と照らす白い光より、灯を落とした光の方が落ち着いてリラックスして食べられます。
寝室でも、暖かい光で照らすとリラックスしてゆっくり睡眠に付くことができるのです。
以上のように、同じ場所でもシチュエーションによって、適した灯が異なることがわかります。
そのような場所(リビングやダイニング、キッチンなど)に、調色機能型LEDダウンライトを取付けるとシチュエーションによって調節することができるのです。
まとめ
調光機能型LEDダウンライトをご紹介しました。
自宅にLEDダウンライトを取付けたいとか、自宅のLEDダウンライトを調光機能型に取換えたいと考えている方にお読みいただきたいです。
調光機能型LEDダウンライトとは、光を明るくしたり暗くしたり段階的に調節できるダウンライトです。
調光機能型LEDダウンライトに交換する方法は、「照明器具ごと取換える」「スイッチを交換する」「スマート電球に取換える」方法があります。
LEDダウンライトには、調色機能型LEDダウンライトもある。
みなさんも自宅のリビングの照明を調光機能型LEDダウンライトに取換えてみませんか?
生活の利便性が上がり、おしゃれな空間を演出することができます。
是非とも、参考にしていただけると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。