「好きな照明器具を見つけてもつける場所がない」なんて思っている方にぜひ取り入れてほしいダクトレール。お部屋作りがきっと楽しくなるアイテムです。
木目調ダクトレール用スポットライト
丸みがあるシンプルな形状で、コンパクトなスポットライト。光の方向を自由に変えることができ、壁に飾ってある絵やオブジェを照らすことができます。部屋の一部やインテリアを引き立たせるように照らすことができるのが特徴の照明です。
ダクトレールとは?
ダクトレールは照明器具を取り付けられる1本のバー状の配線部品のことです。照明レール、ライティングレールとも呼ばれ、レールの上ならどこにでも好きな位置に照明を取り付けることができます。レールの長さや色も種類があるので自分の部屋の天井や壁、お部屋の雰囲気に合ったダクトレールを選んでください。
ダクトレールの種類
ダクトレールはもともと商業施設などの工事用のパーツとして普及していました。しかし今では簡易ダクトレールというものが普及し、工事の必要がなく、後付けでダクトレールを簡単に取り付けることが可能になりました。
工事あり
新築やリノベーションの際工事してレールを取り付ける場合はレールの自由度が高く、ロの字型やコの字型など、他に複雑なかたちにもレールをとりつけられますし、レールの長さも自由です。レールを天井に埋め込んで目立たせないようにもできます。
工事無し
後付けできる簡易ダクトレールは電気工事で取り付けるダクトレールよりも自由度は低いです。電気工事で取り付けられるようないろいろな形(パターン)の対応はできず1本のバー形状で、長さも2メートル未満のものがほぼですが、例えば賃貸でも照明器具の多灯使いができたり、好きな場所に取り付けることができるようになりますし、手軽に取り入れることができます。
簡易ダクトレールの値段・取り付けについて
値段
安いもので大体3000円から売っています。
取り付けるときの注意点
引っ掛けシーリングさえあれば取り付けることは可能です。引っ掛けシーリングの形によって取り付け方法が変わることがあるので、買う前に一度自宅の引っ掛けシーリングのかたちを確認しておくことおすすめします。
ダクトレールに使用できる照明はライティングダクト[JIS C 8366]で規格化されているのでダクトレールと照明器具のメーカーが異なっても取り付けられます。ダクトレールに取り付け可能の照明であればお好きな照明器具をお選びください。しかしダクトレールにつける照明の重量確認はしてください。購入したダクトレールに耐荷重が記載されているので1灯でも、多灯でも重量オーバーすると落下や火事の原因になりますので注意しましょう。
ダクトレールを取り付けたあとは照明器具を買っておかないと買うまで夜を真っ暗な状態ですごさなくてはいけなくなります。そのようなことがないように照明器具もダクトレールを取り付けるときには準備しておきましょう。ちなみにMotoMの照明器具で磁器シリーズ、円筒シリーズのペンダントライトはおすすめです。ダクトレールタイプ、引っ掛けシーリングタイプの2種類があるので、ダクトレールに取り付ける際はダクトレールタイプを選んでください。
ダクトレールの魅力
ライティングの幅が広がる
例えばダクトレールにスポットライトを取り付ければ壁面に飾っている写真や絵を照らすと美術館のようですし、天井や壁に光をあてて間接照明のように使うと落ち着いた雰囲気を演出できます。さらに、複数の照明を取り付けられるので多灯使いでお部屋をお店らしく魅せることもできます。お洒落な飲食店や商業施設、美術館のような空間をお家で少しでも再現できれば嬉しいですよね。
模様替えで家具の位置が変わっても対応できる
模様替えの際テーブルの位置が変わってもレール上であれば好きな位置に照明器具を取り付けられるので模様替えの幅もひろがります。気分で照明器具をつけかえたり、順番をかえたり、数を増やしたり減らしたりとできるので、ぜひ自分なりのライティングを楽しんでみてください。
照明器具以外もつけられる
照明器具だけではなく、レールにダクトレール用のフックをつけると、観葉植物など自分の好きなものを吊り下げられます。お洒落な雑貨を飾ってみてもいいですね。
今はダクトレールにつけられるスピーカーが売られていたり、コンセントプラグをつければコンセントも増やせるので、ダクトレールの汎用性は高いです。
立体感のある部屋になる
部屋全体を1灯で照らすような照明だとのっぺりと平面的なお部屋になりがちですが、複数の照明を使うとお部屋の陰影が濃くなり、立体的なお部屋になります。
賃貸でも安心!原状回復可能
簡易ダクトレールなら取り付け・取り外しが簡単なので、賃貸ではお洒落な照明を使えないと嘆いていた方も好きな照明をつけられます。工事の必要がないのでキズをつけることなく取り付けられます。ただし取り付けには説明書を読んで注意して行ってください。
お部屋の広さにあわせられる
工事が必要なダクトレールは長さの上限はありません。もちろん費用と相談することになりますが、好きな長さにできます。空間の大きさに合わせてダクトレールの長さや取り付けるかたち(パターン)を決めてください。
【MotoMオンラインストア限定】小国和紙を使ったアクリルカバー付き円筒ペンダントライト
人気のアクリルカバー付き円筒ペンダントライトに、新潟県長岡市で作られる伝統工芸『小国和紙』を用いました。「MotoMオンラインストア」を運営するオリンピア照明会社も同じ新潟県の燕市に自社工場を構えます。同郷ということからつながったコラボレーション商品です。
ダクトレールにつけたい!おすすめの照明器具
ダクトレールに取り付けられる照明器具はペンダントライトとスポットライトの2種類です。同じデザインのものを多灯使いしたり、異なるものをセンス良く並べるのもおすすめです。
ペンダントライト
ペンダントライトはガラス製のものやアンティーク調のもの、北欧風など豊富なデザインがそろっています。大きさもさまざまなのでお部屋の大きさや雰囲気に合わせて選択してください。ペンダントライトはある程度長さを変えられるので好みの高さに光源を配置できます。多灯使いして、ペンダントの長さを少しずつ変えてもアクセントになっていいですね。
スポットライト
スポットライトは光の向きを変えられる万能照明です。好きな場所を照らしてお洒落な演出を楽しめます。スポットライトも多くデザインがありますが、ペンダントライトよりも照明器具が目立たず、控えめなデザインが多いです。照明器具をあまり目立たせたくないという方はダウンライトとスポットライトを一緒に取り入れると光源の確保もでき、照明器具が目立つこともなく部屋全体を明るくすることができるのでいいですよ。
ガラスシェードのスポットライトも出てきているので、スポットライトをシーリングライトとして活用もできます。可愛らしいデザインのスポットライトを空間のアクセントにしてもいいですね。
まとめ
インテリアをどんなにそろえても、それを照らす灯りが残念だと雰囲気が壊されてしまいます。ダクトレールを取り入れれば照明器具を選ぶ幅が広がるのでこれからお家を建てる方にはぜひ検討していただきたいですし、賃貸の方も簡易ダクトレールなら簡単に入手、取り付けができることが分かっていただけたかと思いますので、これを機に照明器具もインテリアの一部としてこだわってみてはいかがでしょうか。