自宅にフロアスタンドライトはありますか?フロアスタンドライトとは名前の通り床に置くスタンドライトのことです。
フロアスタンドライトは何か物足りないと感じる空間に置くと一気にまとまりがでる素敵アイテムです。使い勝手がよく、空間づくりとしても光源確保としても生活スタイルに合わせてデザインやサイズを選びましょう。それではフロアスタンドライトについて紹介していきます。
フロアスタンドライトを置くメリット・デメリット
メリット
- デザインの種類が多い
- お部屋の雰囲気づくりに最適
- 電気工事や取り付けの必要がなく、コードにつなげばすぐ使用できる
- 点灯していなくてもお部屋のポイントになる
- コード給電なので置く場所の変更が手軽にできる
- 空間を立体的にみせられる
フロアスタンドライトは点灯時も光源として、お部屋の雰囲気づくりとして活躍しますが、点灯していなくてもインテリアとしてお部屋のアクセントになる素敵アイテムです。コード給電のため移動も手軽で、模様替えしたいときも楽々。気分を変えるために置く場所をちょっと変えてみるのもすぐ実践できるのでとても扱いやすい照明です。
デメリット
- サイズが大きいので場所をとる
- 部屋全体は照らせない
フロアスタンドライトはとくに大きなデメリットはありませんが、サイズが大きくどうしても場所をとってしまうので購入の際は置きたい場所とフロアスタンドライトのサイズ感の確認はしておきましょう。とくに最近はインターネットでの購入が多く、直接見て買うことも少なくなってきていますので、購入後にイメージと違ったなんてこともありますよね。失敗のないように購入前に仕様を見てサイズの確認をし、メジャーで大体置きたい場所あたりでサイズを測ってみるとイメージが沸きやすいですよ。
フロアスタンドライトはあくまで自分がいる場所のまわりだけ照らすもの、と考えていたほうが良いでしょう。ソファ横やベッド際、暗くなりやすい部屋のコーナーなどにおいて補助照明としてや、読書や何か作業するときのために部分的に照らすための光として使ってください。
フロアスタンドライトに使われるセードの素材で光は変わる?
フロアスタンドライトと聞くと、みなさんが思い浮かべる形は円錐台の布セードのものがイメージが強いように思います。セードとは笠(かさ)のことで、光源にかぶせるものです。スタンドライトのセードの素材は布が多い印象ですが、様々なデザインが出ている今は布のほかにガラスやホーローなどのインダストリアルなデザインだったり、羽毛を使ったふわふわなセードがあったり、様々な素材でつくられています。
そんなセードはセードに用いられる素材や、セードの色によって光はずいぶん変わってきます。素材によって配光も変わってくるので、どんなセードの素材だとどのような光になるのか説明していきます。
セードの素材によって配光は変わってくる
配光とはどの方向にどのくらいの強さの光が照らされているかの光の分布のことです。例えば裸電球のフロアスタンドライトもありますが、セードをかぶせないということは何にも遮られず光源から全方向に光が放たれるということです。そこにセードをかぶせるのと、かぶせないのとでは配光は大分変わってきます。
木やスチールといった不透明な素材のセードであればランプが覆われていない部分から光がでてきます。例えば下向きがあいていたら、セードにあたった光は下に落ちます。セードの真ん中が空いているものだと、当然真ん中から光は漏れてきます。セードがなければ全方向に広がる光ですが、セードによって光の方向は変わります。
半透明の素材、布や紙などは光を通すので光の方向を大きく変えることはありませんが、光を柔らかく分散させることができます。間接光のようになり、セードごしの光源は直接目で見てもまぶしくありません。
乳白アクリルなどは蛍のようにぼんやり灯るような光になります。
透明なガラスなどは光源が見えるので直接的な光になります。
フロアスタンドライトは4つの形状の種類がある
フロアスタンドライトはグローブ型、スポットライト型、トーチ型と、セード型を入れて全部で4種類の形状があります。
セード型は素材の種類が豊富でしたが、トーチ型に使われるセードも様々な素材が使われます。しかしその他2つ、グローブ型とスポットライト型はあまり布などは使われず、グローブ型であれば乳白アクリル、スポットライト型であればスチールなどの金属ベースが多いです。それぞれの形状の特徴もここでは紹介します。
セード型
笠のことであり、電球を傘のようなカバーでかぶせるものをいいます。
グローブ型
グローブ型は電球を見えないように覆うものです。デザインによって多少変わりますがセードはかぶせるだけなので上方や下方からセードをのぞくと電球が見えますが、グローブは電球全てを覆っているのでグローブをはずさないと電球は見えません。(しかしガラスなどの透明な素材のグローブであれば電球はみえます。)
スポットライト型
スポットライト型はその名の通り、可動し、ある程度角度を変えられるものをいいます。光の向きを自分の手元に向けたり、どこか照らしたい場所にあてたりできるので、実用的です。
トーチ型
トーチ型はアッパーライトとも呼ばれ、上に光が照らされるライトです。壁や天井に光が当たり、空間の雰囲気づくりにぴったりですよ。
光の演出をしたいのであれば、どう演出したいかで4つの形状の中からフロアスタンドライトを決めていくのも良いと思いますよ。
空間に合わせたフロアスタンドライトの置き方、デザイン実例
シンプルなお部屋に光のアクセントを
白が基調のシンプルなリビングに白の布セードのフロアスタンドライト。コーナーに置いているので邪魔になることがなく、お部屋のアクセントになっていていいですね。
フロアスタンドライトは点灯すると、セードから漏れる光で空間に陰影がつき立体感がでます。写真のように部屋のコーナーに置いて光の陰影を使うと、部屋に奥行きがあるように感じさせる効果もあるのでおすすめです。
シンプルなお部屋は清潔感があって素敵ですがシンプルすぎると落ち着かないこともあります。お部屋が何か物足りないな、と思っている方はフロアスタンドライトを置いてみてはいかがでしょうか?
鮮やかな色のフロアスタンドライトはお部屋のワンポイントに
内装自体はシンプルですが、家具で個性を出した素敵なお部屋ですね。ピンクのフロアスタンドライトを合わせるのは難しいと思われるかもしれませんが、悪目立ちすることなくお部屋に馴染んでいます。
色鮮やかな家具は確かに合わせずらいかもしれませんが、フロアスタンドライトで取り入れるというのはハードルがそこまで高くなく意外と挑戦できますよ。
ソファやラグなど、大型のインテリアにビビッドなカラーを取り入れるのはお部屋のバランスが取りづらいです。しかしフロアスタンドライトなどの照明器具で取り入れるとお部屋にまとまりが出たり、ワンポイントになっておしゃれ感がだせたりします。
お部屋をもう少しお洒落にしたい、色がほしいと思っている方は特にフロアスタンドライトでカラーを取り入れることをおすすめします。
テーブルの上で使うようなスタンドライトをフロアでも
少し意外かもしれませんが小さめのテーブルに置くようなスタンドライトも、写真のように床に近い棚の上に置くと馴染みます。写真はつくりつけの棚ですが、このようなものがなくても板だったり、小さなラグを敷いてその上に置くといいですよ。床にそのまま置くと不格好ですが、スタンドライトの下に何か入れることでちょっと空間わけをしてあげると見た目もよく、飾っている感がでてオブジェのようにもなります。
和風のお家でも使えそうな手法ですね。
まとめ
いかがでしたか?フロアスタンドライトは形も色も豊富にあるので選ぶのはとても楽しいですが、ありすぎて困ってしまうかもしれません。アマゾンや楽天で見つけたり、お洒落なお部屋紹介をしているInstagramで探してみるのもイメージがつかみやすくておすすめです。
ぜひ自分の家に合う、お気に入りを見つけてくださいね。
フロアスタンドライトをお探しならおしゃれな照明器具がそろっているMotoMがおすすめです。