おしゃれな空間を作ってくれる照明ですが、どのくらい電気代がかかるのか照明ごとに違うことはご存じですか?家電量販店などで、商品を比較してみても多くの商品は、使用した1ヶ月の電気代などが記載されており、多くの方の判断材料になっています。
しかし、実際に購入して使用していても、周りの家庭がどのぐらいの電気代なのか知りませんよね。今回は、平均でどのくらいの電気代がかかっているのかを説明しながら、各照明ごとの違いなどをご紹介していきます。
照明で差が出る電気代を、新しい照明選びの参考にしてみてください。
オンラインストアで人気商品!円筒ペンダントライト
直径5.5cmのスリムな円筒形ボディで、どのような場所にも合わせやすいです。器具内部にLEDが組み込まれているため、光源のみを電球のように交換することができませんが、LEDの寿命は40,000時間なので1日平均10時間点灯したとしても約10年間ご使用いただけます。
税込 10,780円
目次
照明の【つけっぱなし】でかかってしまう電気代の平均は?
【こまめに消す!】が節約の鍵でもありますが、疲れてつけっぱなしにしてしまうこともありますよね。つけっぱなしは、消費電力が高くなってしまい電気代が高くなり、環境にも悪影響だという意見が多いですが、本当につけっぱなしはよくないのでしょうか?
LED電球使用の場合
家庭用のLEDシーリングライトを、つけっぱなしにした時の電気代はこちらです。※1kWhあたり34.73円(23年6月の全国平均値)で算出
【8~10畳】45Wの照明の場合。
1時間の使用で、1.56円。
24時間のつけっぱなしで、37.51円。
1ヶ月(30日間)では、1,125.25円。
【!照明1台分の計算です!】
蛍光灯使用の場合
【蛍光灯式シーリングライト】として、家庭でも多く取り扱われている照明ですが、つけっぱなしにした時の電気代はこちらです。※1kWhあたり34.73円(23年6月の全国平均値)で算出
【8~10畳】75Wの照明の場合
1時間の使用で、2.6円。
24時間のつけっぱなしで62.51円。
1ヶ月(30日間)では、1,875.42円。
【!照明1台分の計算です!】
照明をこまめに消したりつけたりした時の電気代は?
実は照明の消費電力がもっとも大きくなる瞬間は、電気をつける瞬間です。こまめに、点灯・消灯を繰り返すことは、節約になっていると感じがちですが、実は繰り返す回数が短時間で多い場合には、逆効果になっているケースが多いです。
部屋からでて、短時間で戻る場合にはつけっぱなしにしておいた方が、消費電力が大きくなる回数を減らすことができるので、電気代は安くなる傾向が高いです。
オプティカルパーツがワンポイントのペンダントライトMPN06
ミニマルな円筒形LEDペンダントライト。細身な円筒形のボディと光を拡散するアクリルパーツの組み合わせが、シンプルかつスタイリッシュな空間をつくります。
税込 11,880円
現代の主流【LED電球】に変更すると、照明でかかる電気代は少なくなるの?
電気代は、照明によって異なりますが、全ての照明の電球を消費電力が少ないと言われている【LED電球】に変えると、電気料金は安くなるのでしょうか。部屋の数と共に、電気料金を比較してみましょう。
リビングのみの場合
1日9時間点灯させて、30日分の電気料金を比較します。※1kWhあたり34.73円(23年6月の全国平均値)で算出しています。
【蛍光灯式シーリングライトの場合】
1時間の点灯で、2.6円。
9時間の点灯で、23.44円。
9時間点灯を30日間続けると、703.28円。
【LEDシーリングライトの場合】
1時間の点灯で、1.88円。
9時間の点灯で、16.88円。
9時間点灯を30日間続けると、506.36円。
【30日間の違い】LED照明の方が、【196.92円安い】
【1年間続けると…】《2,363.04円の差がある》
2LDKの場合
3部屋を1日9時間点灯させて、30日分の電気料金を比較します。
【蛍光灯式シーリングライトの場合】
1時間の点灯で、7.8円。
9時間の点灯で、70.32円。
9時間点灯を30日間続けると、2,109.84円。
【LEDシーリングライトの場合】
1時間の点灯で、5.64円。
9時間の点灯で、50.64円。
9時間点灯を30日間続けると、1,519.08円。
【30日間の違い】LED照明の方が、【590.76円安い】
【1年間続けると…】《7,089.12円の差がある》
3LDKの場合
4部屋を1日9時間点灯させて、30日分の電気料金を比較します。
【蛍光灯式シーリングライトの場合】
1時間の点灯で、10.4円。
9時間の点灯で、93.76円。
9時間点灯を30日間続けると、2,813.12円。
【LEDシーリングライトの場合】
1時間の点灯で、7.52円。
9時間の点灯で、67.52円。
9時間点灯を30日間続けると、2,025.44円。
【30日間の違い】LED照明の方が、【787.68円安い】
【1年間続けると…】《9,452.16円の差がある》
《3つの参考料金は、玄関・トイレ・風呂場などの照明は計算していない金額です。基本料金なども加算されるので、上記の金額が最終金額ではありません。》
畳数で選べるLEDシーリングライト LOG(ログ)
6畳用・8畳用・12畳用 発光面に年輪をイメージしたグラフィックを施した丸太のような形状。日々の「ちょっとした幸せ」の積み重ねが年輪のように記録として刻まれていくようにと思いを込めてつくりました。見た目だけでなく使うシーンによって、光の色や明るさを調節できます。
電気代を安く抑えたいならば、照明の選び方が大事!
電気代を安く抑えたい人は、消し忘れや点灯時間を短くする努力よりも、消費電力が少なく電球を選ぶことが大切です。正しい照明選びをして、我慢しすぎずに快適に生活できる環境を整えましょう。
節約をしたい方や、初めての1人暮らしでも参考にしてほしい照明の選び方のポイントを解説していきます。
調光機能が備わっている照明がおすすめ
LED照明の多くに備わっている機能で、【調光機能】という機能があります。光の明るさを調節してくれる機能で、場面や状況に応じて変化させることができます。
実は、調光機能で暗くした光は、1番明るいときの光と比較すると消費電力が少なくなります。リビングなどで主に使用されているシーリングライトでは1番明るい光は必要ない場合が多いです。明るさを調節して消費電力も節約してみてはいかがでしょうか。
調光機能がない照明は、そのままの明るさで生活しなければなりませんが、調節できる場合は明るさを少し抑えてあげるだけでも、電気料金の節約に繋がります。
消費電力が少ない=消費効率が高い電球を購入!
LED電球は、消費電力が少ない電球として人気ですが、【消費効率が高い電球】をご存じでしょうか?
【消費効率】とは、1Wの消費電力でどのくらいの明るさを出すことができるのかを表す数値です。消費電力は少ない方が省エネルギーですが、消費効率が高い照明も省エネの電球として注目されています。
消費電力の低さに注目すると、明るさを十分に確保できない場合があります。できるだけ、【消費電力の低さ】と【消費効率の高さ】の2つの条件が揃っている電球を選ぶことをおすすめします。
高機能の商品であれば、タイマー機能で無駄なつけっぱなしを予防できる
照明にも、高機能な商品が多く販売されています。夜、就寝中につけっぱなしにする行為は、できればなくした方が電気料金は少なくなります。必要でない時間に、つけっぱなしを防止するために【タイマー機能】が設定されている照明がおすすめです。
どうしても、疲れてしまってつけっぱなしを繰り返してしまう方にも、タイマー機能をおすすめします。つけっぱなしを防止するだけでなく、暗い環境で眠ることができるので、睡眠の質も高めることができますよ。
購入した照明で大きく変わる電気代。ひと月では少ない差額も、1年間では大きく広がります。
照明を購入するときに、電気代のことまで考える方は少ないですが、【電気代】だけに注目して照明を見てみると、LED電球は電気料金が安くなるだけでなく、環境にも優しくコストパフォーマンスのよい商品であることがわかりました。
1ヶ月の料金だけをみると、大きな数字ではありませんが、1年間の料金を比較してみると差は大きく広がります。同じ電気でも、電球を変えるだけで大きなお金を浮かせることができるので、ぜひ電気代の高さが気になる方は参考にしてみてください。