家の中で一番人が集まる場所であるリビングは、明るさ選びがとても重要な場所です。照明器具や電球の選び方で、明るさも雰囲気もグッと変わります。集う人に合わせて、インテリアや目指す雰囲気に合わせて、リビングの照明の明るさにもこだわってみたい方へ、リビングの照明選びのポイントをご紹介します。
目次
リビングの照明の明るさを気にしていますか?
リビングの照明は、部屋に明かりを灯すという最大の目的の他に、インテリアに合わせておしゃれな雰囲気にする役割があります。リビングで使う照明器具を選ぶとき、インテリア面を重視する場合は照明器具のデザインにばかり目が行きがちです。しかし、照明器具は明るさや明かりの色で、印象を変える役割もあるのです。
リビングは家の中でも過ごす時間が長い場所だからこそ、そこで過ごす人によって目的も様々。読書をしたり勉強をしたりする場合と、昼寝をしたりテレビを見たりする場合では明るさ選びも変わってきます。
そこで過ごす人、過ごす時間を考えて、リビングの照明の明るさも考えるようにすると、さらに過ごしやすいリビングを作ることができます。
6畳用・8畳用・12畳用LOG(ログ) LEDシーリングライト LOG(ログ)
発光面に年輪をイメージしたグラフィックを施した丸太のような形状、そして日々の「ちょっとした幸せ」の積み重ねが年輪のように記録として刻まれていくようにと思いを込めてつくりました。見た目だけでなく使うシーンによって、光の色や明るさを調節できます。
税込 23,980円
部屋の広さと明るさの目安
これまで主流だった白熱電球のときは照明の明るさを表す目安として「W(ワット)」(消費電力)が利用されてきました。このワット数を使い、一般的に部屋の照明に適した明るさの目安は「部屋の畳数×30W」と言われてきました。
しかし、白熱電球よりも寿命が長く省エネ効果が高いLED照明が主流になってきたことで、ワットではなく「lm(ルーメン)」で明るさを表すようになりました。ワットは消費電力量を表す単位、ルーメンは光源がすべての方向に放射する光の量を表す単位です。LED照明に対応した明るさの目安は、リビングやダイニングのように明るさをしっかりととりたい空間の場合、シーリングライトでは「部屋の畳数×400lm」が目安と言われています。
部屋の環境や、照明器具のデザイン、光色などによって明るさの感じ方が異なるため、一概にルーメンだけを明るさの目安にする事はできませんが、一般的な目安として知っておくと便利です。
白い布セードが印象的な5灯LEDシャンデリア GCH001-5SD 引掛けシーリング
シンプルな華やかさを追求したシャンデリア。細部まで燭台の再現したこだわり落ち着いた高級感で上質な空間を作ります。"
税込 59,290円
リビングの照明の明るさとライトの種類
リビングの照明の明るさの基礎を理解していただいたところで、皆さんはリビングの照明としてどのような形のものを思い浮かべますか?住宅展示場やインテリアショップのおしゃれなライトを実際に家庭で使用する時の、家庭での取り入れ方についてご紹介します。
シーリングライト
簡単に取り付けることができて、機能も豊富なのがシーリングライトの特徴です。一般的に、リビングで一番使われている照明器具ではないでしょうか。天井に沿う形のシンプルなものから、デザイン性の高いものまで、照明器具によって個性も千差万別。お気に入りのものをぜひ探してみてください。
6畳用・8畳用・12畳用LOG(ログ) LEDシーリングライト LOG(ログ)
発光面に年輪をイメージしたグラフィックを施した丸太のような形状、そして日々の「ちょっとした幸せ」の積み重ねが年輪のように記録として刻まれていくようにと思いを込めてつくりました。見た目だけでなく使うシーンによって、光の色や明るさを調節できます。
税込 59,290円
ペンダントライト
コードなどを使って吊り下げるタイプのペンダントライトは、リビングダイニングの照明として使われることが多い照明器具です。コードの長さを調整することで、大きく印象が変わります。
天井が高く開放的なリビングや、ライトの存在感が欲しい場所には、ボリュームのあるペンダントライトを取り付けると、それだけで明かりのポイントになってくれます。
マットな質感 磁器ペンダントライト 直径φ14.4cm 引掛シーリング MPN11 ダクトプラグ レール MPN11D
ダイニング等お部屋のワンポイントに清潔感あふれる純白な磁器素材を用いました。自然由来の素材なので、ナチュラルな空間にマッチします職人がひとつひとつ釜でていねいに焼きあげた磁器をセードに使いました。昼間は磁器の白さがお部屋に清潔感をあたえ、夜は磁器からもれる灯りがお部屋をほっとあたたかくともします。ろうそくの炎に近いあたたかみのある灯り。
税込 10,780円
シャンデリア
シャンデリアというと、豪華で大ぶりな、物によっては少し古臭く感じてしまう照明器具だと思っていませんか?最近のシャンデリアは、デザインも様々で、シーリングライトやペンダントライトには無い高級感や、安らぎを感じさせてくれるものも沢山あります。
白い布セードが印象的な5灯LEDシャンデリア GCH001-5SD 引掛けシーリング
シンプルな華やかさを追求したシャンデリア。細部まで燭台の再現したこだわり落ち着いた高級感で上質な空間を作ります。"
税込 59,290円
まん丸な球体の乳白色のガラスから、柔らかく心地良い淡い光を落としてくれるのがこちらのシャンデリアです。穏やかな抑え気味の光なので、こちらのシャンデリアひとつでお部屋全体を明るくするのには向いていませんが、他の照明と組み合わせて使用すると、よりおしゃれで明るさの調整もしやすい部屋にコーディネートすることができます。
天井が高いリビングなどの場合、冷暖房の効率を上げるために、シーリングファンのついたライトを導入するのもおすすめです。
補助照明あれこれ
快適さやおしゃれさの観点から、最近ではリビングのサイズや過ごし方に応じて、複数の照明を取り入れる「一室多灯」の考え方が主流になってきています。実はこの考え方は、大手家電メーカーでも、節電にもつながる新しい照明の使い方として推奨されています。
照明器具で直接人が居る場所を照らすのではなく、光を天井や壁に当てて、その反射光で明かりを取る間接照明は「一室多灯」の代表的なスタイルです。
スポットライトも、ものを直接照らす位置ではなく、例えばテレビ裏の壁を照らすような配置にすると、一気にテレビ周りがおしゃれに見えるようになります。角度を調整しやすいスポットライトだからこそ使えるテクニックです。
ダクトレールに設置するスポットライト
丸みがあるシンプルな形状で、コンパクトなスポットライト。光の方向を自由に変えることができ、壁に飾ってある絵やオブジェを照らすことができます。部屋の一部やインテリアを引き立たせるように照らすことができるのが特徴の照明です。
税込 21,780円
リビング照明の明るさの注意点
リビング照明の明るさを考えて照明器具を設置する時、注意すべきポイントがいくつかあります。考え方がひとつ違うだけで明るさも大きく異なります。しっかりチェックしておきましょう。
照明器具のデザインと材質
照明器具のデザインの大きなポイントになるのが、シェードのデザインです。電球の周りをしっかり覆う傘のようなシェードがついた照明器具と、電球がむき出しの照明器具では、電球の明るさの単位が同じでも、照射範囲が違うので、全体に与える明るさの印象は大きく異なります。また、シェードの素材が、光を通すものなのか通さないものなのかでも、明るさや光の広がる範囲が変わってきます。
リビングダイニングで、ダイニングテーブルの上をスポット的に照らしたいのか、それともリビングの中心でお部屋全体を明るくしたいのか、照明器具を設置する場所や用途に応じて使い分けが必要です。
天井の高さや照明器具から床までの距離
吹き抜けのような高い天井に照明器具を取り付けた場合と、ダイニングテーブルの真上にペンダントライトを取り付けた場合、同じ電球を使っていても手元の明るさは全く違います。光源が40cm下がるだけで、約10%明るくなります。購入する前に照明器具の取り付け位置と照らしたい場所を確認し、必要な明るさが確保できるかということも確認できるといいですね。
ただ、購入する前に実際どのくらいの明るさが得られるのかを調べることは難しいです。もし判断に迷うようであれば、各照明器具メーカーや家電量販店などの販売店に相談してみましょう。
配光角度
LED電球には、全方向・広配光・下方向と、光の広がり方のタイプが3種類あります。主にリビングで使われる電球は、お部屋全体が明るくなる全方向タイプが主流ですが、これも照明器具の種類や設置する場所、用途に応じて使い分けをすると良いでしょう。
世代によって違う明るさの感じ方
高齢者の方は、眩しさにはとても敏感です。しかし、高齢者がものを見るためには一定以上の明るさが必要で、その必要な室内の明るさは一般的な成人の1.5倍から2倍だそう。
眩しさを感じにくいように、光源が直接目に触れないデザインの照明器具を選び、間接照明でしっかりと明るさを補助してあげると良いでしょう。
光色によって違う明るさの感じ方
電球の光色には、一般的に電球色・昼白色・昼光色の3色があります。
電球色は、暖色系で温かみのある光の色が特徴です。明るさを抑えた光色なので、リラックスしたい場所に合う反面、作業用など明るさを求める場所には適していません。
昼白色は、太陽の明るさに最も近い自然な光の色で、比較的どのような場所にもマッチする光色です。
昼光色は、他の光色に比べると白っぽく青みがかっていて、最も明るい光色です。集中力を高める効果があると言われていて、作業スペースにぴったりの光色ですが、リラックス空間には他の光色をおすすめします。
この光色によっても、目の仕組み上、電球色の温かみのある光よりも昼白色の白っぽい光のほうが明るいと感じるようになっています。実際、同じLED電球で電球色と昼白色を比較してみると、明るさを表すlm(ルーメン)の数値が異なっています。照明器具を選ぶ際はどの光色にするかということも考慮するようにしましょう。
マットな質感 磁器ペンダントライト 直径φ11cm 引掛シーリング MPN20 ダクトプラグ MPN20D
ダイニング等お部屋のワンポイントに清潔感あふれる純白な磁器素材を用いました。自然由来の素材なので、ナチュラルな空間にマッチします。
税込 8,580円
リビングの照明が暗いと感じる時の対処法
せっかく購入した照明器具が思っていたより暗かった場合、買い替えを検討する前にできる対処方法があります。
白熱電球からLED電球に取り換える
使っている電球が白熱電球の場合、1段階明るいLED電球に交換してみましょう。LED電球は消費電力が低いので、白熱100W相当の明るさの電球でも実際の消費電力は20W以下。「最大40Wまで」と書かれた照明器具でも、より明るい電球を取り付けられるのです。ちなみに白熱電球は記載以上のワット数のものを使うことはできません。
間接照明を補助照明として取り入れる
フロアライトやテーブルライトなどの補助照明を取り入れるのも部屋を明るくする方法です。ソファの脇に置いたサイドデスクの上に、テーブルライトをひとつ置くだけで、インテリア全体の雰囲気も変わります。明るさだけでなく、おしゃれさもワンランクアップできます。
逆に明るすぎると感じる時は?
逆に明るすぎた場合には、ワット数を下げるだけで明るさを落とすことができます。白熱電球の場合もワット数を落とすことは問題ありません。100Wで明るすぎるなと感じた時は、60Wの電球を試してみてください。
【スフィアシリーズ】 球状ランプが離れた Φ100×2ペンダントライト MPN035-2 MPN035D-2
お店やご自宅のダイニングテーブル上やカウンターなどに複数台設置しておしゃれな空間にします。球状のグローブくっついたタイプと合わせて設置するとさらに素敵な空間になります。
税込 21,780円
リビング照明の明るさを目的に合わせることで部屋のイメージが変えられる
リビング照明は、デザインだけではなく明るさもお部屋のイメージに差をつける、大事なインテリアのアイテムです。過ごす人、そしてインテリアに合わせて、毎日過ごすリビングにぴったりの素敵な照明を見つけてください。