ダウンライトという照明をご存じでしょうか?ダウンライトは小型で天井に埋め込まれた器具なので器具自体が目立たずに明るさが確保できます。そんなダウンライトはペンダントライトやシャンデリアなどのお洒落照明との相性がピッタリです。
お洒落照明はとても素敵なのに1灯だけでは部屋が暗いこともあります。だからといって照明を何か足そうと思うと、お部屋のインテリアのバランスが崩れたりしますよね。そんな時にダウンライトは他のインテリアの邪魔にならない照明です。ぜひ取り入れてお部屋を快適にしてください。
ダウンライトで本当に明るさは足せるの?
上の写真の左側を見てみてください。写真のお部屋はペンダントライトが3灯、スポットライトが3灯ついていて、テーブル上は明るいですが、隅のほうが暗いと感じませんか?しかし、これ以上照明器具をつけてもくどい空間になってしまいますよね。それではダウンライトを補助として点けてみましょう。右の写真は空間が均等に明るいです。ですが空間の印象は変わってないですよね。主役であるペンダントライトの邪魔にはならず、明るさを確保できるダウンライトは優秀ですね。
このお部屋の場合、光源が部屋の真ん中に偏っているのと部分照明であるペンダントライトが使われているため、部屋全体を明るくする力が少し弱かったのですが四隅にダウンライトが配置されていることで部屋を均等に明るくできています。
ペンダントライトやスポットライトなどの部分照明は、お部屋の雰囲気づくりに適していて素敵な空間をつくってくれますが、部屋全体が明るい空間を好む日本人には部分照明だけだと暗いと感じることが多いと思います。ダウンライトを新築を建てる時や、リフォーム、リノベーションするときに取り入れていると便利ですのでぜひタイミングがあったとき、ダウンライトをとりいれてみてくださいね。
ダウンライトを取り入れておけば、勉強のときはペンダントライトもダウンライトもつけて明るい空間にする、夜に読書をするときはペンダントライトだけをつけて雰囲気のいいお部屋にする、などシーンに合わせて使えますね。
【1問1答】ダウンライトの明るさや種類について
ダウンライトはお部屋のインテリアの邪魔にならず明るさを確保できる照明であることが分かりました。そんなダウンライトの明るさは選べるのか、ダウンライトには種類があるのかをお話します。
ダウンライトの明るさは選べるの?
電球と同じく明るさは選べます。家電量販店でもネットでも、買う際に記載された明るさをしっかり確認しましょう。明るさの単位はルーメンで表されます。485ルーメンが白熱球の40ワット相当です。
失敗を少なく!選ぶポイント
ダウンライトは器具によって明るさも様々。ですが調光機能付きというダウンライトを選ぶと光の強さを調節できます。いつでも調節できれば、明るすぎ暗すぎなどの失敗は少なくなりますので調光機能がついたダウンライトがいいですね。
ちなみに調色機能付きもあります。調色機能もついていれば電球色-昼白色-昼光色と調節できるので、シーンに合わせた空間づくりもできるのでおすすめです。
ダウンライトには種類があるの?
・器具タイプ
ダウンライトには2種類、ベースタイプとユニバーサルタイプがあります。ユニバーサルタイプはスポットライトのように光の角度調整を行えるタイプです。ベースタイプは一般的なダウンライトのことです。ユニバーサルタイプは店舗に多く、一般住宅ではベースタイプが使われることが多いです。模様替えをたくさんしたり、自宅がとても広いのであればユニバーサルタイプでも良いのかもしれませんが、基本的にベースタイプで十分だと思います。
・光り方
ダウンライトの光には「集光タイプ」と「拡散タイプ」の2種類があり、要するに光の広がり方のことです。ライトの真下を集中的に照らす光の幅が狭いのが集光タイプであり、空間全体に光が広がるのが拡散タイプです。例えばテーブル上をスポット的に照らす、カウンターに飾っているものを照らすなど対象部分を照らしたいのであれば集光タイプがいいでしょうし、部屋全体を照らしたいのであれば拡散タイプがいいですね。
・固定型・交換型(LEDの場合)
光源が切れた場合、交換型は自分でランプを取り換えられますが、固定型だと器具ごと交換することになるので業者に頼む必要があります。LEDを使ったダウンライトであれば光源寿命が20000~40,000時間なので、1日8時間使ったとしても5年~10年ほど持ちます。自分で電球の色や光の強さを頻繁に変えたいということがなければ、約10年たち、交換が必要になった時に器具のメンテナンスも必要になるので固定式でもいいと思われます。
ダウンライトの注意点
ダウンライトは取り付ける際工事が必要になる照明器具です。電気工事士の資格を持っている方しか電気工事はできないので一般の方であれば必然的に業者に頼むことになるでしょう。引っ掛けシーリングやダクトレールなどに照明器具をつけることは誰でもできますが、ダウンライトは照明器具代のほかに工事費用がかかることを覚えておきましょう。
工事しないと取り付けられない照明器具なので、工事後の変更はできません。どうしても変更が必要な場合はまた再工事になってしまうので、失敗のないようにダウンライトの数や位置はよく吟味して決めましょう。
【照明紹介】ダウンライトがあれば明るさも心配ない!空間を彩るおしゃれ照明
GPN008U
イギリスデザイナーがデザインしたペンダントライト。電球のきらめきをさらに引き立たせる印象的な黒いアイアンがとてもお洒落。電球の形を変えるとまた違った雰囲気も楽しめるペンダントライトですね。
印象的なデザインですが、どんな空間にも馴染みやすいシンプルなデザインでもあります。他のインテリアとも合わせやすいですね。
こちらのライトは1灯タイプのほかに3灯・5灯タイプもございます。連なったデザインはまた1灯タイプとも違った表情を見せてくれますので、ぜひ見てみてください。
GPN009
模様入りのガラスセードから漏れるゆらめいた光がとても綺麗なペンダントライト。カウンターテーブルの上にポイントで置いたり、玄関やお手洗いなどに取り入れて少し特別感のあるような空間に仕上げてもいいですね。
1灯でおしゃれにしてくれるペンダントライトなので、補助照明としてダウンライトがあるとばっちりですね。
MPN06-3
MPN06
シンプルでお洒落な円筒型のペンダントライト。モダンなお部屋、北欧テイストなお部屋など、どんなテイストにも合わせやすいです。MPN06-3は3灯連結されたタイプなので引っ掛けシーリングが一つしかなかったり、ダクトレールがないお宅でもこの器具をとりつけるだけでペンダントライト3灯使いが叶います。もちろん1灯タイプもありますので1灯でも多灯でも、インテリアに合わせてみてくださいね。
こちらの3灯タイプの色展開は2色、ゴールドとシルバーのご用意がございます。1灯タイプは他に黒色と白色もございますので、同じ色でそろえるだけでなく、色を組み合わせて使うこともできます。
GPN010-3
これ1台でで空間をヴィンテージテイストに仕上げてくれるペンダントライト。真鍮古美メッキと電球のレトロさがとても可愛いです。4人~6人掛けのダイニングテーブル上に配置したらお洒落な海外の食卓のようですね。
MPN20
和室にも合いそうな磁器のペンダントライト。磁器セードから漏れる光はろうそくが灯ったような優しい光です。磁器セードは全部で8種類あるので自分のお気に入りを見つけてくださいね。
ちなみに和室に合わせる場合、ダウンライトは四角型のものを選ぶとより和な雰囲気を保てるのでいいですよ。
まとめ
いかがでしたか?ダウンライトはフラットで小型な天井埋め込み器具のため、他の照明器具やインテリアと合わせやすい照明器具であることがわかりましたね。今回は補助照明としてのダウンライトの魅力をお話しましたが、ダウンライトのみでお部屋を照らすということもできます。フラットで垢ぬけたかっこいい空間になるのでダウンライトだけでのお部屋もおすすめですよ。