引っ掛けシーリングにアダプタを付けるとどう便利に使えるようになるのでしょうか。
まず、シーリングライトやペンダントライトなど自分好みの照明器具を付けられるようになります。
さらに、引っ掛けシーリングに三つ股にするアダプタを付ければ、あっという間に照明が3個付けられるので部屋を格段に明るくすることができます。
こうしたちょっとした工夫で使い勝手がよくなるのがアダプタなのです。
それでは、具体的に見ていきましょう。
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引っ掛けシーリングのアダプタって?
アダプタは英語でのつづりは「adapter」です。直訳すると「適合させるもの」で、2つのものの間に入って連結させるという意味になります。
スマホやパソコン周辺機器を充電するのもACアダプタと呼びますから、そう考えればアダプタは私たちにとって身近なものという見方もできるでしょう。
そもそもアダプタの用途は主に電源供給や充電です。これがあることで器具が初めて使えるようになる大事なものといえるでしょう。
このように引っ掛けシーリングと照明器具をつなぐ役目をするアダプタですが、知っているようで実はよく知らないアダプタについて詳しく見ていきましょう。
アシメントリー 真鍮メッキ6灯ペンダントライト GCH002-6 引掛シーリング
まっすぐなアームのみを組み合わせて、複数のランプを取り付けた多灯ペンダントライト。支柱から左右にまっすぐに伸びたアームはあえて長さを均等にせずに短いアームと長いアームを組み合わせたものを交互に3本重ね、お互いのアームを支え合うようにバランスを考慮した新しい形。左右対称にならないところがポイントで、他にはない珍しくユニークな形を表現しました。
引っ掛けシーリングにアダプタを使うとどんなメリットがある?
では、引っ掛けシーリングにアダプタを付けると、どんなメリットがあるのかを見ていきましょう。
その1・かんたんに照明器具を付けることができる!
引っ掛けシーリングにアダプタを付けることで、どんな照明器具でも自由に選ぶことができるようになります。
自分が好きなデザインの照明器具を付けられれば、自由に部屋の空間をデザインすることができます。
たとえば、新しいシーリングライトを買ったのに、いざ取り付けようとしても取り付けることができない! ということがあります。
アダプタを引っ掛けて回す引っ掛けシーリングはどれも同じだと思い込んではいませんか?
実はそうではありません。いろんな形があります。
せっかく新しい照明器具を買ったのに…工事を頼まないと付けられない、さらなる出費…と頭を抱える前にアダプタというものがあるのを覚えておいてください。
照明器具が付けられない時は、天井についている器具が旧式で対応していないためです。そんなときに活用できるのが引っ掛けシーリング用の増改アダプタです。
パナソニックなどから発売されていて、1型から4型までのタイプがあります。これらはAmazonやホームセンターで購入が可能です。
1型は、天井に引っ掛けシーリングと新しいコンセントが生まれるタイプです。
コンセントがあれば照明器具はもちろんのこと、スマートスピーカーや無線LANの中継器なども付けられるようになるのでより便利に使えるようになります。
2型は、天井の1口の引っ掛けシーリングを3口にするアダプタです。ペンダントライトの増設にも役立ちます。ただ、天井はコードが丸見えなのできれいに見せたい方には不向きかもしれません。
3型は、二股のぶら下がっているコンセントを角形引っ掛けシーリングへと変えてくれるアダプタです。
4型は、ひもスイッチのない照明に長さ1.5mほどのひもスイッチを付けることができます。角形シーリングと照明器具の間に挟めてON/OFFのスイッチになります。
アシメントリーでおしゃれな6灯のLEDシャンデリア GCH003-6
緩やかな放物線を描いたアームの先に真球ガラスがついたシャンデリア。空間を華やかに演出します。真鍮メッキと乳白色ガラスの組み合わせにより、高級感の中に安らぎを感じさせます。
付属のネジ金具を天井に挿し、ひもを横に引っ張って、交わす構造となっています。
1型から4型まで取り付けがかんたんなのが特徴です。
メリットその2・多灯使いができる!
増改アダプタを使うことでかんたんに多灯使いができるようになりますが、さらに天井までも美しく見せるならダクトレールを使うようにしましょう。
ダクトレールというのは照明を取り付けられるバー状の配線器具のことをいいます。よくおしゃれなカフェやレストランなどで見られるペンダントライトはダクトレールからたいてい垂れ下がっています。
カフェやレストランでペンダントライトを見かけたら、ぜひ、ついでに天井も見てみると参考になるはずです。ダクトレールは、ライティングレール、ライティングダクトとも言いますが、すべて同じものを指しています。
このレールの内部には電気が流れているので、レール上であればどんなところにも照明器具を取り付けることができます。
天井に引掛シーリングボディが設置されている場合に設置できる簡易取付型ダクトレール
天井に設置されている配線器具が引掛シーリングで、ペンダントを複数台設置できなかったという方へ。この簡易取付型ダクトレールを設置すれば、ダクトレール対応器具が複数台設置できます。設置するペンダントライト(ダクトレール対応)は別途ご購入ください。
レールの組み方もまっすぐ1本だけでなく、コの字、L字型など工夫すればどんな形にもなりますから、好きな形でのレイアウトが可能です。
さらにレールを走らせることで以下のようなメリットがあります。
・照明の取り付け位置を自由に変えられるようになる
・ペンダントライトを下げることができる
・いくつもの照明器具を付けることができる
ダクトレールというと何だか難しそうですが、簡易ダクトレールなら電気工事の必要なく10分程度でかんたんに取り付けることができるので、挑戦してみてはいかがでしょうか。
メリットその3・センサー付きの照明に変えることができる!
センサー付きのシーリングにアダプタを付けることで人感センサー付きの照明に変えられるのは最大のメリットです。
何か荷物などを持っていて手が使えないシーンということもありますよね。
たとえば玄関ですが、帰宅したら真っ暗で暗がりの中、玄関の照明スイッチを探すこともあるでしょう。
小さな子供が眠ってしまって抱いているときなども同じです。
なぜか早く付けようとするほど焦ってしまい、なかなか付けられず、もどかしい思いをしたという人も多いと思います。
いつも触っているスイッチなのに、暗いとよくわからなくなるものでこの辺りなんだけど…と手をズルズルさせながら、あった!…そんな具合かと思います。
こんな時、センサー付きシーリングのアダプタが大活躍してくれます。玄関に入った瞬間にパッと明かりが付けば、焦ることなく、心も明るくなるはずです。
このようにちょっとしたところで大活躍してくれるのがセンサー付きの照明です。
さらに外に面する部分に付けておけば侵入者も感知してくれるので防犯としても使えますよね。
また、スピーカーユニットを合体させたシーリングライトというのも発売されています。
どういうものかというと天井から音楽を流すことができる照明です。
スマホに専用アプリをインストールして、連携させればBluetoothスピーカー機能、スマートリモコン機能、さらにはスマートスピーカーでの操作も可能になるというもの。
このように照明も壁のスイッチをポチッとするのではなく、AI化が進み、スマホで操作する時代になったというわけです。
引っ掛けシーリングアダプタを付けてみよう
引っ掛けシーリングボディにアダプタを取り付ける方法はかんたんです。
アダプタの形によっては取り付け方に多少の違いはありますが、基本的には天井に出ている引っ掛けシーリングにはめるだけです。
その際、「カチッ」と音がするまでしっかりと回すようにします。
ただ、天井に付いているシーリングが古い形の場合は増設アダプタを活用するとうまくいきます。
また、天井のシーリングにヒビ割れがないか、欠けている部分はないか、天井が歪んでいないかをしっかりとチェックした上で取り付けるようにしましょう。
あとは、必ずアダプタが外れないことを確かめたら、照明器具を取り付けていきます。こちらも落下しないようにしっかりと取り付けるようにしましょう。
スリムなボディが人気のペンダントライト MPN06
LEDモジュールを採用することにより、従来の電球型器具では表現できないφ5.5cmのスタイリッシュなシリンダー型のペンダントをデザイン。細身な円筒形のボディと光を拡散するアクリルパーツの組み合わせが、シンプルかつスタイリッシュな空間をつくります。
まとめ
天井に付いている引っ掛けシーリングが古いと新しく購入した照明器具が付かないことがあります。
そんなときに大活躍してくれるのがアダプタです。これを引っ掛けシーリングと照明器具の間にかませることで連結させることができるようになるのです。
工事を頼む前にアダプタで何とかなることもあります。
工事を頼めば何かと高く付きますが、工夫をすれば自分でも取り付けられて、費用を安く抑えることができるはず。
アダプタを上手に利用して、空間をデザインしてみましょう。
そして自分好みの部屋に変えてみませんか?