新築を建てる時、広さや間取り、使用する設備には目がいくものの、照明は後回しにしてしまいがちです。しかし、照明の種類や位置、色などが毎日を快適に過ごすためのカギになることも少なくありません。家族でゆっくりくつろぐリビングにふさわしいのはどのような照明でしょうか。
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新築を建てるときに考えたい、リビング照明のポイント
リビングは食事をしたりテレビを見たりと家族が集まる場所なので、部屋全体を照らす明るい照明は基本です。日頃の疲れを癒やしてリフレッシュするためには照明は重要な役割です。それでは新築が完成した後、後悔しないために主な照明の種類や失敗しやすいポイントなどを紹介します。
おすすめの光源は?
光源はLEDを選びましょう。一般電球(白熱電球)と比べると約85%も消費電力を抑える事ができると言われています。LED電球の寿命は一般的に約40000時間とされてます。LED電球は、だんだん明るさが落ちてくるのでちょっと暗くなったかなと感じたら、買い替えの時期です。
照明器具の種類
一戸建ての照明計画を考えるにあたり、まずは主な照明の種類を把握しておきましょう。
・部屋全体を明るくするシーリングライト
・下方を照らすダウンライト
・部分的に光りを当てるスポットライト
・お部屋をゴージャスに演出するシャンデリア
・お部屋のアクセントになるペンダントライト
照明の種類によって特徴が異なります。部屋や用途に合わせた照明を選ぶことが大切です。
シーリングライト・ダウンライト
シーリングライトは天井に直接設置するタイプの照明です。高い位置から空間を照らすので、部屋全体を均等に明るくしやすいこと、引っ掛けシーリングが設置してあれば取り付け、取り外しが可能な手軽さから、多くの住宅で採用されてます。
ある程度広さがあり、来客時にも使用することが多いリビングには見栄えのする照明をと思う方も多いと思います。照明器具を天井に取り付けるには、引掛シーリングと呼ばれる配線器具が必要になります。
光源には蛍光灯が使われていましたが、現在はLEDが主流です。LED照明の利点は長寿命かつ低消費電力でさらに明るさや色を変えられること。そのためLEDシーリングライトには多機能なモデルが多く、部屋の用途や雰囲気にあわせたさまざまな製品が発売されてます。
電気代を節約したい人や、雰囲気を重視する方におすすめなのが、明るさの加減を調整できる調光タイプ。20%・50%・100%と細かく設定できるものもあります。
ダイニングキッチンと一体型のリビングの場合、部屋が広い場合が多く、1つのシーリングライトだけだと部屋全体を照らしきれないケースもあります。その場合、ダウンライトによる1室多灯がおすすめです。
ダウンライトとは、天井に埋め込むタイプの照明で、カフェやレストランなどでよく使われてます。一般住宅でもダウンライトを使用するケースが多く、さまざまなアレンジがされています。ダウンライトは単体で見ると小型タイプの照明で等間隔でいくつか並べて設置するのが一般的なスタイルです。ダウンライトのメリットは、明るさの加減を調整できる調光タイプのシーリングライトと同様、自由に光量を調節できることです。色調や明るさの調整ができるタイプにすれば、明るさをキープしたいときはすべてのダウンライトを昼白色で点灯させ、映画を観たり、お酒を飲んだりするときなどは、点灯させるダウンライトの数を減らして色調も電球色にすることができます。
ダウンライトはリビングが暗くならないように配置を考える必要があります。ダウンライトを壁の近くに配置して光が壁に当たるようにし、壁にあたった光が広がり、部屋が明るくなりやすい、という方法もあります。白い壁は反射率が高いので少数のダウンライトで部屋を明るくすることができます。ダウンライトは等間隔で並べるとやわらかい明かりになりますので、くつろぎ重視にするなら並べる間隔にもこだわってみましょう。
おすすめのシーリングライトはMotoMのSphere(スフィア)シリーズです。コンパクトでミニマルな球状の乳白フロストガラスより、柔らかなあかりを発し空間をリズミカルに演出します。コンパクトなG9口金のLEDランプを採用した小型グローブです。シーリング・ペンダント・ブラケットの灯数違いなどのラインナップが豊富にあるほか、サイズ・デザイン変更などカスタムオーダーも承ります。
【スフィアシリーズ】 球状ランプが離れた Φ100×2ペンダントライト MPN035-2 MPN035D-2
お店やご自宅のダイニングテーブル上などに複数台設置しておしゃれな空間にします。球状のグローブくっついたタイプと合わせて設置するとさらに素敵な空間になります。
シャンデリア
シャンデリア照明は華やか、煌びやかなアイテムです。お部屋をゴージャス空間に演出したり、アンティーク調空間に演出したりデザインによってさまざまな空間演出をします。重量のあるゴージャスなシャンデリアは天井板の厚さや材質などで取り付けできない場合がありますが、新築なら問題なく取り付けることができます。好き嫌いがありますが、クリスタルの輝きがきれいなシャンデリア照明をおすすめします。シャンデリアは現実からかけ離れた異空間を作り出しワンランク上の幻想的な雰囲気を演出する役割があります。
ファンライト
エアコンの冷暖房の節約に一役買ってくれるのが、ファン付きのライトです。見た目がオシャレだけでなく、エアコンの偏った冷気や暖気を効率よくかき混ぜ、省エネに繋がるという効果もあります。吹き抜けのリビングなどにおすすめです。
ペンダントライト
ペンダントライトは実用的な空間のアクセント照明です。
使う場所を選ばずメインの照明として使える中型・大型のペンダントライトや、サイズも幅広くダイニングや階段灯、カウンターペンダントとして最適な小型のペンダントライトなども豊富にあります。ダクトレールへの多灯使いに最適なLEDの小型ペンダントライトは長寿命で省エネはもちろん、演出性も兼ね備えています。
ペンダントライトとはチェーンやコードなどで、天井から吊り下げた照明のことを指します。吊り下げる形状のため、商品自体に高さ調節ができる機能が付いていたり、ついていない場合も市販のコードリールやS字フックで調節することができる場合もあります。また、蛍光灯のような白い電球ではなく、電球色(オレンジ色)を使う場合、実際のワット数よりも暗くなりがちです。個人の好みによって前後はするものの、一般的な生活に支障のない照度としては、一畳あたり最低でも40ワット程度が必要と言われています。明るさを絞るとお部屋のムードが作りやすく、オシャレな雰囲気になります。ベッドルームやダイニングテーブルの上、リビングの副照明など、明るさをあまり必要としない空間では、ペンダントライトのオシャレさが充分に発揮されます。レトロな雰囲気の1灯スポットタイプにも使います。シャンデリアもペンダントライトに属します。選ぶテイストによって全く異なる空間を作ることができます。
ペンダントライトのおすすめは、 MotomのCylinder(シリンダー)シリーズ。
シンプルでどんな部屋にも合わせやすいおしゃれな照明シリーズ!
LEDモジュールならではのスリムな直径5.5㎝の円筒ペンダントライトです。
LEDアクリルカバー付き 円筒ペンダントライト MPN06
ミニマルな円筒形でオプティカルパーツがワンポイント。細身な円筒形のボディと光を拡散するアクリルパーツの組み合わせが、シンプルかつスタイリッシュな空間をつくります。
まとめ
「照明は部屋を明るくする道具」と思われがちですが、照明にもたくさん種類があり、どんな照明を選ぶかによってリビングの印象も変わってきます。リビングの照明を選ぶ際には、どんな雰囲気のお部屋にしたいのかをイメージしながら、今回ご紹介したポイントを参考に選んでみてください。
照明を選ぶ際の注意点としてお部屋によっては間取りや構造上付けることができない照明もあります。ペンダントライトやシャンデリアに関しては重さがあるものもあるので、重い照明を希望される場合は事前にお店の人や施工業者に確認することをおすすめします。LEDなど省エネ対応の電気製品に変えることで電気代が安くなります。スマート電化もたくさん出始めました。工務店の担当者との話し合いは大切です。コンセプトを決め、安らぎや楽しさや遊びを取り入れた照明を選んで夢の新築生活を満喫しましょう。