国際ホテルレストランショー(HCJ2020)とは、 ヒトとモノとインフォメーションの交流と、発信を通じ、サービス産業をどう活性化させることができるかをテーマにおいた、 ホスピタリティとフードサービスの商談専門ショーです。
いろいろな視点で、ホスピタリティとフードサービスは、語られていかなければなりません。ホスピタリティ&フードサービスの分野で、どう照明が大きな役割を果たしているのかもここで語られています。
目次
国際ホテルレストランショーとは
ホスピタリティとフードサービスの商談専門ショーである国際ホテルレストランショーは、2020年2月18日(火)~21日(金)に開催されました。場所は、幕張メッセ 国際展示場1~8ホールです。
国際ホテルレストランショーだけでなく、フード・ケータリングショー、厨房設備機器展も同時開催。ホテル・レストラン・ショー(HOTERES JAPAN)、同時に開催された給食・中食・弁当のフード・ケータリングショー(CATEREX JAPAN)と厨房・フードサービスの厨房設備機器展(JAPAN FOOD SERVICE EQUIPMENT SHOW)の3展示会の頭文字を取り「HCJ(エイチシージェイ)」です。
宿泊、観光、給食、中食、厨房、フードサービスと言った様々なサービス業を展開している人たちの、様々な課題を解決するために貢献しました。効率アップにいろいろ参考になるものを見つけることができたのではないでしょうか。
現在の潮流にとらわれないで、どのような方法でサービス業と向きあえばいいのか……、その答えもここで見つけることができたのではないでしょうか。
今回、夜間の経済活動を含めたインバウンドマーケットをどう成長させるか、地方創生を支援する地域産品の全国・海外展開、次世代技術をどう活用してサービスを向上させることができるか、人手不足の問題をどう解決することができるかに重点をおいています。
例えば、外食産業では、
人手不足の問題を抱えている企業が多くあります。 それを補うために、いままで人が補うべきサービスをロボットに任せて、オートメーション化する動きが顕著にあらわれてはじめています。
外食店舗をオートメーション化することによって、今後運営はどのように変化していくのかもしっかり注目していかなければなりません。ちょっと先の未来では、お客様に対して、
お出迎えやオーダー受け、料理の配膳を全部ロボットが対応することになるかもしれません。 そして、セルフ会計の導入によって、顔認証決済が当たり前となり、いちいち財布を出す面倒くささも解消されることでしょう。
国際ホテルレストランショーでは、外食店舗のオートメーション化をステージにて生実演をし、検討している方々に様々気付かないことまで課題を提起、また問題解決をしてくれています。
厨房が未来にかけてどうあるべきか、国際ホテルレストランショーで、具体的に未来を覗き見ることができます。もちろん、そこには照明も大きく未来に貢献することになります。
国際ホテルレストランショーに見る照明
ホテル・レストランにとって、照明器具はお客様をおもてなしするめため、また従業たちが仕事しやすくするため欠かすことができない存在です。もちろん、国際ホテルレストランショーによって照明器具の未来に対しても語られていかなければならないでしょう。ここで、照明器具の課題を知ることができ、問題解決に至ることができればいいですよね。
国際ホテルレストランショーに出展
MotoMは、国際ホテルレストランショーにおいて、ホテル・レストランなどで使用されるのに適した照明器具を出展しました。
ホテル・レストランなどにおいての照明器具も様々、パウダールームや洗面室をワンランク上にするミラーライトであったり、寝室のベッドボードに収まるスタイリッシュなデザインのリーディングライトだったり、ホテル・レストラン業の方々が注目すべき新しい発見もいろいろ見つけることができるでしょう。
国際ホテルレストランショーで学ぶ① 食と照明の関わり合い方
ホテル・レストラン業界の方々も、そして、家庭の方々も、食と照明器具との関わり合い方をいま真剣に考えている頃ではないでしょうか。
おいしい料理をもっとおいしく見せてくれる照明器具があるといいですよね。かつ求められているのはやっぱりオシャレな照明器具です。
色温度が低い暖かみのある光は、よりリラックス効果を期待することができます。特に赤みのある暖かな色は高いリラックス効果を期待することができ、かつ、料理をよりおいしく見せてくれる色合いです。更に、食器を美しく見せてくれる効果も期待することができます。
同じ料理を出しているというのに照明器具ひとつで、お客様はその料理をより満足してくれるのかもしれません。よりたくさんのお客様にお店へ来てもらうため、そのような色合いを意識してみるといいのかもしれないですよね。
そして、お客様はオシャレ感のあるお店に行きたいと思うものです。お店のオシャレ感を演出するため、もはや欠かすことができない存在は照明器具です。単に照明器具の演出ということだけでなく、光のコントラストについても考え、このお店だけにしかない明かりを演出してみましょう。
国際ホテルレストランショーで学ぶ② LED照明が変えたこと
やっぱり今時は、LED照明を注目している方々は多くいらっしゃることでしょう。照明器具をLED照明に変えるというのも選択肢の一つであり、アイデアです。LED照明は、電気代削減することができる手段です。ですから、より照明重視のスペース空間を作ろうというモチベーションも出来ることでしょう。LED照明の中には、演色性の優れた商品も販売されています。演色性とは……、照明で物体を照らすとき、自然光が当たるときの色をどの程度再現しているかを示す指標です。色の印象を特に重視したいという方々には、演色性の数値を意識するといいでしょう。最近のLEDは特に演色性の高いものが開発されていて、白熱電球や蛍光灯にも見劣りしないクオリティーです。
国際ホテルレストランショーで学ぶ③ 照明が作り出すスペース空間
国際ホテルレストランショーでは、照明器具が作り出すスペース空間がどうあるべきか同時に学んでいただきたいですね。照明器具が作り出すスペース空間が、どうお客様の稼働率に影響するのかも理解していただきたいです。より照明器具に対しての工夫によって、お客様アップへと繋げることができるでしょう。
例えば、レストランでは、照明器具は、夜は明るく、昼は暗くていいという思いでいるかもしれません。しかし、 昼間は明るめに設定してお店の雰囲気を明確にし、夜は、暗めの照明にして、雰囲気を演出するという方法があります。照明器具は、何も夜を昼のように照らし出すことだけがメリットではないのですね。そのような感じで、時間帯で照明の明るさを変えるというのも、スペース空間の作り方です。ダウンライトなど選択することができれば、調色や調光をすることができ、自在にお店の雰囲気を変えることができるでしょう。
例えば、 バル レストラン ダイニング BARでは、ダクトレールにそのまま付けられる一灯ペンダントなどいかがでしょうか
ウッドデッキと言った開放的テラスで飲食を楽しむことができるレストランでは、テラスにいるお客様たちの足元を照らすLED地中埋込照明などがいいのではないでしょうか。
ショーケースに陳列されている料理のサンプルをおいしそうに演出するためには、テープライトがおすすめです。
水中照明を寿司店や料亭、和食居酒屋と言った場所は、鮮魚用の水槽にも活用しています。
まとめ
最近では、口コミサイトやSNSで写真をcheckして、お店の雰囲気をあらかじめ確認することができるから、雰囲気重視でお店が選ばれるケースが増えています。店舗を運営している方々も、重視しなければならないのは“雰囲気”だということです。高級感のある家具で店内を統一したり、テーブルクロスやカーテンなどの布モノをキレイにしたりという方法もあります。しかし、やっぱりそこで照明器具を忘れてはならないでしょう!