みなさんはLED電球のダウンライトを使用していますか。LEDにはさまざまなメリットがあり、また簡単に設置することができます。
ここではLEDダウンライトについて、基本的な知識から、LED化するための方法、注意点、新しくLEDダウンライトを設置する方法などを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
目次
ダウンライトとはどんな照明器具? LED電球とは? 白熱電球や蛍光灯との違いは?
ダウンライトとはどんな照明器具なのでしょうか。LED電球とは、白熱電球や蛍光灯とはどう違うのでしょうか。
ダウンライトとは
ダウンライトとは天井に埋め込んで使用する照明器具です。小型で筒状のものが多く、シーリングライトよりも狭い範囲を照らします。
ダウンライトの魅力のひとつは天井がフラットになることです。シーリングライトやペンダントライトとは違い天井から飛び出さないため天井がフラットになり、お部屋全体がすっきりとした見た目になります。
白熱電球とは
LEDの前にまずは白熱電球から見ていきましょう。白熱電球はフィラメントと呼ばれる細い金属線に電気を流すことによって発光する照明です。白熱電球の寿命は約1,000~3,000時間(1日6時間使用した場合、約0.5~1.4年)で、昔から使用されていたこともあり取り付けるとレトロな雰囲気をお部屋にもたらします。
蛍光灯とは
蛍光灯とは管のなかにある水銀ガスと電子の摩擦によって発生した紫外線を発光物質に当てることによって発光する照明です。蛍光灯は寿命が約6,000~12,000時間(1日6時間使用した場合、約2.7~5.5年)と白熱電球よりも3倍以上長いのが特徴です。また蛍光灯は管状で横に長い照明器具や丸いわっか状の照明器具によく使われます。電球型のものも管が巻かれたような構造となっています。
LED電球とは
LEDとは「Light Emitting Diode」の略で日本名で発光ダイオードとも呼ばれる照明です。LEDは半導体を使って発光しており、発光効率がよく、白熱電球や蛍光灯よりも少ない電力で発光するのが特徴です。
またLEDの寿命は約40,000時間(1日6時間使用した場合、約18.3年)と蛍光灯よりも約4倍長く、またさらに白熱電球や蛍光灯ほど熱を発しないため、電球周りが熱くなりにくいという特徴もあります。
ただし白熱電球や蛍光灯のように360度均一に照らすことは苦手です(しかし現在は360度光を照射することができるLEDも登場してきている)。またLEDは熱に弱いという特徴もあります。
ダウンライト 白熱電球からLED電球にするためには
ダウンライトは簡単にLED化させることができます。古い白熱電球を取り外し、そこに口金サイズと寸法が合うLEDを取り付けるだけで完成です(一体型を除く)。ただしLEDならではの注意点がいくつかあります。
断熱材施工器具と密閉型器具には注意
LEDは熱に弱い照明です。そのため断熱材施工器具や密閉型器具のダウンライトに取り付ける際は注意が必要です。それらは熱をためこんでしまう恐れがあるため、LEDの寿命を短くしてしまいます。
断熱材施工器具や密閉型器具のダウンライトに取り付ける際は、必ずそれぞれに対応したLED電球を取り付けるようにしましょう。
ルーメンに注意
LEDは白熱電球や電球型蛍光灯とは違い、光の明るさを示す単位としてルーメン(㏐)を使います。これはLEDが白熱電球や電球型蛍光灯よりも少ない電力(ワット)で発光するためで、LED化するときには注意が必要です。
白熱電球とLEDは一般的におおよそ以下ののように対応しています。
白熱電球100W相当―LED1520lm以上
白熱電球60W相当―LED810lm以上
白熱電球40W相当―LED485lm以上
白熱電球20W相当―LED170lm以上
またLEDのなかには「60W相当」といったような記載があるものもあるので、それを参考に購入するようにしましょう。
新しくLED電球のダウンライトを設置する方法
新しくLEDダウンライトを取り付ける際は工事が必要です。工事には専門の資格が必要なため、必ず電気工事会社に依頼するようにしましょう。ダウンライトは一度取り付けると、簡単に動かすことができないため、事前にしっかりと計画しておくことが大切です。
またダウンライトには大きく分けてふたつのタイプがあります。
交換型
交換型とは照明器具と電球が別々となっているダウンライトのことです。電球が切れた時にセルフで簡単に交換できる反面、照明器具自体の値段が高いのがデメリットです。
一体型
一体型は照明器具と電球が一体となったダウンライトのことです。電球が切れた時、照明器具ごと交換しなくてはいけない反面、照明器具自体の値段が安いのがメリットです。
LEDダウンライトの場合はこちらの一体型がおすすめです。なぜならLEDの寿命は長く、LEDが切れたころには照明器具も劣化していて交換しないといけないからです。初期費用を考えると一体型のほうが安くすみます。
ダウンライトだけじゃない LED電球を使ったMotoMのおすすめ天井照明
最後にMotoMのおすすめLED天井照明を紹介します。
<MotoM>LEDシャンデリア 6灯 GCH003-6
LEDシャンデリア 6灯 GCH003-6は3本のアームの両端に球状のガラス照明がついたシャンデリアです。特徴的なデザインで、上品かつモダンな雰囲気をお部屋にもたらしてくれます。
切子3灯ペンダントライト KRI003
切子3灯ペンダントライトKRI003は切子ガラスの土台に3灯の布シェードの照明がついたペンダントライトです。非常に上品で落ち着きのあるデザインで、和、洋、レトロ、モダン、さまざまなお部屋に合わせることができます。
<MotoM>LEDペンダント 3灯 GPN001-3
LEDペンダント3灯GPN001-3は箱型のガラスシェードが特徴的なペンダントライトです。ユニークかつレトロなデザインで、また大型で存在感のあるペンダントライトとなっています。
まとめ
いかがでしたか。LEDは電力的にエコで、長期間使用できる照明です。しかしその反面でLEDは熱に弱く、断熱材施工器具と密閉型器具のダウンライトに取り付ける際は注意が必要です。また白熱電球や蛍光灯とは違い光の明るさをルーメンで表す点も注意しなくていけません。
MotoMには他にもさまざまな天井照明があります。気になった方は下のリンクから、お好みの天井照明を見つけてみてください。