多くの方々がLEDデスクライトを購入していらっしゃることでしょう。まさに、LEDが一番優れている照明器具であると言った認識の仕方をしている方々が多いようですが実際にはどうなのでしょうか。
今回、目に優しいLEDデスクライトとはどのようなデスクライトのことを言うのか解説をします。
このような照明器具はいかがでしょうか。
目に優しいLEDデスクライトの重要性
インターネット通販ショップでは、現在、いろいろな照明器具を購入することができます。デスクライトも多く販売されていますが、みなさんは購入されるときどのような点を重視しているのでしょうか。デスクライトの場合は、目に優しい照明器具を購入するべきです。
最近では、LEDのデスクライトが多く販売されています。その中でLEDを購入すれば安心という気持ちを持っている方々も少なくありません。
LEDの照明器具は幾分価格も高めなので他のものと比較してクオリティーが高いと思っている人たちも多いでしょう。確かに、LEDの照明器具は寿命を長くもたせることができるから電球をいちいち交換しないで済ますことができます。
また消費電力が少ないから電気代は安く済みます。頻繁につけたり消したりしても寿命が縮んでしまうこともありません。
さらに衝撃にも強く、電気をつけるとすぐに明るくすることができる照明器具なので、子供さんの学習机の上には適しているでしょう。
ほかにも、LEDの照明器具は、紫外線を出さないから虫が寄りつかない特徴があります。ですから、アウトドアで使用したいという方々におすすめです。
また、消費電力が少ない照明器具であるため、二酸化炭素の排出量が少なく環境にもしっかり貢献してくれます。環境省の報告では、1年間に製造されたLEDを最後まで使用することで、白熱電球を使用しているのと比較して、745万トンの二酸化炭素の排出削減の効果を期待することができると言われています。
LEDのデスクライトにはこれだけのメリットがあります。やや価格は高め設定になりますが、価格が高くてもLEDは長くもたせることができるのでコストパフォーマンスの高い商品と言うことができます。
しかし、注目していただきたいのは、既にお話ししたLEDのデスクライトのメリットの中でどれだけ目に重視したポイントが語られたかということです。
LEDのデスクライトは、決して目に優しい照明器具として作られたものではないという認識も大事です。
さらに、大事なのは、LEDのデスクライトを購入するとき、目に優しい照明器具選びをしなければならないということです。
次では、目に優しいデスクライトの選び方について解説をします。
LEDデスクライトは目に優しいとは言えない?
インターネットでは、時々、「LEDのデスクライトって目に悪いの?」という質問を見かけることがあります。そのようなことを心配していらっしゃる方々も少なくないようです。
その質問に対してメーカーの回答はこうです。
LEDのデスクライトは、光を直接、長時間見続けなければ悪い影響はありません。実際に、LEDのデスクライトを使用して健康被害が多数報告されている訳ではありません。通常の使い方をすれば、特に問題はないでしょう。
ただし、LEDのデスクライトに含まれているブルーライト(青色光)には注意が必要としています。
LEDのデスクライトに使用される白色LEDは、青色のLEDと黄色の蛍光体、または赤色と緑色の蛍光体を組み合わせたものが多く使用されているので、ブルーライト(青色光)が、青色LEDから照射されています。
LEDの光を直接見続けてしまうことで、網膜損傷や眼病被害につながるリスクがあると言われています。それではとてもLEDのデスクライトは、目に優しい照明器具とは言うことができないかもしれません。
ブルーライトは、大気中の粒子とぶつかって光が散乱しやすい特徴を持っているため、例えば、ディスプレイの文字がにじみやすい傾向があります。ですから、目は頑張ってピントを合わせようとし、瞳孔を収縮させることで、毛様体筋を刺激してしまうことになります。LEDのデスクライトを使用し続けていることで、眼精疲労であったり、ドライアイが起こりやすくなります。
ブルーライトは、波長の短い光なので、光自体のエネルギーも強く、網膜に直接的に光を当てるため、長く使用し続けていることで眼病の要因を作り出す可能性があります。
目に優しいLEDデスクライトの対策
目に優しい照明器具を使い続けるために、最初にブルーライト対策も真剣に考えるべきでしょう。ブルーライト対策のため、黄色のサングラスかブルーライト専用メガネが有効的です。
実際に実験結果では、20~30時間程度直接LEDが照射されることで、網膜損傷が起きたと言われています。いま日常生活でLEDの照明器具を使用している方々は、直接LEDを見るということはしていないと思いますので、それ程心配することではないのかもしれませんが、デスクワークを長時間しているという方々は、ブルーライトを意識して黄色のサングラスを使うとか、ブルーライト対策用のメガネなどを使用するべきでしょう。それだけ目に負担をかけるのを防ぐことができます。
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ブルーライト対策をしている照明器具も販売されている
ブルーライトといえば、パソコンの画面だったり、スマートフォンをイメージする方々がほとんどで、LEDとブルーライトが結びつかない方々が多いです。
パソコンの画面だったり、スマートフォンのブルーライトを注意しなければならないのも事実なのですが、他に注意をしなければならないのは、蛍光灯の代わりに普及率がとても高いLEDのデスクライトに対してです。スマートフォン以上にブルーライトが発しているというのに、多くの方々がそれに気づいていない可能性もあります。問題は、青色LEDプラス黄色発光体という組み合わせの白色LEDに対してです。
ただし、LEDのデスクライトを更に追求すれば、新しい技術を使った白色LEDが既に登場して来ている事実があります。まさに、そのような照明器具が目に優しいデスクライトということができるのではないでしょうか。
例えば、青色LEDを発明した1人である中村修三氏が立ち上げたベンチャー企業では、紫色LEDの開発に着手し、紫色LEDをプラスし、赤緑青の3色に加え白色を作り出すことで、ブルーライトを低減させることができるLEDの照明器具が開発されています。
そのような開発は、それ以外の企業でも積極的に行われています。東芝マテリアル社においても、紫色LEDを加えることで、白色を出すLED照明が開発され、既に販売しています。
実際にブルーライトが大幅に軽減されたデスクライトの開発は可能です。ただし、まだまだ開発のためのコストがかかるため、リーズナブル価格で商品を消費者になかなか提供できない難しさがあるようです。
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まとめ
いかがでしょうか。今回、デスクライトを購入する上で意識しなければならない目に優しいデスクライトについて解説をしました。
目に優しいデスクライトを購入する上で意識しなければならないものとしてブルーライトの問題です。
まだまだ、ブルーライトの対策をしている照明器具は価格が高め傾向になってしまうようですが、その問題はいずれ時間が解決していくことでしょう。現状少し価格が高い照明器具でも目に優しいものを敢えて購入するべきでしょう。今回解説したことを参考に目に優しいデスクライトを選んでみてはいかがでしょうか。