ダウンライトは天井と一体感があり、お部屋がすっきり広く見えてとても優秀な照明器具です。
インテリアをダウンライトでアートの様に見せたり、カフェのようなくつろぎ空間づくりが出来ます。
ダウンライトは天井に埋め込むタイプの照明器具で、一度取り付けてしまうと位置変更することが難しいですので、オープンハウスや、住宅展示場など見てイメージをわかせましょう。
後悔しない様に住宅のプロの意見を聞いたり、質問したりしてダウンライトを取り付けましょう。
一般的に照明器具の寿命は約10年と言われていて、ダウンライトも8年から10年で交換が必要になります。
交換するときはお店屋さんや工事店に依頼しましょう。
いま主流になっているLEDの家庭用ダウンライトには、「ランプ交換型」と「LED一体型」の2タイプあります。
タイプ別にダウンライトの説明をしていきます。取り付けたあとに後悔しないよう、ダウンライトの特徴を理解して選ぶようにしましょう。
ごつごつとした工業的なデザインが印象的なソケット型 ペンダントコード
真鍮の削り出し加工でつくられ重厚感があります。凹凸あるデザインにすることでハイライトが入り、ミニマルながら素材感が際立ったペンダントライトです。
一体型ダウンライトって何?
LED一体型のダウンライトとは、照明器具の本体とLED基板が一体になっているダウンライトの事です。
そのため、電気が点かなくなった場合は、あたらしい器具と交換になります。交換する場合は電気工事になりますので、電気工事業者や工務店などに依頼する必要があります。ダウンライトの器具以外にも工事費用が必要になりますので、購入する前にそういったことがあることをきちんと理解して選ぶようにしましょう。
一体型のダウンライトは、光が直接眼に入らない様にカバーがついていたり、反射板によって光が広がったりと色々な種類があります。
LEDの平均寿命は、40,000時間と言われていますので、大体10年くらい持ちます。
10年というと器具の替え時と同じくらいです。
また、LED一体型のダウンライトには、調光機能や調色機能が付いている器具もあり、交換する場合は電気工事になりますので、電気工事業者や工務店などに依頼する必要があります。ダウンライトの器具以外にも工事費用が必要になりますので、購入する前にそういったことがあることをきちんと理解して選ぶようにしましょう。種類が豊富にそろっています。調べてみると驚くほどたくさんの種類があります。販売されているメーカーによって機能がいろいろとありますので、取り付けを検討されている方はプロの方に相談してみるのが良いですよ。
寿命が8~10年
LEDは発光ダイオードに電流が流れることで発光しますが、LEDの寿命はその発光ダイオードではなく、それを支える基板や照明器具本体などの寿命が原因です。また、
LEDにはほとんど発熱しないという特徴があります。
しかし発光ダイオードは発熱しなくても、基板の電源部分が、高温になってしまいます。LEDは、熱に弱いので、放熱するヒートシンクが付いていますが、使用条件によっては、寿命が短くなります。
基板の部分のコンデンサが壊れたり、配線やハンダの部分が痛んだりして寿命が実際より短くなることもあるので、もし10年も経たないうちにLEDが点かなくなった場合はLED自体ではなく別の原因によるものだと考えたほうがよいでしょう。万がいち購入したメーカーの保証期間内に点灯しなくなった場合は一部の理由を除き、無償で器具の修理や交換を行ってくれます。その際、購入した際にもらう保証書が必要になりますので、保証書は大切に保管しておくようにしましょう。
交換型ダウンライトって何?
手軽に電球が交換できるダウンライトの事です。「LED一体型」タイプとは異なり、器具ごとの交換をしなくても良いので電気工事の必要がなく、また費用も交換する電球分だけで済むのでコスト面においても嬉しいですね。好みに合わせてお好きな電球に変更出来ます。
ただし、電球を選ぶ際はダウンライトの取り付け可能なワット数を確認しましょう。誤った電球を取り付けてしまうと火災などの恐れがありますので注意してください。取り付け可能なワット数はダウンライトの器具に表示されています。見つからない場合は取扱説明書にも記載があるので確認するようにしましょう。交換型のダウンライトの器具をよく見てみましょう。
器具にSマークが付いているか確認してください。
付いている場合は、必ず断熱材施工器具対応タイプの電球を使ってください。
パッケージに表示されていますので、確認してください。
電球選び
口金のサイズを確認しましょう。
・E26 もっとも一般的なサイズ。
・E17 ミニクリプトン球やシャンデリア球などに使われているサイズ。
・E11 ハロゲンライトやスポット電球などに広く使われているサイズ。
・E14 海外規格の口金で、輸入物のシャンデリア、スタンドなどに使用されているサイズ。
・E12 豆電球などに使用されているサイズ。
口金のサイズを測る場合は、ネジ山のある円筒形となった部分の直径で測りますが、ネジの谷ではなく山部分で測ってください。
つぎに光の色を選びましょう。
・電球色は、暖色系で暖かみのある光の色です。
・温白色は、暖かさと明るさを両立した光の色です。
・白色は、中間の光の色です。
・昼白色は、太陽の明るさにもっとも近い光の色です。
・昼光色は、白く青みがかった最も明るい光の色です。光の広がり方を、電球のパッケージでイメージして選びましょう
どちらのタイプのダウンライトを選ぶべきなの?
「交換型」、「一体型」の説明をしましたが、いったいどちらのダウンライトを選べばよいのでしょうか。リビングやダイニングであれば
調光機能が付いている一体型ダウンライトがおすすめです。
明るさを段階的に調節出来ますので、夜映画を見たり、くつろぎタイムには、暗めにしたり、友人とディナーの時は、ちょっと明るめにしたり、場面に合わせて、設定が出来ます。
廊下、トイレ、洗面台には、交換型のダウンライトがおすすめです。
万が一突然電球が切れた場合、手軽に交換が出来ます。
シーンに合わせてダウンライトを選びましょう。
ダウンライトの取り付けは電気工事士さんに
ダウンライト器具の取り付けや交換には電気工事士の資格が必要です。そのため、お店屋さんや工事店に依頼しましょう。電気工事士さんが来てくれます。
電気工事士さんは、色々な照明器具を取り付けたり電気配線のプロです。
ダウンライトの器具を交換する時に、もう少し器具を増やせませんかなど
色々と質問してみましょう。
案外わからない事をプロ目線で教えて貰えます。
壁スイッチの位置なども相談してみては、いかがでしょうか。
ダウンライト豆知識
ダウンライトは、明るさはもちろんの事、間をフラットに広く見せることが出来る事から大変人気の照明器具です。
省エネや色調が脳に与える影響の研究が進んだりと、光に対しての関心も高くなっているからでしょう。
日本照明器具の有名メーカーのカタログに必ずダウンライトが載っています。人気商品と言えますね。
ダウンライトを取り付ける時に、取り付ける場所に必ず穴を開ける必要がありますので、考えて取り付けましょう。
同じ穴のサイズを選ぶ事でどのメーカーのダウンライトにも交換出来ます。
住宅で基本的な穴あけサイズは、Φ75、Φ100、Φ125、Φ150が一般的になっています。
ダウンライトにはいろいろなタイプがあります。ユニバーサルダウンライトは、配光の角度を自由に変えられますので壁面など照らして狭いお部屋を広く見せゆったりとした空間の演出が出来ます。
防水機能のついたダウンライトは、屋外で使用する事ができますので軒下などにも設置できます。
また防湿機能を備えたダウンライトは、湿気の多い浴室等でも使う事ができます。
ほかにも木などの素材を使っているダウンライトは、和室にマッチします。
傾斜天井用に作られたダウンライトは、名前の通り傾斜天井に付けられます。
最近では、Bluetooth対応出来るダウンライトが売られています。
お手持ちのスマートフォンや専用リモコンで簡単操作できるので便利ですね。
スピーカー内蔵のダウンライトも売られています。
TVの音声や音楽をお部屋全体で楽しめます。
家族や友人でお好きな映画や音楽やカラオケなど思う存分楽しめます。
ご近所迷惑にならない様に防音カーテンなど必要になるかな?
赤ちゃんにはご注意下さい。
ダウンライトは、ほとんど直下を照らしています。
赤ちゃんのおむつ替えや昼寝の時、真上にダウンライトがあると眩しすぎて危険です。
大人では、気が付かない所に危険がありますので、ちょっと気を使ってあげてください。
まとめ
ダウンライトはフラットで視線の邪魔にならなく大変おしゃれな照明器具ですが、照明器具の中でもデザイン重視されていません。
ダウンライトをみても枠だけしかみえませんね。白や黒や木調のダウンライトがほとんどです。
ダウンライトは、配光や色温度で灯りを演出していますので、機能で選んでください。
どれを選んでいいかの判断は、とても難しいですね。
リフォームや新築をお考えの方は、家族が増えたり減ったりする事も考えてダウンライトを選ばれてはいかがでしょうか。
照明器具のプロに相談する事をおすすめします。
気が付かないことも教えて貰えますし、素敵な照明環境になります。