空間をおしゃれに演出するLEDペンダントライトの使い方

ペンダントライト

ペンダントライトとは、コードやチェーンで天井から吊り下げる照明器具のことです。
大きく分けると、シャンデリアのようにある程度高い位置から部屋全体を照らす全体照明と、ダイニングテーブル上に吊るす部分照明とがあります。

この記事では、ペンダントライトについて、その特徴や設置上の注意点などを説明します。
照明器具を選ぶ際の参考にしてください。

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LEDペンダントライトの主な特徴

天井からつり下げるタイプのペンダントライトは、シーリングライトと違って器具全体の存在が部屋の空間を演出するインテリアです。
そのため、様々なデザイン、材質、大きさのペンダントライトが販売されています。
ダイニングや寝室など、お部屋の中でもアクセントを付けたい場所に設置することが多いようです。

同時にライトとしての機能があり、その高さにより存在感も役割も変化します。
ダイニングテーブルの上に吊るすような場合は、ライトから照らされるものまでの距離が近くなります。
そうなると、一点を強く照らす性質があるため、照明が当たるものとそうでないものとが、コントラストが付いて、部屋の雰囲気づくりに一役買ってくれます。

少し高い位置につり下げた大きめのペンダントライトは、部屋全体を隅々まで明るくは出来ませんが、それはそれで味がある演出効果があります。
その際、ランプシェードが付いた物を選ぶ場合は、それが光を透過するかしないかで大きく部屋の感じが異なります。
部屋全体を明るくしたいなら光が透過するタイプを、机上をメインに照らすなら透過しないシェードにしましょう。

ペンダントライトの高さ

ペンダントライトを一体どの高さにすると、見栄えも使い勝手も良いのでしょうか。
場所ごとに、ある程度のおすすめガイドラインがありますので、参考にしてください。

➀キッチンカウンター

 一般的な天井高2m40cm~50cmの場合、コードの全長が50cmであれば、シェード(10cm前後)を取り付けると床から1m90cm~1m80cmの高さにシェードの一番下の部分が来る計算になります。
 これくらいの高さが、頭に当たらず一番キレイにペンダントライトが見える高さです。

②ダイニングテーブル

 ダイニングテーブルは食事をする場所だけではなく、子供が勉強したり、何か作業をしたりと、色々な使い方をします。
 全ての使い方で「手元を照らしたい」という目的が同じなので、出来るだけ低く、ジャマにならない位置になる高さがオススメです。

 テーブルの高さや幅、大きさ、ペンダントライトのシェードの大きさによって多少、変わりますが、一般的にテーブルの天板からペンダントライトの一番下の部分までの高さが80cm~95cmがオススメの長さです。

 2m50cmの天井高で考えると、テーブルの高さは一般的に70cm~75cmなので、全長80cmのコードにシェード(10㎝)を取り付けると、ペンダントライトとテーブルの間が85cmになり、丁度いい高さになります。

③リビング

 家族がくつろぐ大事な場所ですが、ペンダントライトが頭が当たらない高さに取付けることになります。
 住んでいる人の身長に依存しますが、2mから2m10cm位が一般的でしょう。
 一般的な天井高2m40cm~50cmの場合、コードの全長が30cmであれば、シェード(10cm前後)を取り付けると床から2m~2m10cmの高さにシェードの一番下の部分が来る計算になります。
 ペンダントライトだけでは暗い場合があるため、ダウンライトなど組み合わせて部屋の大きさにあった明るさの照明を設置することをおすすめします。
 

LEDペンダントライトはデザインが多彩

ペンダントライトはそれ自体がインテリアの役割をしているので、その部屋をどうしたいかを考える上でデザインはとても重要です。
とはいうものの、照明の大きさや明るさなどと形状は、好みで選んで問題ありません。

ペンダントライトは、本当に明るさが必要な所のみ明るくすれば良いので、設置する場所は何度もよく確かめて決めましょう。
また、全てペンダントライトにする必要は無いので、寝室などではスタンドライトを置けば十分な場合もあります。

ペンダントライトのデザインと照らし方

ランプシェードの形状が円柱形・ガラス素材・デザイン照明などは、下方向だけでなく天井付近も照らすこともできるので、間接的なあかりも楽しむことが出来ます。

また、3灯タイプやシャンデリアタイプのように、複数の電球を備えている多灯の照明器具は、分散照明などの方法で、別方向への光の分散が可能です。
部屋の空間も手軽に演出することが出来ます。

モダンなデザインのドーム型、可愛らしい球形タイプ・薄型タイプ、そして和モダンスタイルのペンダントライトなど、様々な形をした物から部屋の雰囲気・用途を考えて選べば良いでしょう。

お部屋や目的に合わせてLEDペンダントライトを選ぶ

どの部屋のどの位置にするか決めたなら、ペンダントライトを部屋に設置しましょう。
ここからは、おすすめペンダントライトを紹介します。

①ダイニング・キッチンにおすすめ
 ZQ&QY「ペンダントライトシャンデリアランプ北欧モダン7W」

細身でシャープなラインがモダンな雰囲気を生み出しているライトです。キッチンカウンターに設置することで、空間にメリハリをつけることができます。 2色あるので、やわらかい北欧ならホワイト、インダストリアルならブラックがおすすめです。
フラッシュなし、眩光なしの安全な照明です。現代的で暖かい雰囲気を提供します。

②6畳の部屋におすすめ
 ZEKOO 「ペンダントライト 吊り下げ 照明器具」

特別な形状のデザインが注目を集めています。フレッシュで明るい雰囲気を展示されています。どの部屋にもマッチする優れた北欧デザインのライトです。 ランプシェードはアルミ製で、軽くて薄くて実用的です。 内側の黄色のデザインと魔法の帽子の形が製品のハイライトとなっています。

部屋の広さと光量

LEDペンダント照明の適用畳数の表示基準は、一般社団法人「日本照明工業会」によって定められています。
以下の表はそこからの抜粋です。

リビングや広めの寝室などの空間には、それに応じた照度のペンダントライトが必要です。8畳の場合、2,970〜3,869ルーメンの明るさがあれば、全体を明るく照らすことができます。10畳の場合には、3,510〜4,409ルーメンが目安です。

ただ、このくらいの広さがある場合には、ドーム型のシェードタイプよりも、多灯タイプや円柱形の方が明るく照らすことができるでしょう。
和風なインテリアなら、和モダンなタイプや和紙などを使用して光が全体に広がるタイプを選んでも良いでしょう。

空間が12畳から14畳ある場合には、12畳で4,050〜4,949ルーメン、14畳では4,590〜5.489ルーメンの照度が目安です。12畳ともなると空間が広いので、複数のペンダントライトに分散して部屋を照らすのもありです。

まとめ

LEDペンダントライトの紹介をしてきました。
照明としての機能は当然ですが、インテリアとしての存在感が光るペンダントライトは、とても魅力的な照明器具ですね。

選ぶ際には少しの勇気とセンスが必要ですね。
購入する前に、何度もショールームを見て回るとよいでしょう。
部屋のイメージが大きく変わっていくこと、まちがいありません。

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