みなさんは一体型ダウンライトと電球交換型ダウンライトの違いを知っていますか。自分はどちらのタイプを選ぶべきなのか知っていますか。
ここではダウンライトについて、基本的な知識から、一体型と電球交換型の違い、選ぶべきかタイプ、そしておしゃれな設置例まで紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
目次
ダウンライトとは 一体型と電球交換型とは

ダウンライトとはどんな照明器具なのでしょうか。一体型と電球交換型にはどういった違いがあるのでしょうか。まずは基本的な部分から見ていきましょう。
ダウンライトとは
ダウンライトとは天井に埋め込んで使用する照明器具です。小型で筒状のものが多く、シーリングライトよりも狭い範囲を照らします。
ダウンライトの大きな魅力のひとつは天井がフラットになることです。シーリングライトやペンダントライトとは違い天井から飛び出さないためフラットになり、お部屋全体もすっきりとした見た目になります。
反対にダウンライトのデメリットは設置するのに工事が必要なことです。そのため工事費がかかることはもちろんのこと、一度取り付けてしまうと簡単に動かすことができません。事前にしっかりと計画したうえで設置するようにしましょう。
工事には専門の資格が必要なため、必ず電気工事会社に依頼してください。
一体型とは
一体型とは照明器具と電球が一体となっているダウンライトのことです。一体型は電球が切れた時、照明器具ごと交換しなくてはいけない反面、照明器具自体の値段が安いのが特徴です。
電球交換型とは
電球交換型とは照明器具と電球が別々となっているダウンライトのことです。交換型は電球が切れた時にセルフで簡単に交換することができる反面、照明器具自体の値段が高いというデメリットがあります。
ダウンライト 一体型と電球交換型はどっちを選ぶべき?

それでは次に一体型と電球交換型はどちらを選ぶべきなのかを見ていきます。ダウンライトをこれから購入するという方はぜひ参考にしてみてください。
LEDダウンライトにしたい場合は一体型
LEDのダウンライトにしたい方は一体型がおすすめです。LEDの寿命は蛍光灯の約4倍長く(約40,000時間で1日6時間使用すると約18.3年)、LEDが切れるころには照明器具自体も劣化して交換しなくてはいけないため、トータルで考えると初期費用が安い一体型のほうが安くなるためです。
ただしLEDは熱に弱いため、断熱構造となっている天井には必ず高気密SB形のダウンライトを設置するようにしましょう。通常のLEDダウンライトを取り付けるとLEDの寿命を短くしてしまう恐れがあります。
白熱電球にしたいなら電球交換型
「白熱電球にしたい」という方には電球交換型になります。白熱電球は寿命が短いため(約1,000~3,000時間で1日6時間使用すると約0.5~1.4年)、電球が切れた場合は、対応の電球を購入して電球を交換します。
一体型、電球交換型ダウンライトの設置例

次にダウンライトの設置例を見ていきましょう。ダウンライトはさまざまな場所で活躍する照明器具です。
リビング
リビングは他のお部屋よりも比較的広々としているため、さまざまな設置方法があります。拡散タイプ(照射範囲が広いタイプ)を複数取り付ければメインの照明器具として使用すことができますし、台所やダイニングテーブルなど特に照らした場所に設置することもできます。また壁側に設置したりユニバーサルダウンライト(照射角度を自由に変えることができるダウンライト)を設置すれば、間接照明として使用すこともできます。
寝室
寝室は調光付きのダウンライトがおすすめです。就寝前は光の明るさを落とすことによって、心地よく床に就くことができます。また就寝時を考えてベッドに寝転んだ時に顔に直接光が当たらない位置に設置することをおすすめします。
外玄関
ダウンライトは外玄関に設置することもできます。時間センサーを取り付ければ防犯対策にもなるのでおすすめです。
トイレや洗面台
トイレや洗面台なの狭い空間ではダウンライト一灯で十分にお部屋全体を照らすことができます。またダウンライトは天井に埋め込むぶんスペースを取らないため、広々と使用することができます。
廊下
廊下にもダウンライトは設置することができます。等距離に設置していけば統一感も生み出すことができ、おしゃれな廊下に仕上がります。
一体型と交換型ダウンライトの賢い使い分けと選び方のポイント
ダウンライトの一体型と交換型には、それぞれに異なる特徴とメリットがあり、設置環境や使用目的に応じた最適な選択が求められます。一体型ダウンライトは、デザイン性と取り付けの簡便さが魅力です。外観が一体化しているため、天井に馴染みやすく、スタイリッシュな印象を与えます。また、初期コストが比較的低い点や、取り付け作業がシンプルなため、DIYでの施工が可能な場合も多く、手軽に導入できるという利点があります。一方、交換型ダウンライトは、ランプ部分だけを交換することができるため、消耗品のコストを抑えられるという経済的な側面があります。照明の性能や明るさを定期的に最新の技術にアップデートできるため、長期的な視点で見ると、機能性を維持しやすいという特徴があります。
また、両者の選び方にあたっては、設置場所や利用シーンをしっかりと把握することが重要です。例えば、住宅のリビングやキッチンなど、日常的に使う空間では、一体型の洗練されたデザインと簡易な施工方法が好まれる傾向にあります。一方で、オフィスや商業施設など、多くの照明を長期間にわたって運用する環境では、交換型の持つメンテナンス性やアップグレードの柔軟性が大きなメリットとなります。さらに、環境性能やエネルギー効率も選択のポイントです。最新のLED技術を採用した製品では、どちらのタイプにおいても省エネ効果が期待でき、環境に配慮した設計がなされているものが多く見受けられます。
また、施工時のトラブル防止や、将来的な仕様変更を考慮して、あらかじめどのタイプが自分のライフスタイルや建物の特性に合っているのかを見極めることが、満足度の高い照明プランに直結します。専門家の意見を取り入れたり、実際に展示場などで実物を確認することで、各製品の光の広がりや雰囲気、操作性などを体感することもおすすめです。実際に、一体型と交換型の使い分けに成功している事例を参考にすれば、空間全体のバランスが向上し、照明計画の幅が広がることでしょう。
最終的には、どちらのタイプにも一長一短があるため、単純なコストや見た目だけでなく、長期的なメンテナンス性や技術革新への対応力、そして設置環境に合わせた最適な光の演出を総合的に考慮した選択が求められます。これにより、快適な照明環境とともに、将来的なアップグレードや変更にも柔軟に対応できる住空間や業務環境を実現することが可能となります。今回ご紹介したポイントを参考に、あなたの現場に最適なダウンライトの選択と使い分けを検討してみてください。質の高い照明計画は、空間全体の印象を大きく左右する重要な要素となるでしょう。
一体型、電球交換型ダウンライトだけじゃない MotoMのおすすめ天井照明

最後にMotoMのおすすめ天井照明を紹介します。
Φ100×3灯シーリング MCL009-3

Φ100×3灯シーリング MCL009-3はバー状の土台に3灯のガラス照明がついたシーリングライトです。上品かつモダンなデザインで、お部屋の印象をがらっと変えることができます。
MotoMには他にも5灯バージョンのΦ100シーリングライトもあるので、気になった方はチェックしてみてください。
<MotoM>LEDペンダントライト 1灯 GPN008U

LEDペンダントライト1灯GPN008Uは電球周りに複数の三角フレームがついたペンダントライトです。電球から照射される温かみのある光と黒いフレームが、お部屋におしゃれな影の模様をつくりだしてくれます。
木目調円筒ペンダントライト MPN04 引掛シーリング

木目調円筒ペンダントライトMPN04は木目調のコンパクトな筒形ペンダントライトです。MPN04シンプルかつナチュラルなデザインとなっており、さまざまな場所に設置することができます。またシンプルでコンパクトなため、他の照明器具とも組み合わせやすペンダントライトとなっています。
色は木目調赤、木目調白、ブラウン、ダークブラウンの4種類から選ぶことができます。またMotoMには他にもさまざまな筒形ペンダントライトがあるので、気になった方はチェックしてみてください。
ダウンライト選び完全ガイド】電球一体型 vs 交換型、それぞれの特徴とメリットを徹底比較!
いかがでしたか。ダウンライトには電球一体型と交換型のふたつのタイプのものがあります。一体型は照明器具と電球が一体となっているダウンライトで、電球交換型は照明器具と電球が別々となっているダウンライトです。
LEDダウンライトを設置する場合は一体型がおすすめです。LEDは寿命がとても長いため、一体型のほうが安くすみます。
白熱電球を設置する場合は交換型がおすすめです。白熱電球は寿命が短いため、電球だけ交換できる交換型のほうが安くすみます。
MotoMには他にもさまざまな天井照明があります。好みの天井照明に出会いたいという方はぜひ下のリンクからチェックしてみてください。