古い照明を新しくしたい!
部屋の雰囲気を変えたい!
と理由はさまざまですが、照明を変えたいと思っていませんか?
照明を新しくすれば気分転換にもなりますし、明るくすることで作業効率もよくなります。
たとえば寝室に置いてある化粧台が明るくなれば、その日の体調が見極められることにもなりますし、逆に暗くすることで寝室なら安眠につながります。
このように照明を変えるだけで部屋の雰囲気は劇的に変化させることができるのです。
引っ掛けシーリングに照明をつけるメリット
照明の取り付けは何だか難しそう、面倒と思われるかもしれません。
ですが、引っ掛けシーリングさえあれば誰でもかんたんに照明器具を取り付けることができるのです。
そもそも「引っ掛けシーリング」とはどんなものなのでしょうか。
照明器具が取り付けられていると見えないのでよくわからないかもしれませんが、実は引っ掛けシーリングは照明器具を天井に取り付けるための電源ソケットおよびプラグのことをいいます。
ただし、引っ掛けシーリングの形は一種類だけではありません。少しずつ違った形をしていて、いくつかの種類があります。また、引っ掛けシーリングの正式名称は「引っ掛けシーリングローゼット」です。
形は違っていても、照明器具を付けられます。どこがちがうかというと吊り下げる照明器具の重さによって必要な引っ掛けシーリングが変わってくるのです。
よく見られるのは
・角形引っ掛けシーリング
・丸形露出引っ掛けシーリング
・ツバ付き丸型引っ掛けシーリング
・ツバ付き埋込みローゼット
・丸形埋込引っ掛けシーリング
の5つです。
大まかに説明すると、ツバ付きのものなら重い照明器具でも付けられるので安心です。付けようとする照明器具にも注意書きが付いているので、重さや付けられる引っ掛けシーリングかどうかをしっかりと確かめてから購入するようにしましょう。
合っていないと取り付けられないので注意しましょう。
では、引っ掛けシーリングに照明をつけるメリットとは何でしょうか。
部屋の雰囲気を変えたいならリフォームがいちばん手っ取り早い方法です。しかし、それには莫大なお金がかかるほか、時間もかかります。
ところが、もっとかんたんに変える方法があります。
それは照明を変えることです。
不思議ですが、照明をひとつ変えただけで部屋の雰囲気や明るさをガラリと変えることができます。これなら、手軽にできるリフォームと呼べますし、さらに最大のメリットではないでしょうか。
では、引っ掛けシーリングにつける照明にはどんなものがあるのかを見ていきましょう。
引っ掛けシーリングにつける照明を知ろう
部屋を明るくしてくれる照明は、大まかに2つに分けることができます。ひとつは部屋全体を照らす「全体照明」、もうひとつは部屋の一部分を集中的に照らす「部分照明」です。
部屋で快適に過ごすためには人それぞれの好みがあります。
たとえば薄暗い部屋が好きな人もいれば、ピカピカしている明るい部屋が好きな人もいると思います。
自分が快適だと感じられる部屋作りに照明は欠かせない道具のひとつです。
では、引っ掛けシーリングにはどんな照明がつけられるのかを見ていきましょう。
照明その1:ペンダントライト
ペンダントライトは空間アクセントにもなる照明です。
天井から吊り下げてテーブルや部屋を照らし、アクセントにもなります。
リビングなどに使う場合は明るさは少し控えめにして、テーブルスタンドやフロアースタンドなどと一緒に使うとおしゃれ感がグンと増します。
大きなサイズのペンダントライト1灯使いだけでなく、小さなペンダントの多灯使いもおすすめです。
さらに同じデザインのペンダントライトの色違いやサイズ違い、さらに異なるデザインのものをあえて組み合わせて使うコーディネートも可能です。
照明その2:シーリングライト
シーリングライトは、部屋全体を明るく均一に照らすことができる照明器具です。フラットな形のものが多く、天井にぴったりと付いているので、部屋が広く見えるのが特徴です。
最近のシーリングライトには、リモコンでオン・オフ、調光ができるタイプのほか、電動で上下してまるでペンダントのように使用できるタイプなどもあります。
おしゃれな装飾が施されているものもあり、種類が豊富な照明器具といえます。
さらにbluetooth機能付きならスマホで操作することもできます。
照明その3:シャンデリア
シャンデリアは複数のライトに装飾されたカバーがついた全般照明です。
何となくシャンデリアというと豪華な照明をイメージしてしまいますが、キラキラとしたゴージャスな物からシンプルなデザインのものまでさまざまな形があります。
もともとは中世ヨーロッパで教会のホールを照らすために用いられたものです。今ではホテルだけでなく、一般家庭でも用いられるようになりました。
照明その4:スポットライト
スポットライトは植木、絵、置物などに当てて強調したいときに適しています。シーリングライトは全体を照らしますが、それに対しスポットライトは狭い範囲を照らす照明器具です。
ですから、部屋のどこを照らすかを決めて取り付けなければいけません。特になければ壁というのも手です。
リビング、ダイニング、寝室などで用いればおしゃれな感じが出せます。
照明その5:シーリングファン
シーリングファンはファン(扇風機)と照明器具が一体になったものです。
ファンを回すことで空気を循環さることができるので冷暖房効果をアップさせることができます。
照明その6:ダクトレール
ダクトレールは、スポットライトやペンダントライトなどの照明器具を複数取付けする事ができる配線器具のことです。
自由に必要なところに必要なだけ照明器具を付けることができるので便利に使えます。
引っ掛けシーリングに照明を取り付けてみよう!
すでに照明器具が付いている場合は、先に取り外します。
カバーがあるなら取り外した後、本体を取り外します。
次に天井に付いている引っ掛けシーリングに異常がないかを確認しておきましょう。ヒビ割れが見られる、天井がきしんでいるなど何らかの不具合が見られる場合は、業者に点検してもらうようにします。
シーリングライトの取り付け方
まず、アダプタを取り付けます。音がするまで回してから外れないことを確認します。
次はシーリングライト本体の取り付けです。コネクタを本体中央穴より通して、アダプタに合わせてから、本体中央部を天井に押し上げるようにします。
本体のグラ付きがないことを確認したら、アダプタ側から出ているコネクタを本体側の端子にしっかりと差し込んでいきます。
最後にカバーを持ち上げてはめれば終了です。
ペンダントライトの取り付け方
ペンダントライトの取り付けはかんたんです。
照明器具のコード先に付いている引掛シーリングキャップを、天井についている引掛シーリングキャップに差し込んで軽くひねるだけで付けることができます。
あとはコードの長さを調整するだけで、とたんにおしゃれな感じを出すことが出来ます。
シャンデリアの取り付け方
シャンデリアの重さを確認しておきましょう。重い物だとツバ付きのシーリングでないと落下の恐れがあります。
補強材があるものは指示に従って取り付けていきます。本体が重たいので取り付けが不完全だと落下する恐れがあるので注意して取り付けを行っていきます。
まとめ
部屋の雰囲気をちょっと変えてみたいなと思ったら、ぜひ、照明を変えてみましょう。
たかが照明と思われるかもしれませんが、実は照明を換えるだけでまったく別の部屋に変えることができるのです。
シーリングライトをペンダントライトに、スポットライトを追加したりするだけで雰囲気が驚くほど違ってきます。
ぜひ、照明器具を換えて自分好みに部屋をデザインしてみませんか?