今回は照明メーカーであるオリンピア照明株式会社についてお話します。
普段みなさんが買っている食品や生活必需品、インテリアなどは当然ですが誰かがつくっているものです。個人でつくっているところもあれば会社で事業として物をつくっているところもたくさんありますよね。物をつくって売っている会社をメーカーと呼びます。お菓子だったらロッテや森永が有名ですし、インテリアだったらニトリ、海外メーカーですがイケアも行ったことがない人でも名前は知っている人も多いですね。
有名メーカーを参考にあげましたが、日本のメーカーの数は66万3千企業あります。(経済産業省 2007年)メーカーだけでこんなに会社ってあるのか、とびっくりするような数字ですよね。会社の規模は様々ですし、66万のメーカーが何をつくっているのかは把握はできません。しかしこれだけたくさんの人が働いて何か必要なものをつくっているということは、見えなくともみんなで生活を支えあっているんだな、と実感させられるものがあります。
さて、前置きが少し長くなりましたがそんな約66万ある会社の内の1つである、オリンピア照明株式会社についてお話していきます。
〔曇り止めヒーター有り・無し〕 調色・調光付き ミラーライト タッチスイッチ
光りの色の切替えと明るさの調整ができる調光機能がついた万能タイプです。色の種類は3種類、色切替えスイッチで白色、ニュートラル、電球色に変更ができます。使いたい気分や出かける環境に合わせた色に調整できるのでとても汎用性が高く便利です。
オリンピア照明ってどんな会社
オリンピア照明は1966年に創業以来現在まで続く照明メーカーです。50年以上会社を続けられるというのは実はとてもすごいことであり、中小企業が100社今年立ち上がったとして30年後に残っている会社は0.02パーセントといわれています。つまり今年できたほとんどの会社が30年後にはなくなってしまうのです。時代の移り変わりは激しく、その変化についていくことはなかなか難しいです。会社の年数というのは1つの指標かもしれませんが、オリンピア照明が時代に合わせて、人々に求められるものをつくり続けているという証でもありますね。そんなオリンピア照明の強みをみていきましょう。
デザインから生産までの一貫体制
オリンピア照明は自社工場を3つ持っていることから自分たちでデザインを考え、製造もすることができる会社です。なかなかデザインから製造までをすべて自社でやっている会社というのは少なく、珍しいことなんですよ。創業からずっと製造技術を磨き上げ、現在は商品企画も行い、安定して高品質の商品をつくることができています。
海外に2拠点の工場があり、グローバルに活動
ベトナムホーチミンと、中国上海に工場があるため、国内ではコストのかかる案件でも海外でまかなうことにより、他社と比較しても価格競争で戦っていけます。海外でつくるとはいえ品質はもちろん良いものであると保証できます。
海外工場を持っているため、他社に負けないコストパフォーマンスを実現
海外工場があるのでもちろんベトナム向け、中国向けの商品もそれぞれ企画、開発をしていますので、市場は日本だけではありません。また、海外で流行っている商品や、売れている商品などの情報交換も3拠点でしていることもあり、国内に限らず世界の情報も取り入れることができています。
多様なジャンルの照明に精通
創業から50年以上、その歴史の中で照明もずいぶんうつりかわり、様々な照明のジャンルに触れ、知識と技術を培ってきました。一般家庭向けの照明だけではなく、オフィスや店舗、ホテル照明なども提供しています。
柔軟な商品提案
1万点以上の金型を自社保有しているため、金型作成に必要な資金と時間を削減できるため、より早く安く商品提案ができます。
【スフィアシリーズ】 球状ランプが離れた Φ100×2ペンダントライト MPN035-2 MPN035D-2
お店やご自宅のダイニングテーブル上などに複数台設置しておしゃれな空間にします。球状のグローブくっついたタイプと合わせて設置するとさらに素敵な空間になります。
オリンピア照明の自社ブランド!MotoM(モトム)について!
MotoM(モトム)のブランド名の由来はオリンピア照明株式会社の創業者である浅野 僥(もとむ)に敬意を表して名づけられました。この自社ブランドは、経営戦略の新たなチャレンジとして独創性にあふれた自社商品ブランドの開発をする新プロジェクトとして2014年に発足されました。
それまでは大手電機メーカーなどからOEM委託されていたので競合商品をつくることが叶わなかったため自社ブランドは持っていなかったのですが、自社ブランドで勝負することも夢であった先代、二代目両社長の思いがあり、光応用事業としてはじめた他社と競合しない自社の強みを生かしたブランドとなったのです。
光応用事業とは?
光応用事業とはどのようなものか、目を付けたのは光応用の1つ、LEDの光で植物を育成するというもの。今ではMotoMの定番商品となった水耕栽培のことです。一般家庭向けに、土を必要とせず、日あたりのよくない室内でも植物を育てられるLED照明付水耕栽培器をつくりました。自宅においても馴染むようなお洒落なデザインで取り入れやすいです。
MotoMブランドの水耕栽培器、灯菜(アカリーナ)
灯菜は同社のオリジナル商品第一号です。それまでの水耕栽培器というのは、台所の隅に置くことを前提とした商品が多かったのですが、野菜を育てるためだけではなく、インテリアとしてお家のどこに置いてもいいようなデザイン、材質にこだわってつくられました。
そんな灯菜シリーズは器具のデザインが5種類あります。それぞれ機能やデザインが違うのでご紹介します。
コロンとした丸い形が可愛らしいAkarina01。キッチン、カウンター、玄関、どこにおいても悪目立ちしないデザインです。栽培ケースが3個付属しているため、1度に3種類の植物が栽培できます。光が強いため育ちにくいレジナトマトなども育てることができます。
調光機能がついているので照明としても使えます。野菜を育てるときはマックスの光で育ててください。
コの字型のおしゃれなデザイン。コンパクトなのでちょっとした場所でインテリアグリーンを楽しめる水耕栽培器です。ちょっとした葉物野菜やハーブの栽培ができます。こちらの水耕栽培器を2個組み合わせて使ってもお洒落です。
壁にかけられるデザインです。もちろん机に置いて使うこともできます。こちらの商品はLED部分の高さ調節ができるので、育てる野菜は背が高く伸びるハーブがおすすめ。壁に掛けると壁もお洒落になりますし、スペースをとらないのでいいですよね。
アイボリー、ピンク、オレンジ、ブルーの4色展開しているカラフルな水耕栽培器。栽培ケースもakarina14,15に比べ大きいので、野菜をしっかり育てたい方におすすめします。光が強いので葉物野菜やハーブだけではなくレジナトマトも育てられます。
木製の水耕栽培器です。水耕栽培器の上にちょっとした小物も置けるデザインです。木製なので安っぽさがなく、お部屋に馴染みやすいです。Akarina05と同じくレジナトマトを育てられるくらいの光の量で、栽培器も大きいので野菜をしっかり育てたい方におすすめです。
灯菜シリーズについて
灯菜シリーズはインテリア性も重視した水耕栽培器。野菜が育つためのLEDの光も研究、開発を重ねて形にできました。LEDなので1日当たり16時間点灯、8時間消灯して使用しても、電気代は7円以下です。Akarina14・15にいたっては2.6円ととても省エネです。
MotoM水耕栽培器で野菜や植物を育てる場合、8時間消灯は必須です。太陽はずっとでているわけではなく、必ず日が沈んで夜になりますよね。植物もお休みの時間というのは成長のためにも必要なので、皆さんが寝るときに水耕栽培器の光も消してあげましょう。Akarina01RN・Akarina14・Akarina15はタイマー機能がついていますので、16時間点灯、8時間消灯をタイマーでセットすることができます。自分で点けたり消したりをしなくてもいいので楽ですよ。
ぜひ取り入れてご自宅で野菜や植物の成長を楽しんでください。
まとめ
たくさんあるメーカーの中で、照明メーカーであるオリンピア照明を取り上げました。ものづくりにかかわる会社はその時々の時代で必要なものを見極めつくる努力をしています。様々な思いをかけてメーカーは存在していますので、ぜひよく使う生活用品や良く買うお菓子など、ブランドだけでなくそれをつくっている会社という存在にも目を向けてみるのも楽しいですよ。