工事不要ダクトレールは誰でも簡単に照明演出ができる便利なアイテムです。
ここではそんな工事不要のダクトレールについて、メリットとデメリット、工事を依頼した時との違いや、工事不要ダクトレールに取り付けることができるおすすめの照明器具を紹介します。
ぜひ、参考にしてみてください。
目次
そもそも工事不要のダクトレールとは
ダクトレールとは主に天井に取り付けることができるバー上の器具です。ダクトレールには複数の照明を取り付けることができ、組み合わせ次第でさまざまな空間を作り出すことができます。
ダクトレールの取り付け方は2つあります。ひとつは工事による取り付けです。これはお近くの電気工事会社に頼んで取り付けてもらう方法です
もうひとつがセルフで取り付ける方法です。セルフで取り付けることのできるダクトレールには基本的に「工事不要」と書かれており、通販サイトなどでも購入することができます。
工事不要ダクトレールのメリット
ではまずはメリットから見ていきましょう。工事不要ダクトレールにはさまざまなメリットがあります。メリットを理解したうえで購入を検討しましょう。
誰でも簡単に取り付けることができる
工事不要のダクトレールは誰でも簡単に取り付けることができます。取付方法は以下のような流れです。
①「工事不要」と書かれたダクトレールを購入する
②説明書通りに引掛けシーリングに取り付ける
③照明をダクトレールに引掛ける
工事不要ダクトレールは基本的に引掛けシーリングさえあれば、簡単に取り付けることができます(事前に対応している引掛けシーリングか種類を確認してください。通販サイトなどでは商品説明のところに対応している引掛けシーリングの一覧が書かれてることが多いです)。
誰でも簡単に取り付けることができるため、すぐに照明演出を楽しむことができます。
工事費がかからない
工事不要のダクトレールはセルフで取り付けるため工事費がかかりません。またダクトレール自体も安いものだと通販で3、4000円で購入することができます。
またさらにダクトレールには1000円ほどで専用のプラグを購入することができ、引掛けシーリングにさえ取り付けることができれば、基本的にどんな照明でも取り付けることができます。そのため以前使っていたお気に入りの照明と似たようなダクトレール用の照明を購入する必要がありません。
工事不要ダクトレールのデメリット
工事不要ダクトレールにはデメリットもあります。デメリットは取り付けたいお部屋に合うか合わないかの基準となるため、ぜひ参考にしてみてください。
引掛けシーリングがないと取り付けるられない
工事不要のダクトレールは誰でも簡単に取り付けられる反面、引掛けシーリングがないと取り付けることができないというデメリットがあります。そのためどうしても取り付けたい場所に取り付けられなかったり、微妙な位置の調整ができなかったりします。
天井との間に空間があく
工事不要ダクトレールは引掛けシーリングに取り付けるため、どうしても天井との間に空間が空いてしまいます。その空間がお部屋にとってプラスに働く場合はいいのですが、お部屋の雰囲気やデザインによってはダクトレールだけ不自然にが浮いてみえてしまう可能性があります。
耐荷重と最大ワット数が決まっている
工事不要ダクトレールには取り付けることのできる照明の質量とワット数に限界があります。限界を超えた量を取り付けるとレールが折れたり、ショートしたりと思わぬ事故に繋がる可能性があるため、必ず事前に耐荷重と最大ワット数を確認しておく必要があります。
ダクトレールを工事で取り付けた場合のメリット・デメリット
工事不要のダクトレールと工事で設置するダクトレールの違いを見るために、今度は工事で取り付けた場合のメリットとデメリットを見ていきましょう。それぞれを見比べてどちらが取り付けたいお部屋に合っているのか確認してみてください。
【メリット】どこにでも取り付けられる
工事で取り付けるダクトレールは基本的にどこでにも取り付けることができます。また微妙な位置や長さ、形(T字、コの字、ロの字など)を調整することができます。
【メリット】天井に埋め込むことができる
工事で取り付ける場合はダクトレールを天井に埋め込むことができます。天井に埋め込みダクトレールを隠すことによって、ナチュラルな雰囲気を生み出すことができます。
【デメリット】工事費がかかる
工事費での設置は基本的に専門の資格が必要です。そのためどうしても工事費がかかってしまいます。工事費はダクトレールを付ける位置や長さによっても異なるため、事前にお近くの電気工事会社に見積もりを取ってもらうようにしてみましょう。
工事不要ダクトレールに取り付けられるおしゃれな照明
最後にダクトレールに取り付けることができるおすすめの照明をいくつか紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。
円筒ペンダントライト MPN05 レール用(ダクトプラグ)MPN05
MPN05は筒状のペンダントライトです。シンプルなデザインで、且つ色はシルバー、ゴールド、白、黒から選ぶことができため、さまざまな場所に合わせやすい照明器具となっています。またシンプルなため他の照明やグリーンインテリアと組み合わせやすいのも特徴です。
磁器ペンダントライト MPN21D
MPN21Dは磁器でできた壺型のペンダントライトです。 MPN21Dは日中は白い艶のある飾りとして、夜はやさしい光を放つ照明として使うことができるのが特徴です。
MotoMには他にもさまざまな形や模様の磁器ペンダントライトがあります。気になった方はチェックしてみてください。
まとめ
いかがでしたか。工事不要のダクトレールは簡単に照明演出を楽しむことができる便利なアイテムです。また工事不要なため、工事費を抑えることができます。
しかしその一方工事不要ダクトレールにはデメリットもあります。ひとつは引掛けシーリングがないところでは取り付けられないこと、また場合によっては天井との間に空間があいてしまうこともデメリットとなります。
そのためよりこだわりの持ったお部屋にしたいという方には工事による設置をおすすめします。工事による設置は工事費がかかってしまうというデメリットとはありますが、そのぶん比較的自由な位置に自由な形で取り付けることができるため、より自分のこだわりを表現しやすくなります。
セルフでダクトレールを設置するか、それとも工事を依頼して設置するか、それぞれのメリットとデメリット、どれだけこだわりを持った空間にしたいかなどを考慮に入れて、選ぶようにしましょう。