ダクトレールは、正式名称「ライティングダクト」と言います。JIS規格: JIS C 8366 に定められていますが、メーカーごとに呼び名が違い一般的には、ライティングレール、配線ダクト、ダクトレールなどと呼ばれています。
ダクトレールは、日本工業規格(JIS C8366)で規格が決まっていますので、日本メーカーの器具でしたら、どの照明器具でも取り付けが出来ます。(海外メーカーの器具は合わないことがあります)
簡単に照明器具を付けることが出来るため便利でおしゃれな演出が出来るのがダクトレールの特徴です。
照明器具だけでなくお花やグリーンインテリアも飾れるダクトレールとダクトレールプラグについて説明していきます。
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目次
お部屋に落ち着いた彩りを添えるダクトレールについての説明
配線ダクトレール内に電気の流れる接点があり、ダクトレールに対応している照明器具であればレール上の好きな位置に照明を取付けることができます。特別な工事を行なう事なく、お店のような演出が簡単に楽しめます。
ダクトレールの長さは1m、2m、3mとお部屋に合った長さを選べます。
設置場所に合わせて自由にカットして長さ調整が出来ますし繋げてお使い頂けます。
L字形ジョインタ、T形ジョインタ、フレキシブルジョインタ(左右135度、上下90度の範囲内)で接続すれば、空間をおしゃれに演出できる範囲も拡大することができます。
お部屋に落ち着いた彩りを添えるダクトレールプラグについての説明
ダクトレールプラグには、引掛けシーリングタイプや吊フックやコンセントタイプがあります。
引掛けシーリングタイプには、引掛けシーリング付きペンダントが取り付けられます。
吊フックには、観葉植物などのグリーンインテリアやお花やドライフラワーなどを吊るせます。
お部屋に落ち着いた彩りを添えるダクトレールを取り付けてみましょう
1.ダクトレールの選びかた
①取り付け場所を決める
お部屋のどの場所につけたいか、例えば壁を照らしたい場合は照らしたい壁の近くの天井などイメージしながら場所を決めて下さい。
②床で長さを測る
天井で長さを測ると2人がかりになったり、なれない作業の為、脚立から足を踏み外したりとても危険です。床で長さを測りダクトレールを購入しましょう。
ダクトレールの取り付けはどなたでもできますし、長さ調整ものこぎりで切ってお好きな長さにすることができます。
③ダクトレールのお色は白、黒、シルバーが主流です。
お部屋のイメージで選びましょう。量販店やホームセンターでは白が多く売られています。
2.必要工具
①下地探し
アナログ式
天井や壁の下地探しに大変便利な道具です。
先端にマグネットと針が付いていて木材や鉄の下地を探すことが出来ます。
センサー式
スイッチを押しながら壁や天井を滑らせて木材や鉄の下地を探すことが出来ます。
メーカーによって使い方が異なりますので説明書を確認ください。
②電動ドライバー
手動式のドライバーでも取り付けが出来ますが、疲れに差が出ます。
ネジを回す作業に慣れていないと腱鞘炎になったり筋肉痛になったりしますので、電動ドライバーを使用することをおすすめします。
特に充電式のインパクトドライバーがコードがなく、どこでも使えるので便利です。
③電動ドライバー用ビットセット
ドライバーのビットも種類がたくさんあります。
使用するネジに合わせてビットを準備しましょう。下穴用のキリも準備したほうが良いです。
③脚立か足場台
足場台の方が足下が安定して便利でおすすめです。購入時は少し高めですが、1台あると掃除や電球が切れたときに役立ち使い勝手が良いので手放せないアイテムになります。
配線は電気工事が必要だったと思います。以下の内容だと自分ですべて取り付け出来ると勘違いされそうなので見直しをお願いします。(簡易ダクトレールは別)
施工事例がたくさんブログで紹介されていますので、参考に取り付けて下さい。
おすすめは、工事店や、電気メーカーのブログがおすすめします。
メーカーによって取り付け方法が少し違います。説明書を読んで下さい。
コードが見えない様に配線する場合は電気工事士さんにお願いした方が良いです。
プラグ付きコードでコードが見えても良い場合は、工事必要がありません。
注意事項
ダクトレールは、室内専用です。周囲の温度が35度以下でご使用ください。
ダクトレールは、天井や壁面につけられますが、床面には取り付けできません。
ダクトレールは終端部まで電気が通ります。感電の恐れがありますので終端部にはエンドキャップを取り付けて閉そくする必要があります。
取り付けられる総重量が決まっていますので取扱説明書を読んでください。
お部屋に落ち着いた彩りを添えるダクトレールプラグを取り付けてみましょう
1.ダクトレールプラグ吊りフック
ダクトレールプラグ吊りフックをダクトレールに取り付けます。
溝に合わせて差し込み90度回してください。必ず説明書を読んでください。
吊りフックが取り付けられます。ダクトレールの幅とバランスを考えながらつけて下さい。
観葉植物やお花で作ったリースなどアイデア次第で色々なアレンジが出来ます。
ダクトレール吊りフックは電気が通っていないので、安心してお好みの雑貨や植物などを飾っていただけます。花束を飾ったり、思い出のぬいぐるみやミニカーなど吊るしてみてはいかがですか。
マクラメ編みで作ったインテリアはすごく素敵でお部屋の雰囲気が手作りで包まれているようです。マクラメ・インテリアの本もあり、とても参考になります。
大掛かりな工事をしなくても、ダクトレールプラグ吊りフックをつけてお花や、観葉植物などを吊るすだけでお部屋に彩りを添えられます。
注意事項
吊フックを使用する場合は、物が頭にぶつからない様に長さを決めましょう。
吊りフックに掛けられる重量が決められていますので取扱説明書を読みましょう。
ダクトレールの総重量も守ってください。
2.ダクトレールプラグ引掛けシーリング用
取り付け方は、吊りフックと同じように90度回して下さい。必ず説明書を読んでください。
引掛けシーリングのペンダントはたくさん種類があります。
小型LED電球のペンダントを色違いで並べたらポップな感じになります。
磁器シェードのペンダントは、自然素材ですのでグリーンインテリアと、とても調和がとれ、グリーンインテリアも色が映えることでしょう。
暖色系とグリーン系のお色は、落ち着いた彩りでお部屋を演出します。
お家の中でリゾート気分が味わえるように、コーディネイトしてみてはいかがでしょうか。
注意事項素材が割れ物で出来ているペンダントの場合、地震などで揺れた場合を想定してペンダントとペンダントの間隔を開けるか、長さを調節して隣同士が当たらない様に調節してください。
3.ダクトレールプラグコンセント
天井に扇風機やスピーカーなどをつけたい場合は、ダクトレールプラグコンセントにさして使えば100V対応で付けることが出来て役立ちます。
また、ダクトレールをテレビ周りやパソコン周りの床にコードが散乱している場所の壁に取り付けて、コードが床に付かない様にしてみてはいかがですか。ダクトレールプラグ吊フックとダクトレールプラグコンセントが活躍します。
掃除も楽になりますし、見た目も綺麗に見えます。
お部屋に落ち着いた彩りを添えるダクトレールプラグでライトアップ
色々な使い方が出来るダクトレールはとても魅力的です。
多数の活用方法がブログで紹介されていますし、ダクトレール用の商品もたくさんでています。
フラワーハンギングベースは素敵なインテリアで、お花とのコラボレーションを演出します。
女性だけでなく男性にも人気があるガラスハンギングはお花だけでなく、コレクションのミニカーやコレクションを入れてライトアップも楽しめます。
ガラスハンギングの中にフェイクの柿や栗や松ぼっくりを入れて飾ると秋感が出ます。
ファッションだけでなくお部屋もダクトレールプラグを使ってガラスハンギングの中身を入れ替えるだけで簡単に季節感が出せるので、季節に合わせて簡単に模様替えができますよ。
まとめ
家は寝るだけの場所になっていませんか。
家は心身を休める大切な場所です。玄関、リビング、キッチンに落ち着いた彩りを添えてみてはいかがですか。
ダクトレールプラグがあれば、簡単にペンダントや、グリーンインテリアが飾れます。
ダクトレールから吊るされた思い出の玩具や、グリーンインテリアを見て癒されてください。
家での癒しの時間を作ってゆっくりお茶でも飲んでみませんか。