スタンド式のデスクライトではなく、クランプ式を購入しようと思っている方々もいらっしゃることでしょう。クランプ式のデスクライトは、デスクにそれほどスペースがないという方々におすすめです。また、デスク一杯に資料など広げて作業する方々には、スタンド式よりもクランプ式のデスクライトがおすすめです。
今回は、クランプ式のデスクライトの調光、調色機能について解説します。
目次
クランプ式のデスクライトとは? 調光、調色にも注目
クランプとは、器具などを挟んで、他の物に固定するための、ねじのついたコの字型の金具のことです。 クランプ式のデスクライトは、クランプという部品を使用し、机の天板や、棚のポール、ベッドサイドの引き出しの板などを挟み込んで、ライトを固定します。
クランプ式のデスクライトを取り付けする場合、いちいち電気工事の資格を取得している人に取り付けを依頼しなければならないということはありません。そのような意味ではクランプ式のデスクライトは非常に自由性の高い照明器具ということができます。
しかし、クランプ式のデスクライトを購入して、取り付けしようとした場合、デスクの天板にクランプを取り付けできないということもありますので注意が必要です。また、天板は薄すぎてもクランプ式のデスクライトを安定させることができません。
さらに、あまりにも価格の安いクランプ式のデスクライトを購入してしまうことで、ヘッド、アームの自由性がものたりないということもあります。照明器具は、安いほどいいと考える方々もいらっしゃるでしょうけど、実際に安い照明器具を購入してしまうことで、遠くまで光源部分を伸ばそうとしたときに、重力で下に下がってきてしまうものがあるので注意が必要です。
また、ヘッドの角度を調節できないため、まぶしい光が直接目に入ってきてしまうこともあります。
クランプ式のデスクライトは照明器具なので、購入される方々は明るさを意識するようにしましょう。照明器具には調光、調色などの光を変えることができる機能があります。購入される前にあらかじめそのようなことも正しく理解しておくといいでしょう。
クランプ式のデスクライトの調光・調色とは
クランプ式のデスクライトの調光、調色と言われて、どのような意味なのかわからないという方々もきっといらっしゃることでしょう。
照明器具を購入される方々は、それほどそのような用語を意識しないで買われる方々もいます。それでもすんなり照明器具は購入できてしまうのかもしれませんが、調光や調色などの機能が付いているかどうかで快適さに違いが出てきてしまうことがあります。
調光とは
調光とは、光の明るさを段階的に変えることができる機能のことです。
照明の明るさは、光の量を示す「光束のルーメン(lm)」と照らされた面の明るさを示す「照度のルクス(lx)」で表現をしています。勉強や読書をするときは750lxあたりが目安とされていますが、お部屋には、上から全体照明で照らされていることもありますので、そのようなことも配慮して、明るさに対しては400lm・500lxあたりを目安にするといいでしょう。
照明器具は、明るすぎるほどいいということではありません。明るいと作業していてまぶしすぎると感じてしまうでしょうし、そのような照明器具を長年使用していることで、目になんらかの障害が出てきてしまう可能性もあります。
そこで明るさを調節することができる調光機能のついているクランプ式のデスクライトを購入することで、そのような問題も回避することができるでしょう。
照射範囲にも注目
作業でデスクライトを使用するという方々は、広く照らすことができるもの、均一に照らすことができるものがいいでしょう。照明器具の基本的性能を理解するためにも、明るさ、照射できる範囲、明りの均一さあたりは大事なポイントです
また、クランプ式のデスクライトによって差が出てきやすいのが、照射範囲です。作業をしている時、照らされる面が狭いとそれだけまた目に負担をかけてしまうことになります。
JIS規格では、光源からの距離とデスクの面の照度により、「AA形」・「A形」・「一般形」という形で明るさの分類をしています。
「AA形」のデスクライトであれば、光源から半径30cmに500lx以上の光を届かせることができ、照射範囲が広くとても快適です。
以下は目に優しいおすすめ商品です。
照度の均一さにも注目
また、デスクライト購入で注目しなければならないポイントは、照度の均一さです。均一というのは、デスクの上の明るさの明るい部分と暗い部分の差が小さい状態をさします。
最近では、LEDのクランプ式のデスクライトを購入している方々も多くいらっしゃるでしょう。
LEDは、もともと明かりが広がりにくい特徴があります。また、光がムラを作る特徴もありますので、LEDが100%優れている照明器具ということではありません。照度の均一さあたりは、それぞれメーカーによって違いが出てくる場所なので、是非、目に優しいデスクライトを選ぶために、照度の均一さにもこだわりを持つようにしましょう。
クランプ式のデスクライトには調光だけではなく、調色機能があるともっといい?
今度は、調色に注目してみましょう。LEDのクランプ式のデスクライトの色合いは、クリアな感じで、青っぽい「昼光色」と、オレンジ色に近い、あたたかい色合いの「電球色」に分類することができます。
この色合いに対しては、色温度K(ケルビン)で表現をします。
K(ケルビン)の数値が高くなれば、青白い光により近くなり、集中力を高めるという効果があるため、作業を頑張ってしようという方々におすすめです。一方でK(ケルビン)が低いと光は赤色っぽくなり、落ちついた雰囲気をもたらすことができます。
クランプ式のデスクライトを購入される方々は、調色機能のついたものを購入されれば、機能的にお仕事をしたい、また、リラックスしたいの2つの要素で有効的にデスクライトを使用することができます。
以下のような商品はいかがでしょうか。
調光・調色付きクランプ式のデスクライトのメリット
最近は、ネット通販ショップでも調光・調色付きクランプ式のデスクライトが販売されているので、もしそのような商品を見つけることができれば、やっぱり選択肢として外すことはできないと思います。
LEDのデスクライトにはメリットもありますがデメリットもありますので、そのあたりのことを理解して買われるといいでしょう。
LEDのデスクライトのメリットは、省エネで寿命が長いという点です。しかし、LEDは、マルチシャドウの現象が起こることもありますし、
LED特有の目にささるような強い光が気になるという方々もいます。LEDライトで手元を照らしていると複数の影が発生するという現象(マルチシャドウ)に対しては、企業努力もあり、気にならない商品も販売されているので、そのような商品に注目してみるといいでしょう。
できるだけ目に優しいLEDのクランプ式のデスクライトを購入するために、やっぱり注意しなければならないポイントは明るさなどに対し意識することです。ネット通販ショップに目を向ければ、以前より画期的アイテムが販売されているので、ちょっとお値段が高いと思ってもそのようなデスクライトを購入することがおすすめです。
やっぱり、調光、調色機能のあるデスクライトが販売されていれば、そのようなものを購入するべきではないでしょうか。
まとめ
いかがでしょうか。クランプ式のデスクライトは、デスクにあまりスペースがないという方々にとっておすすめのデスクライトです。クランプ式のデスクライトを取り付けすることで、日頃抱えていたイライラ感もきっと解消されることでしょう。
デスクライトをより快適に使用するために選ぶときの大事なポイントは、調光、調色機能がついているかどうかです。明るさに対してイライラしている人たちもきっと多くいらっしゃることでしょう。ちょっと価格は高くなってしまうかもしれませんが、そのような方々には、調光、調色機能付きのクランプ式のデスクライトがおすすめです。