照明器具は電気製品でありながら、インテリアショップや雑貨屋さん家具屋さんにも売られていてインテリアの仲間ですね。
照明器具は色々な照らし方のタイプがありそれぞれ特徴も異なります。
お好きな照らし方の照明器具を選んで頂くと満足できるお部屋になり、心が満たされるでしょう。
照らし方が異なる照明器具の特徴についてお話します。
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目次
満足感が得られる照らし方!お部屋の照明 1.LEDを選びましょう
LEDの特徴
1.長寿命
白熱電球の寿命は約1,000~2,000時間、蛍光灯は約6,000~12,000時間、LEDでは約40,000時間と言われています。
LEDは、いわゆる「球切れ」にはなりませんが、長く使っているうちに、発光部であるLED素子や、蛍光体、樹脂などが劣化していくため、少しずつ明るさが落ちて行きます。
急に取り替える必要性がなくゆっくり時間の余裕がある時にお取替えいただけます。
2.低発熱
熱を光に変える白熱電球などと違い、LEDは電気を直接光に変えるため、発熱量が少なくすむというメリットがあります。 また、発する光にも赤外線がほとんど含まれません。
白熱電球の場合は電気を消した直後に電球を触るとやけどをしましたが、LED電球の場合は消した直後でもやけどをする熱さではありません。
灯りを消した直後は白熱電球より熱くないですが、人によって感じ方が違いますので10分程度待ってからLED電球を触るようにしましょう。
3.紫外線が出ない
紫外線がほとんど含まれないので、絵画や写真やフェイクグリーンなどで変色や退色が起こりにくく虫も集まらないという特徴もあります。
(殺菌灯などの特殊機能があるLEDは紫外線が含まれます。一般的なLED電球には含まれていません)
4.環境に優しい
LEDは小型で長寿命なため廃棄物を減らせることや蛍光灯のように水銀などの有害物質を使っていないため、 環境保全にとっても有効です。
5.色の変化の調整ができる
光の3原色である赤緑青(RGB)を組み合わせて、個々の光量バランスを制御することで 様々な色を作ることができます。
白熱電球や蛍光灯と違った光の演出ができます。
6.消費電力が少ない
消費電力は白熱電球の約20%、蛍光灯の約30%、水銀灯の25%と言われています。電気代の削減になります。
満足感が得られる照らし方!お部屋の照明 2.上から下に照らす照明効果
上から下に向かって照らす照明器具は主に直接照明と言われています。
シーリングライトやシャンデリアやペンダントや、ダウンライトなどがあり、それぞれの照らし方に特徴があります。
1.シーリングライト
天井の高い位置から照明を照らすのでお部屋全体を照らすことが出来ます。
お部屋を広く見せる効果があります。
ほとんどのシーリングライトが調光機能が付いています。
お部屋の明るさを自由に変えられてとても便利です。
シーリングライトによって壁スイッチやリモコン、スマートフォン、スマートスピーカーで簡単に操作が行えます。
2.シャンデリア
天井から吊るされたシャンデリアは、ゴージャスで華やかで存在するだけでお部屋の雰囲気がアップします。
シャンデリアの明るさ自体はシーリングライトより少し暗い感じがします。
リビングでくつろぎの時間に使う場合は問題ありませんが、夕方子供が勉強に使うとなると暗いのでテーブルスタンドやデスクスタンドの併用をおすすめします。
3.ペンダント
コードやチェーンなどで吊るして使う照明器具です。
シーリングライトより低い位置から照らしますので、照らす範囲がシーリングライトより狭くなります。
ソファーやテーブルやテレビの位置を考えて取り付けましょう。
同じペンダントライトを数台つけてもおしゃれなお部屋になります。
間接照明のフロアスタンドやスポットライトなどその他の照明器具と合わせて使うことをおすすめします。
4.ダウンライト
天井がフラットになるダウンライトはお部屋が広く感じられます。
お店やカフェのようにおしゃれで少し日常生活の疲れを癒す空間になります。
取り付けの際は工事屋さんや家電量販店の人と相談して取り付ける台数を決めましょう。
和室に取り付けの際は、寝転んだときに直接目に入らないように工夫して取り付けましょう。
5.フロアスタンド
下に照らすフロアスタンドは、直接照明器具の補助としてご使用いただけます。
移動が簡単にできますので、暗い所を明るく照らすことができます。
読書をしたり料理の時など便利に使えます。
狭いテーブルでテーブルスタンドが置けないときの作業にとても便利です。
6.デスクスタンド
狭いスペースに置くことができ勉強や読書に役立つライトです。
ライトの明るさを調整することで眼の疲れを和らげるためにも必要なアイテムです。
デスクスタンドはJIS(日本工業規格)で定められたA形やAA形を選ぶことをおすすめします。これはJIS規格で定められた「デスクスタンド」の机上の照度基準で、A形よりもAA形相当のほうが明るいです。
JIS規格AA形相当
・スタンドの前方半径50cmの1/3円周上:250ルクス以上
・スタンドの前方半径30cmの1/3円周上:500ルクス以上
JIS規格A形相当
・スタンドの前方半径50cmの1/3円周上:150ルクス以上
・スタンドの前方半径30cmの1/3円周上:300ルクス以上
満足感が得られる照らし方!お部屋の照明 3.下から上に照らす照明効果
1.足元灯
足元灯とは、廊下の壁や階段の足元位の位置に取り付ける照明器具の事です。
名前の通り足元を照らし、安全に歩けるように設けられている照明器具のことです。明るさをセンサーが感知して、暗くなると自動的に点灯するものや、非常時に取り出して懐中電灯としても使用が出来るものなど、種類も沢山あります。
2.フロアスタンド
上方向に照らすフロアスタンドはコーナーを照らして奥行きを広く見せたり天井を照らして天井を高く見せる効果があります。
観葉植物を照らし緑のコントラストを楽しんだり、葉の影の演出で癒されたりします。
フロアスタンドは意匠も楽しめますし光り方もそれぞれ違いますので使いやすい照明器具です。
3.スポットライト
絵画やグリーンインテリアなど照らしたいところだけ照らすことができます。
天井や壁に光をあてお部屋を広く見せる演出ができます。
スポットライトは光の向きを自由に変えることができる照明器具です。
4.ラインバーライト
どこにでも設置できるラインバーは面発光で直管蛍光灯のようにひかります。
階段などに取り付けたり廊下に取り付けたりキッチンの足元に取り付けたり場所を選ばないので優れた照明器具です。
満足感が得られる照らし方!お部屋の照明 4.お部屋別の照明を選ぶ
1.リビング
シーリングライトとダウンライトとスタンドライトをそれぞれ分けて使う事をおすすめします。
シーリングライトは調光ができるタイプで、夕方お子様と過ごすための明るさと寝る前のひとときを過ごすときの明るさを変えてお使いください。
ダウンライトはテレビやソファーを照らしたりスポット的に使うことをおすすめします。
お部屋全体に設置するよりはおしゃれな雰囲気の演出を楽しめます。
スタンドライトは、ソファーの脇やテレビの脇、窓際に置いていただけたら少し豪華な演出ができます。
2.ダイニング
シーリングファン付きの照明器具とライティングレール用ペンダントをおすすめします。
シーリングファンは、羽が大きく空気をゆっくりと巡回させてくれているので、風を感じながらゆっくりとお食事ができます。
扇風機のように涼しくするための物ではありません。
夏の冷房時は、風邪を下向きに送る事ができ足元にたまっている冷たい風を上に押し上げてくれて冬の暖房時は、風邪を上向きに送り天井にたまっている暖かい空気を下に押し流してくれますので、お部屋の温度をかえないで一年中使える優れたアイテムです。
素敵な南国のカフェの様な演出ができます。
ライティングレール用ペンダントは、ダイニングテーブルを照らして料理を美味しく見せる演出ができます。
テーブルの位置を変えたり、ペンダントが邪魔に感じられたりした場合にペンダントを外してライティングレールにスポットライトやグリーンインテリアなどを飾っていただけます。
食卓ペンダントに飽きたときでも、色々な活用ができます。
人が集まるリビングやダイニングはデザインと機能で選ぶことをおすすめします。
まとめ
照明器具を変えるだけで毎日の生活に癒しが生まれますし、灯りの明るさの調整で疲れが取れたり、やる気が出たりします。
家族と過ごすお家時間を楽しくゆっくり過ごしたりできます。
灯りの変化で1人の時間を楽しく映画を楽しんでゆっくり過ごす事もできます。
素敵な照明器具を選んで照らし方で変わるお部屋の照明を楽しんでみませんか。