新築と聞くだけでもわくわくして見学したくなったり新築マンションのモデルルーム公開を目にすると真っ先に写真でインテリアをみてしまいます。
自分が過ごす家はストレスなく使いやすく、便利なことが一番大事です。例えば掃除の時のコンセントが廊下についているととても便利です。また外の水道からお湯が出ると犬の散歩の終わりに犬の足を洗ってお家の中に入れたり、冬の寒い時期に手を洗ったりととても便利です。さらに駐車するときに最適なところに灯りがあると車が入れやすく便利です。
ここでは照明器具の位置や照明器具のスイッチの位置など新築を建てるときに知っておきたい照明の役立つ情報についてお話しします。
目次
壁スイッチの位置が大事です!新築の照明の選び方
みなさんは壁スイッチの位置を気にしていますか?私は自分の家を建てたとき、実際に玄関のスイッチの位置を失敗して最悪の事態を経験しました。
外から玄関の中に入ったときに手が届くところに玄関の照明のスイッチがなく、靴を脱いで4~5歩くらい歩いたところにスイッチを付けてしまったため、暗くて段差に足をぶつける事が何回か・・・。
ドアを開けたときにスイッチがドアに隠れないように付けてもらう事も大事です。
照明器具を選ぶ前に壁スイッチの位置も確認しておきましょう。
壁スイッチの種類もOFFの時に光る物もあります。
工事屋さんと相談してアドバイスをもらってください。
省エネ、長寿命は大事です!新築の照明の選び方
光源はLEDを選びましょう。
一般電球(白熱電球)と比べると約85%も消費電力を抑えることができると言われています。
LED電球の寿命は一般的に約40000時間とされています。
一般電球は切れた時が寿命で、蛍光灯はチカチカし始めたら寿命と眼で見て判断できますが
LED電球は、寿命の判断がしにくいのが現状です。
LED電球は、だんだん明るさが落ちてくるので、本当は寿命がないのです。
そのためLED電球は初期の光束(明るさ)の70%に低下するまでの時間と日本照明工業会で定義されました。ちょっと暗くなったかなと感じたら、買い替えの時期です。
ただしLED電球は高温や湿気に弱いので用途別できちんと選びましょう。
浴室用LED電球、密閉器具対応のLED電球など表示を確認しましょう。
調光タイプの照明器具には調光器対応のLED電球を選びましょう。
役割は大事です!新築の照明の選び方
屋外照明、浴室照明、ブラケット照明(壁付け照明)、シャンデリア照明、ペンダント照明、ダウンライト、ダクトレールなどの種類別照明器具の説明をします。
1.屋外照明
①玄関灯(ポーチ灯)
外壁に付けられている照明で玄関周りを明るく照らします。
ドアの鍵穴や足元を明るく照らす役割があります。明るくしておくことで犯罪防止に役立ちます。
様々なデザインの玄関灯があります。せっかくの新築に設置する照明ですからコードが見えない電気工事が必要なタイプで玄関に近づくと自動で点灯したり暗くなると点灯する機能がついていますので人感センサーがついている玄関灯をおすすめします。
LED電球は、約10年持ちますが電気製品ですので突然の停電や不具合で点かなくなる事があります。保証もついているLED電球もありますのでLED電球を交換できるタイプをおすすめします。
デザインやお色はお好きな物をお選び下さい。
②軒下ダウンライト
狭い玄関や玄関周りをすっきりと見せたいならダウンライトをおすすめします。
玄関灯と同じ役割があり鍵穴や足元を明るく照らす役割があります。明るくしておくことで犯罪防止に役立ちます。
まぶしさを軽減するカバー付きやグレアカットされた人感センサーダウンライトをおすすめします。
ダウンライトは数を多くつける印象がありますが、2平方メートルに1個で充分です。
暗いと感じたら足元を照らす足元灯をおすすめします。
2.浴室照明
①浴室灯
浴室で使う照明器具は水や湿気への対策を考えないと漏電やケガの恐れがあります。防湿型、防雨型の照明器具を選ぶ必要があります。水や湿気に強い役割があります。
ゆっくり湯船に浸かってリラックス空間を満喫したり、お風呂掃除の時は明るく照らしたり場面に合わせられる調光タイプの浴室灯をおすすめします。
②洗面台
顔を洗ったり髭を剃ったり髪を乾かしたりする場所は、はっきりと顔が見えるように昼白色の明るいほうが良いです。朝、日光を浴びると体内時計がリセットされて気分よい1日なります。朝日が入らないお部屋は洗面台でLEDの光を浴びることで体内時計をリセットさせる役割があります。
自然光は、朝日が2000~3000Kですので心地よい目覚めを体験してみてはいかがですか。
洗面台の照明はミラー灯をおすすめします。
MotoMで販売されているミラー灯は3000ケルビンと4000ケルビンの2タイプあり、ミラー灯の光が体内時計をリセットします。
3.ブラケット照明(壁付照明)
ブラケット照明とは壁面に取り付ける照明器具のことを言い、おしゃれなインテリアとして飾っていただけます。
ガラスを使った物や、影を演出している物や、絵画を照らす物などたくさんあります。
もう少し灯りが欲しい時や、壁にアクセントが欲しい時にエンタメ的な役割があります。
廊下で使うブラケットはフラットタイプで通る時に違和感がないタイプのブラケット照明をおすすめします。
4.シャンデリア照明
シャンデリア照明は華やかで煌(きら)びやかなアイテムです。
お部屋をゴージャス空間に演出したりアンテーク調空間に演出したりデザインによって様々な空間演出をします。
重量のあるゴージャスなシャンデリアは天井板の厚さや材質などで取り付けできない場合がありますが、新築なら問題なく取り付けることができます。
好き嫌いはありますが、クリスタルの輝きがきれいなシャンデリア照明をおすすめします。
シャンデリアは、現実からかけ離れた異空間を作り出しワンランク上の幻想的な雰囲気を演出する役割があります。
5.ペンダント照明
ペンダント照明は天井に引掛けシーリングボディをつけてもらえばご自分で簡単に取り付ける事ができます。
ペンダントは照明器具の中では一番種類が豊富です。
ペンダントを取り付ける位置だけきめてじっくり選ぶ事をおすすめします。
ダイニングテーブル上に設置することが多い食卓ペンダントはダイニングテーブルを置いてからペンダントを決めると大きさや明るさが違和感なく楽しい空間になります。
光が料理を真上から優しく照らし美味しく見せてくれる役割があります。
料理の妨げにならない白色系のペンダントをおすすめします。
6.ダウンライト照明
ダウンライトは天井をフラットにしてすっきりとした広さがある空間を作ります。
ダウンライトの光は、直接見ると眩しすぎたり、人によっては暗い印象を持たれます。
調光機能がついているダウンライトをおすすめします。
複数設置で直接照明になりますし、直接照明の補助として使える間接照明の役割もあります。
多様に使うことができる便利なアイテムです。
7.ダクトレール
ダクトレールはダクトレール上であればどこにでもダクトレール用の器具を付けることができる配線器具です。できる配線器具です。変換アダプターを使えば引掛けシーリングの器具を取り付けることもできます。また、照明ではないですがダクトレールに取り付けできるスピーカーもあります。
ダクトレール用フックで照明器具以外も吊るす事ができます。
自由で多様なアレンジができる役割を持っています。
新築であれば埋込用のダクトレールをおすすめします。
ダクトレールの飛び出しがあまり気にならないし、お好きな形(ロの字型やコの字型など)で取り付けることが可能です。家を建てたあとに取り付ける場合は大掛かりな工事が必要になります。
和室は大事です!新築照明
純和室でなくても畳の香りを忘れない様に畳を取り入れて見てはいかがですか。
和風の照明器具を取り付けて頂けたら和を感じられる落ち着きある空間ができます。
和紙の温かみや木のぬくもりを感じながらお茶タイムを楽しみましょう。
日本の匠の技でできた照明器具は、和空間にとても似合います。
足を伸ばしたい時やゴロゴロしたいとき和室があると便利です。
情熱は大事です!新築の照明の選び方
新築の間取りやインテリアや照明器具の失敗事例の書き込みも多数あります。
スリット階段やオープン階段は、風を感じるメリットもありますが、小さいお子様が転落という危険もありますし、スカートの中が見えてしまう恐れもあります。
怪我や防犯につながることは、情熱持って調べましょう。
夢の新築です。愛せるお家に作って行きましょう。
一生懸命に勉強して悩みに悩んだ照明器具やインテリアは愛情を持って大事に使うことができるでしょう。
まとめ
照明は、生活を豊かにする空間を作り出します。
LEDなど省エネ対応の電気製品に変えることで電気代が安くなります。
スマート電化もたくさん出始めました。工務店の担当者との話し合いは大切です。
コンセプトを決めやすらぎや楽しさや遊びを取り入れた照明を選んで夢の新築生活を満喫しましょう。