夜中にトイレに起きたときや夜に帰宅した際に荷物などで両手が塞がれているときなど電気をつける事が面倒になって「お願い!自動で電気ついて!!」と思われたことありませんか?
そんな時に重宝するアイテムが人感センサーです。人をセンサーが感知して自動で点灯・消灯するので便利なうえに消し忘れも防止できて節電効果もあります。
人感センサーついてお話しします。
目次
人感センサー付き壁スイッチの仕組み
人感センサーは自動で照明をオンオフしてくる便利な器具です。
人感センサー付き壁スイッチは人を感知した時だけ機器が動く仕組みになっていて、電気の切り忘れがなくなるので節電にも効果があります。人から出ている赤外線を感知しています。
赤外線とは光のことですが、人間の目では見ることができません。
光は波長が長すぎたり短すぎたりすると見えなくなり、見える範囲の光を可視光線と言います。
赤外線センサーは赤外線を感知して電気信号に変える仕組みになっています。
人が通った時の赤外線の量の違いを感知して照明などに電気信号を送り、スイッチが入る仕組みになっています。
人感センサーにつかわれる赤外線センサーは赤外線を出しているわけではなく、赤外線の変化を感知する仕組みになっているので人体に影響ありません。
人感センサースイッチの種類について
・熱センサー
先ほどご紹介した人感センサー付き壁スイッチはこのタイプになります。
熱センサーでは赤外線を利用して、周囲の温度変化を察知します。人の熱を感知することによって、作動するものです。
・光センサー
光を検知・感知するものであり、照射される光が変化することにより、それが電気的信号に変換されるものを指します。
・超音波センサー
音の反応で、物の外観などを感知し作動します。送波器により超音波を対象物に向け発信し、その反射波を受波器で受信することにより、対象物の有無や対象物までの距離を検出する機器です。
・照度(明暗)センサー
周囲が暗くなるとそれを感知し照明を点灯させたり、逆に明るくなれば消灯するセンサーのことです。
照明器具で使われているセンサーはほとんどが熱センサーと明暗センサーの組み合わせの物です。
人感センサースイッチ付に変更する方法は4種類あります
1.人感センサースイッチを壁に取り付ける
スイッチに内蔵されたセンサーが人の動きを感知して、自動で照明が点灯します。センサーの感知範囲や点灯時間、明るさの調整ができるタイプのものがあります。
2.人感センサー内蔵の電球に取り替える
人感センサー内蔵の電球と交換するだけです。カバーがある密閉型器具では使用できませんが、電球を交換するだけなので手軽です。
3.人感センサー内蔵の照明器具に交換する
ダウンライト照明、ポーチ灯など小型の照明器具に人感センサーが付いています。
4.人感センサーを天井に設置する
壁にスイッチが取り付けられないときには、人感センサーを天井に設置します。
人感センサーに変更する方法は4種類あります。
人感センサー付き壁スイッチをおすすめする理由について
今ついている器具をそのまま使えるという利点と
設定を変更したい場合にすぐに変更できるという利点があります。
脚立を用意したり外に出たりする必要がありません。
外玄関、内玄関、廊下、脱衣所、トイレなどの照明器具を選ぶときもセンサー付きにこだわらなくて良いですので豊富な種類からお選び頂けます。センサー付きの照明器具より安価でお求め頂けます。
人感センサー付き壁スイッチの機能を調べてから選びましょう
岩崎電気、大光電機、東芝ライテック、パナソニックなど各メーカーで人感センサー付き壁スイッチを販売しています。(※あいうえお順)
機能がメーカー毎違います。機能を調べて選びましょう。
人感センサー付き壁スイッチのサイズは各メーカーほとんど同じ大きさですのでどのメーカーでも取り付け出来ます。
人感センサー付き壁スイッチを取り付けると便利な場所
駐車場、駐輪場、外玄関、内玄関、廊下、脱衣所、トイレは、人が動いている空間なので人感センサー付き壁スイッチを付けると便利です。
外玄関はタイマー機能付き壁スイッチ
暗くなって家に着いたとき、玄関のポーチ灯の灯りが点いているだけで「ほ」っとします。
壁スイッチのタイマー機能で帰宅時間に合わせることができます。
帰宅時刻に合わせて自動で点灯させたり、消灯時刻を設定しておいて、その時刻になると自動で消灯するといった事ができるようになります。
タイマー付きが良い理由は防犯にすると夜中暗い街より明るい街の方が犯罪が起きにくいといわれています。
駐車場・自転車置き場にもおすすめします。
昼間は問題ないのですが、暗くなると車が止めにくいです。
車を止めてから玄関まで行くのも暗くて足もとがみえにくいのでなかなか不便です。
駐車場こそ、人感センサーは絶対につけることをおすすめします。
お家の中は人感センサー機能付き壁スイッチ
1.階段
面倒だから暗いまま登ったり降りたりしている人が多いのではないでしょうか。
慣れている階段は気が緩んでいますので滑ったり踏み外したり大変危険です。
必ず電気をつけて足元に気を付けましょう。
子供がまだ小さい場合など、自分でつけられないと危険なので、人感センサーにすると電気がついて安全です。
2.廊下
真夜中に寝室の電気を付けないで廊下に出る場合に便利です。
寝室にパートナーや子供が一緒にいる場合は迷惑をかけず廊下にいけるので便利です。
3.脱衣場
お風呂に入っているときは消さない人が多いのではないでしょうか。
着替えるときは点いて、用のないときは消えるので便利です。
湯船にゆっくり浸かっている場合は電気を気にせずお風呂タイムを満喫できます。
湿った手でスイッチを触らないので衛生的です。
4.トイレ
トイレも消し忘れが多い所です。
ドアを閉めると電気が点いていても発見が出来ないからです。
小さな子供がいるときにもスイッチに手が届かない可能性があるのでやはり人感センサー付き壁スイッチがおすすめです。
スイッチに触らないので衛生的です。
おすすめの人感センサー付き壁スイッチ
岩崎電気 Link-S²(リンク エスツー) です。
家庭内ネットワーク環境(Wi-Fi)に接続することでスマートフォンに専用アプリをダウンロードして使うことが可能です。
スマートスピーカーと連動させて話しかけて照明を付けたり消したりできます。
一番のポイントは有償の機能として「みまもりサービス」が用意されていることです。人感センサーで人の有無を検知し、アプリに通知する機能で、高齢者や児童の見守りに利用できます。
子供が学校から帰って来たかな?などの心配を安心に変えてくれます。
お部屋の中にカメラ設置は、見張られているみたいでちょっと嫌だなと感じている方には大変便利です。
まずは人感センサースイッチを体験してみましょう
簡単に取付できるタイプでまずは人感センサーの良さを体験してみましょう。
1.簡易取り付けできる足元灯
階段で躓いたり、廊下に荷物など置きっぱなしになったままで、思わず足をぶつけたり、そんな時活躍するのが足元灯です。
足元灯とは、名前の通り足元を照らし、安全に歩けるように設けられている照明器具のことです。
コンセントに差し込むだけの簡単に取付できる人感センサー付き足元灯でセンサーの良さを体験してみましょう。
2.人感センサー内蔵のLED電球
電球を人感センサー内蔵のLED電球に変えるだけで人感センサーの体験が出来ます。
点灯後1分以内で消灯するものもあれば、数分間は点灯し続ける商品もありますので、ご自宅の状況に合わせて電球を選びましょう。
ご注意
プラスチックやガラスのカバーがついた密閉型器具では、センサーが検知しづらいため使用できません。
また細長い形状の器具や、電球の取付け位置が奥まっているような器具では、センサーが検知しなかったり、検知範囲が狭くなる場合がありますので使用は控えてください。
お店や家電量販店で感知するか確認してから購入をおすすめします。
人感センサー付き壁スイッチを取り付けると不便な場所
リビング、ダイニング、浴室、子供部屋、書斎などのお部屋はおすすめしません。
一定時間じっと動かないでいると勝手に電気が消えてしまいます。
本を読んでいたり、テレビを見ていたりしてじっと動かないと電気が消えてしまいます。
のんびりするお部屋には不向きです。
まとめ
夜中とか手探りでスイッチを探す必要もなく、そのままストレスなくフリーで点灯できるので快適で重宝します。特にお年寄りのいるご家庭におすすめします。
夜中のトイレに起きたり、運動神経が鈍くなって思うように動けなかったり目が悪くなってきます。人感センサーは動きに合わせて灯りが点きますので怪我の予防に役立ちます。
電気の消し忘れも無く省エネにもなっています。
人感センサー付き壁スイッチは重宝するアイテムですのでまずは1か所に取り付けて試して頂きたいです。良さがわかりますよ。