【2025年度版】シーリングライトの取り付けができない!と思ったら…ここをチェック

シーリングライト

シーリングライトを自分で取り付けようと思ったら…思いのほか難しくて先に進めないて・・・・・」
そんな経験、ありませんか?原因は配線器具の種類・天井構造・照明の使用など、さまざま。この記事では、取付がうまくいかない理由を洗い出し、手順・注意点を徹底にガイドします。

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シーリングライトの取り付けができない理由をチェック1

天井取り付け

天井に配線器具が付いているか確認する

照明器具は、種類やメーカーによっても取り付け方法が違います。しかし、シーリングライトやシーリングソケット対応の照明器具は、基本的に引っ掛けシーリングや埋込みローゼットなど、天井に何らかの配線器具が付いていれば、工事なしで簡単に引っ掛けシーリング対応のシーリングライトを取り付けられるようになっています。

ただし、天井に付いている配線器具の種類はひとつではなく、面倒なことにいくつもの種類があります。

「引掛埋込ローゼット」「フル引掛ローゼット」「角型引掛シーリング」「コンセント付引掛埋込ローゼット」「丸型フル引掛シーリング」「丸型引掛シーリング」のいずれかが付いていれば照明器具を取り付けることができます。

引っ掛けシーリングの種類

このように種類が多いのでわけがわからなくなるのはもちろんのこと、その上、ローゼットやシーリングと呼び名もまちまちです。照明器具について知識がない私たちの頭ではよけいわからなくなっても当然だといえるでしょう。

新築であっても、そうでなくても部屋には何らかの照明が付いている、または付けられるようになっているのが日本では普通です。

ですから、古い、新しいに限らず、何らかの照明器具は取り付けられるはずなのです。

新しい照明器具を取り付けたい方は、古い照明を取り外し、その根元についている配線器具をもう一度、あるかないか、形はどうなのかをチェックするようにしましょう。

何らかの器具が付いていれば、照明器具が取り付けられる状態にあることがわかります。ただし、線だけで繋がっている場合は、電気工事が必要な器具です。自分では取り外すと感電など危険がありますので、プロの電気工事業者に依頼しましょう。

もし、よく見たら器具の一部が欠けていた、古くてグラグラしているなど何らかの不具合があるようでしたら、電気工事を頼むようにしましょう。

もちろん、天井に何も付いていない場合も同様に、工事が必要となります。天井に「引っ掛けシーリング」「埋め込みローゼット」などが設置されていれば、対応器具を購入すれば簡単に設置が可能です。設置されていない場合はや壊れている場合は工事が必要です。

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シーリングライトの取り付けができない理由をチェック2

シーリングライトは天井ならどこにでも付けられるはずと思っていませんか。実はどこにでも付けられるのではなく、取り付けられない場所というのがあります。斜め天井(船底天井、竿縁天井、格子天井など)ではそのままでは照明器具を設置できないケースが多く、安全確保のためプロに依頼するのが好ましいです。器具によっては斜めの天井に設置できないものも多く、購入前にメーカーなどに確認する必要があります。

取り付けられない場所とは?

基本的に平らな面であれば照明器具は取り付けられるのですが、ただ、斜めになっている天井部分には付けることができません。日本では欧米化してマンションといった鉄筋ものの建物が多くなりましたが、中にはまだ日本でしか見られない形式のものも数多くあります。中でも斜めになった天井には照明器具の取り付けが難しいものです。そのほか、どんな斜めの形の天井があるのかをここで見ていきましょう。傾斜している天井の造りにはいくつかの種類があるので、その種類を見ていきましょう。

・船底天井の場合

名前通りに船の底のようになっている天井を言います。中央が両端より高くなっていて、見上げるとまるで船の底を裏返しにしたような形をしているので「船底天井」と呼ばれています。

船底天井は部屋を広く見せる効果があります。

さらに中央の一番高い部分が完全に山形になった急勾配ものを特に「屋形天井(やがたてんじょう)」「拝み天井」と呼んでいます。

・竿縁天井の場合

一戸建て住宅の和室の天井に一般的に用いられているのが、この「竿縁天井」です。簡単に言うと、天井板を「廻り縁」と「竿」で支えている天井のことで、「竿淵天井」や「棹縁天井」と書かれることもあります。

この竿縁は30~60センチ(標準は45センチ)で一定間隔で置かれているのが特徴です。

竿縁天井のメリットは、格式高く見るということと、天井板を合わせる部分に隙間ができるため通気性が高い点です。

竿縁を一定間隔で通しているため、天井に直接取りつけるシーリングライトの設置が難しくなるのがデメリットです。

・格子天井の場合

格子天井は、その名の通り、格子状になった天井のことを言います。

一般的に45~90センチ程度の正方形ですが、格子の間隔がより狭いものを「組入天井」、裏板の代わりにさらに格子を組み入れたものを「小組格天井」と呼びます。

この形式の天井は平安時代に和様建築が広がるに伴って広がっていったもので、特に仏教寺院や書院造建築に用いられている天井形式です。

このように傾斜していたり、造りが複雑になっているとシーリングライトは自分で取り付けることができなくなるので、業者に頼むしかなくなります。

シーリングライトの取り付けができない理由をチェック3

天井が特に斜めにもなっていない、配線器具もしっかりとついていないのに、どうしてもシーリングライトが取り付けられないことがあります。

どうしても取り付けができないというときは、出しろが関係している可能性が高くなります。まず、シーリングライトを購入した時、箱の裏には注意書きがいろいろと書かれていると思います。

たとえば「埋込ローゼット10mm以下 出しろが少ないものは取り付けることができません」と書かれていたら、天井に付いている配線器具の出しろの長さによっては取り付けられないということです。

まず、この「出しろ」というのは何なのでしょうか。

「出しろ」と似た言葉に「縫い代(ぬいしろ)」「伸び代(のびしろ)」などがあるので、そこから「出しろ」は出っ張りの「余白や余地」などのことでは? と推測することができるはずです。

出しろとは天井から飛び出している配線器具の高さのことです。

シーリングライトがどうしても付けられないという時は、この出しろをチェックしてみてください。

「出しろ」の長さをチェックする?

天井器具の突出量(出しろ)が短すぎるとシーリングライトが取り付けられない場合があります。逆に長すぎても不安定になって取り付けられない場合があります。メーカー推奨の長さの確認が必要です。

出しろが長い場合

長い場合は、取り付けることができます。

ただし、配線器具が出っ張ってしまうので、長すぎる場合はシーリングライトが天井に密着せずにグラグラしてしまうということもあるでしょう。

不安定だと地震などで外れてしまうということも考えられます。どうしてもグラグラして心配な時は、ライトと天井の間にスポンジを挟む、または長さを合わせたシーリングを新たに購入することで解決することができます。

出しろが短い場合

短い場合は、残念ですがシーリングライトを取り付けることができません。

対策は電気工事を頼んで配線器具を取り替えてもらうか、別売りのアダプタを取り付けるという手があります。

古い配線器具が付いている場合、薄いものが取り付けられていることがあるので、シーリングライトを取り付ける時はまずは配線器具の確認をしてから照明器具を購入するようにするようにしましょう。

気に入ったシーリングライトが見つかったから、値段が安かったからと安易に照明器具を買っていけません。必ず、出しろが合っているかどうかをチェックしてから購入するようにしましょう。

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シーリングライトを安全に取りつけるための事前確認ポイント

シーリングライトを取り付けるときには、まず、天井に付いている配線器具を確認することです。

シーリングライトならどんなのでも付くでしょ、だいじょうぶでしょ! と購入してしまうと、取り付けができない可能性も出てきてしまうのです。

まず初めに、取り付ける部屋の天井にシーリングライトを取り付ける器具が付いているかどうか、どんな形なのか、また、出しろはどのくらいかを確認する必要があります。

それらを調べることで自分でシーリングライトが付けられるのかどうかを判断することができるようになります。

簡単に取り付けられる?! 引っ掛けシーリング対応のシーリングライトの付け方

取り付ける場合は、まずはブレーカーを落としたり、素手だと危ないので、できれば軍手をしてから脚立に乗って作業をするようにします。

1.ブレーカーを落として安全を確保します。

2.付いている照明がある場合は、まずはそれを取り外します。

2.付属のアダプタを天井の配管器具にはめ込んでいきます。

3.アダプタにシーリングライト本体を合わせてカチッとはめ込み、押し上げていきましょう。

4.アダプタから出ているコネクタ端子を本体側の端子口にしっかりと差し込みます。

5.最後にカバーを取り付け、グラついていないかを確かめて終了です。

電気代の節約になるLED

シーリングライトの選び方はわかったと思いますが、次は電気代の節約について見ていきたいと思います。

天井に付けるシーリングライトは長時間点灯することが多いので、電気代がどうしても気になるものです。

LEDなら電気代が節約できるので、新しく買い換えるならLEDのシーリングライトにしましょう。

LEDの消費電力は一般電球と比べると約1/5~1/7と言われてるので、その分、電気代も安くなるということです。

また、LEDなら寿命が長いから、その分、安くなります。目安として10年は持つと言われているので、多少、最初の購入費用が高くても寿命が長いのですからその分お得になるということも頭に入れておきましょう。

その他のメリットとしてLEDには虫が集まりにくいということもあげられます。虫は紫外線に引き寄せられる性質がありますが、LEDは紫外線をほどんど含まないので、虫が寄りにくいです。

一番のデメリットは初期コストがどうしてもかかるということです。LEDの出始めは驚くほど高いものでしたが、今ではかなり安くなりました。それでも少々、まだ高いという感じはします。

長く持つのですから、それを考えれば安いということを忘れないで購入するようにすることをおすすめします。

シーリングライト取り付け時の安全対策と注意点

シーリングライトの取り付け作業を安全に行うためには、以下のポイントに注意することが重要です。

電源の確認と遮断

作業を始める前に、必ず該当する部屋の電源をブレーカーで遮断してください。これにより、感電のリスクを防止できます。また、作業中に他の人が誤って電源を入れないよう、注意喚起の表示をすることも効果的です。

適切な工具と装備の使用

取り付けには、適切なドライバーや脚立などの工具を使用してください。脚立を使用する際は、安定した場所に設置し、ぐらつきがないことを確認しましょう。また、滑りにくい靴や手袋を着用することで、安全性が向上します。

配線器具の状態確認

天井の配線器具に損傷や劣化がないかを確認してください。古い配線器具や損傷が見られる場合は、専門の電気工事士に相談し、必要に応じて交換を依頼することをおすすめします。

シーリングライトの重量と天井の耐荷重

取り付けるシーリングライトの重量が、天井の配線器具や天井材の耐荷重を超えていないか確認してください。過度な重量は、落下の危険性を高めます。製品の取扱説明書やメーカーの指示を参照し、適切な取り付けを行いましょう。

取り付け後の動作確認

取り付けが完了したら、電源を入れる前にシーリングライトがしっかりと固定されているか、ぐらつきがないかを確認してください。その後、電源を入れて正常に点灯するかをチェックします。異常がある場合は、直ちに電源を切り、原因を調査してください。

定期的なメンテナンス

シーリングライトは定期的に清掃し、異常がないかを確認することが大切です。特に、ホコリの蓄積は火災の原因となることがあります。定期的な点検と清掃を行い、安全に使用しましょう。

これらの安全対策と注意点を守ることで、シーリングライトの取り付け作業を安全かつ確実に行うことができます。不安や疑問がある場合は、無理をせず専門家に相談することをおすすめします。

簡単にシーリングライト取り付けできない場所や電気工事が必要な場合

天井の形状が特殊、器具の出白が合わない、古い配線や劣化がある場合は、自分でDIYせずに専門業者への依頼を推奨します。安全・確実な施工が重要です。

FAQ:シーリングライトの取り付けについてのよくある質問のまとめ

  • Q1.なせシーリングライトがつかないの?
    → 天井配線器具の種類。天井形状・出しろの長さが影響している可能性があります。
  • Q2.出しろが短くて取り付けできない場合は?
    → 配線器具の交換やアダプタ使用により改善できるケースがあります。
  • Q3.LEDライトに変えたい
    → LEDライトなら消費電力1/5~1/7、寿命10年と経済的です。虫もより付きにくくおすすめです。

まとめ:シーリングライトの取付不可の原因を解消して快適な照明ライフを

ここではシーリングライトが取り付けられない! と思ったときの取り付け方と注意点を説明しました。

シーリングライトを取り付ける時は、取り付けはできるのか、取り付けるときの工事は必要なのかなど、取り付け前に確認しなければならないことがあります。

しっかりとチェックしてから取り付けるようにしていきましょう。

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