引掛シーリングボディを知っていますか？
引掛シーリングボディは、照明器具を取り付ける上で欠かせないアイテムです。
今回は引掛シーリングボディの種類や取り付けることができる照明器具についてご紹介します。
引掛シーリングボディの使い方が知りたい！新しい照明器具を取り付けたり、既に取り付けてある照明器具から新しい照明器具に交換したい！と考えている人はぜひ参考にしてみてくださいね。
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目次
引掛シーリングボディとは？
天井に設置されている「引掛シーリング」や「ローゼット」と呼ばれるアイテムは、シーリングライトをはじめとする照明器具を取り付けるための配線器具であり、コンセントの役割を担っています。
昔は天井から電球を吊り下げて明かりを届ける照明器具が主流でしたが、最近では天井に直接取り付けて部屋全体をまんべんなく照らすことができる照明器具が多く使用されています。
天井に直接取り付けるタイプの照明器具を使用するためには、照明器具の電源ソケットであり、固定するパーツでもある引掛シーリングが必要です。
ローゼットも引掛シーリングと同じ役割を持つアイテムであり、引掛シーリングと比べると照明器具の重さにより耐えることのできる耐性が高いという特徴があります。
一般家庭で使用する照明器具の場合、ほとんどが引掛シーリングでまかなうことができますが、重さが5㎏を超えるような照明器具を取り付ける際はローゼットを使用します。
引掛シーリングは照明器具のコンセント代わりとなる電源ソケットですが、この部分を引掛シーリングボディと呼びます。
照明器具側の端子のことをシーリングキャップと呼び、引掛シーリングボディとシーリングキャップがセットになっていることで誰でもかんたんに照明器具を取り付けることができます。
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引掛シーリングボディの種類
引掛シーリングボディについて説明しましたが、引掛シーリングボディにはいくつかの種類があります。
ここでは、使われていることの多い引掛シーリングボディの五つの種類についてご紹介します。
一つめは、角型引掛シーリングです。
角型という名前の通り直方体の引掛シーリングボディで、和室の天井に通っている細くて長い木材・竿縁の幅に近く、並べて設置しても違和感がないことから和室によく使われている引掛シーリングボディです。
木造の住宅に住んでいる人にとっては馴染みのあるタイプで、吊り下げる照明器具であるペンダントライトを引っ掛けるためのコンセント代わりとしてよく使用されています。
二つめは、丸型引掛シーリングです。
丸型露出引掛シーリングとも呼ばれることのある引掛シーリングボディで、和室の天井によくある目透かし天井のほか、洋室や浴室などでも使用されています。
名前の通り円盤状の形をしていて、角型引掛シーリングに比べると天井との設置面積が大きいため照明器具が取り付けやすく、安定性がアップするという特徴があります。
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三つめは、丸型埋込引掛シーリングです。
引掛埋込ローゼットとも呼ばれる引掛シーリングボディで、薄い円盤状であることから天井から飛び出てみえる部分はほとんどありませんが、見た目に反して高い荷重耐性を兼ね備えています。
アウトレットボックスという電線類の分岐する箱へ取り付けを行うため、薄く作られています。
四つめは、ツバ付き丸型引掛シーリングです。
丸型引掛シーリングにツバが付いた引掛シーリングボディで、丸型引掛シーリングと同じように和室の目透かし天井や洋室などでよく使用されています。
ツバが付いているほか、高荷重のシーリングキャップを取り付けることで荷重耐性をアップさせることができ、重さのある照明器具を取り付けるときにコンセント代わりになってくれる引掛シーリングボディです。
五つめは、ツバ付き埋込引掛ローゼットです。
ツバ付きでローゼットと呼ばれる、今回ご紹介した中では最も荷重耐性のある引掛シーリングボディで、外側に飛び出したハンガー部分にネジ止めをすることで安定性をアップさせることができます。
丸型埋込引掛シーリングと同じ薄さですが、シーリングキャップを取り付けるとその分厚みが増すため、外円は丸型引掛シーリングと変わりません。
ここまでご紹介した五つが、現在よく使われている引掛シーリングボディです。
部屋の天井に設置されている引掛シーリングボディと見比べてみてくださいね。
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引掛シーリングボディに対応した照明器具
ここでは、五つの引掛シーリングボディに対応している照明器具をご紹介します。
一つめは、シーリングライトです。
一般家庭で最も使われていると言っても過言ではないのが、シーリングライトではないでしょうか。
シーリングライトは天井に直接取り付けるタイプの照明器具で、高い位置から明かりを届けるため部屋全体をまんべんなく照らしてくれます。
二つめは、シャンデリアです。
シャンデリアというと豪華で派手な印象のある照明器具ですが、最近では一般家庭にも馴染みやすいナチュラルなタイプのシャンデリアが多く販売されています。
シーリングライトと同様、部屋のメイン照明として全体を明るく照らしてくれる照明器具です。
三つめは、ペンダントライトです。
ペンダントライトはシーリングライトやシャンデリアと異なり、コードやチェーンを使って吊るして使うタイプの照明器具です。
コードやチェーンがある分、明かりの位置が低くなりスポットライト的な役割も担ってくれます。
ダイニングテーブルの上やキッチンに取り付けることで、カフェのようなおしゃれな空間を演出することが可能です。
引掛シーリングボディを使用することで、たくさんの種類の照明器具を取り付けることができます。
おしゃれな照明器具がさまざまなメーカーから販売されていますので、見比べながらあなたにぴったりの照明器具を見つけてくださいね。
白と黒から選べるダクトレール用引掛けシーリングボディ／1個
引掛シーリングタイプのペンダントライトに取り付けて、ダクトレール（ライティングレール）に設置できるようにするプラグです。ライティングレールVI形ライティングレール用引掛けシーリングボディ（白）と（黒）。色は天井の色や器具コードの色に合わせてお選びいただけます。
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ダクトレールに引掛シーリングボディ対応の照明器具を取り付ける方法
引掛シーリングボディに対応した照明器具を購入したけど、部屋の天井に引掛シーリングボディが設置されていない！ダクトレールしか照明器具用の配線器具がない！なんてこともあるかもしれません。
ここでは、ダクトレールに引掛シーリングボディに対応した照明器具を取り付ける方法についてご紹介します。
ダクトレールに、引掛シーリングボディ対応の照明器具を取り付けるのはとてもかんたんです。
それは、ダクトレールの取り付ける部分を引掛シーリング式の取り付けに変換することのできる「レール用引掛シーリングアダプタ」と呼ばれる変換アダプタを使用する方法です。
レール用引掛シーリングアダプタをダクトレールに取り付けることで、あっという間に引掛シーリングボディ対応の照明器具をダクトレールに取り付けることが可能です。
一部の照明器具の取り付けには制限があるものの、家電量販店やホームセンターなどで「レール用引掛シーリングアダプタ」を購入すれば自分でかんたんに照明器具を取り付けることができるため、電気工事も一切不要でとても便利なアイテムです。
ダクトレールしか部屋になくて引掛シーリングボディ対応の照明器具は取り付けられないとあきらめていた人も、ぜひレール用引掛シーリングアダプタを活用してみてくださいね。
ニッケルメッキワイヤー ペンダントライト 電球有り/無し MPN057 引掛シーリング
ニッケルワイヤーのセードから溢れる光が空間を素敵にします。お好みで電球つきかなしが選べます。電球を変えるだけでも印象が違います。
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引っ掛けシーリングボディについてまとめ
引掛シーリングボディは、照明器具を取り付ける上で欠かせないアイテムです。
角型引掛シーリングや丸型引掛シーリングをはじめとする引掛シーリングボディが部屋の天井に設置されていれば、シーリングライトやシャンデリア、ペンダントライトといったさまざまな照明器具をかんたんに取り付けることができます。
部屋に配線器具がダクトレールしかない！なんて人でも、レール用引掛シーリングアダプタを活用することで引掛シーリングボディ対応の照明器具を取り付けることが可能です。
新しい照明器具の取り付けや、照明器具の交換の際にはぜひ参考にしてくださいね。
