トイレの照明器具はどう選ぶ?見た目も機能面もこだわって便利に

照明器具を選ぶとき、インテリアが好きなら、ぜひトイレもこだわってコーディネートしたい場所のひとつです。見た目だけでなく、機能面も重視して照明器具を選ぶことで、トイレがおしゃれで過ごしやすい空間に様変わりします。そんなトイレの照明器具選びのポイントと、トイレにおすすめの照明器具をご紹介します。

トイレの照明器具はおしゃれな空間づくりの要!

突然ですが、あなたは家の中で、トイレをどんな場所だと位置づけていますか?トイレは決して長い時間を過ごす場所ではありませんが、毎日必ず使う場所で、意外にインテリアが目に入る場所です。家族や恋人などと一緒に生活をしている場合、一人になれる貴重な空間にもなるかもしれません。

また、トイレは、来客者が通された部屋以外に訪れる可能性が高い場所でもあります。おしゃれでこだわった空間を演出することで「トイレまで素敵!」と思ってもらえると、家主としては嬉しいですよね。

トイレをおしゃれな空間として演出する場合、照明器具は空間のイメージ作りの中心になります。トイレは、窓を大きくとることがあまりありません。つまり、照明器具で照らす明かりは、素敵なトイレの雰囲気を占める割合が高いのです。また、快適に過ごす場所として、適度に明るく居心地の良い環境にするというのも大切なポイントになります。

トイレ照明の選び方と活用ポイント:見た目と機能性を両立する実践ガイド

トイレは、家庭内でもコンパクトながらも重要な空間であり、照明器具の選定は快適さや安全性、さらには空間の印象を大きく左右します。見た目の美しさだけでなく、機能面も充実させるためには、まず明るさのバランスや色温度、防水性・耐湿性など、トイレ特有の条件に合わせた照明選びが必要です。具体的には、トイレ内は比較的狭い空間であるため、過度な明るさや強い光ではなく、柔らかな光で空間全体を包み込む照明が理想的です。これにより、目に優しく、リラックスできる環境を整えることができます。

また、トイレ照明は、設置場所や用途に応じて、主照明としての機能とアクセント照明としての機能をうまく組み合わせることがポイントです。例えば、鏡の上部に配置する照明は、顔や手元をしっかりと明るく照らし、身だしなみを整えるために不可欠です。一方、トイレ全体を穏やかに照らす主照明は、リラックスできる雰囲気づくりに役立ちます。調光機能や色温度調整が可能な製品を選ぶことで、朝の目覚めや夜間の利用時にも最適な明るさに調整でき、使い方に応じた柔軟なライティングが実現されます。

さらに、省エネルギー性能や耐久性、防水性などもトイレ照明を選ぶ際の重要なチェックポイントです。特に、湿気が多い環境では、防水等級が高い製品を採用することで、長期間にわたって安心して使用できるだけでなく、メンテナンスの手間も大幅に軽減されます。LED照明は、消費電力が低く、寿命も長いことから、コストパフォーマンスに優れた選択肢として人気です。また、最近のモデルでは、スマート機能が搭載され、リモート操作や自動調光が可能なものも登場しており、トイレの利用シーンに合わせた快適な照明環境が簡単に実現できます。

デザイン面においては、トイレ照明はシンプルで洗練されたスタイルが好まれる傾向にありますが、空間の雰囲気に合わせたアクセントとして、スタイリッシュなデザインやカラーを取り入れることで、トイレ全体の印象をグッとアップさせることができます。例えば、モダンなインテリアに合わせた無機質でクールなデザインや、和風の空間にマッチする柔らかな曲線美のある照明器具など、選択肢は多岐にわたります。これにより、トイレが単なる機能的な空間ではなく、家全体の雰囲気を高める重要なアクセントとして演出されるのです。

最終的には、トイレの照明器具は、実用性と美観を両立させるために、用途・設置環境・デザイン・機能性を総合的に考慮して選ぶことが求められます。今回ご紹介したポイントを参考に、あなたの住環境に最適な照明プランを検討し、トイレ空間をより快適でスタイリッシュにアップグレードしてみてください。照明一つで空間の印象は大きく変わりますので、細部にまでこだわった選定が、日常の快適さに直結することでしょう。



トイレを快適にする照明の工夫!明るさとカラーの重要性

トイレ用の照明器具は、様々なタイプのものが販売されています。実際にトイレ用としてラインナップされているものを目にすると、どう選んで良いのか迷ってしまいます。では、おしゃれなトイレの空間づくりをするにあたって、どのようなポイントに気を付けて選ぶようにすると良いのでしょうか。

照明の明るさ

おしゃれな照明器具を選ぶと、どうしてもデザイン性を中心に考えてしまいます。しかし、トイレという空間の過ごし方を考えて、程良い明るさの照明を選ぶようにしましょう。標準的な1畳のトイレで、白熱電球の場合は40w、LEDなら500lm(ルーメン)前後がおすすめです。全体的な明るさに関しては、雰囲気づくりの方向性によって、考え方が異なります。

トイレに清潔感を求め、明るくしたいという考え方の場合、照明の数を1灯ではなく増やして設置してみたり、明るく感じるペンダントライトを設置してみましょう。

トイレをリラックスできる落ち着いた空間にしたいという場合は、ワット数を落としたり、足元や壁の一部を照らすような間接照明を利用したりするのがおすすめです。

同じ照明器具を使っていても、壁や天井の色によって、印象がぐっと変わります。引っ越し前と同じ照明器具を使う場合には、設置するトイレの壁の色を確認しておきましょう。濃い色の壁の場合は暗く、明るい色の壁では明るく感じます。



照明の色

トイレのインテリアや、雰囲気に応じて、照明の色も変えてみましょう。一般的に販売されている電球の色のうち、トイレに適している電球の色は、電球色もしくは昼白色です。

落ち着いた色合いや、ナチュラルなインテリアのトイレの場合は、電球色の温かな色合いがぴったりです。リラックスした空間を演出することができます。

白を基調としたモダンなインテリアのトイレで、明るい空間を演出したい場合、昼白色の電球を選ぶと、爽やかで清潔なイメージになります。明るい印象を保つため、昼白色の電球を使用する場合は、電球色の場合よりも明るめに計画するようにしましょう。

照明の位置

一般的なトイレの照明は、ダウンライトやペンダントライトを1つ設置することがほとんどです。1つしか設置しないからこそ、設置する位置はとても重要になります。

まず、トイレに座った時に常に目の前が照らされることが無いようにしましょう。夜中に目が覚めてトイレに入った時、光源がむき出しの照明器具があると、その眩しさで眠れなくなってしまうなんていうこともありえます。目線の高さにぶら下がったペンダントライトなど、もってのほかです。光源が直接見えないデザインの器具を選ぶこともポイントのひとつではありますが、設置場所をしっかり考えることで、より快適な場所になります。

また、天井に1灯の照明器具を設置する場合、照明器具の位置は便器の真上よりも少し手前に配置するようにします。これは、トイレに座ったときに、座った位置よりも光源が後ろにあると、自分の影ができてしまうことを防ぐためです。

ただし、ここでご紹介した照明器具の位置は、あくまでも一般的なものです。トイレの照明器具を使っておしゃれで雰囲気のある空間作りをしたいときには、この位置に縛られず、自由な考え方でライティング計画を立ててみるのも良いでしょう。

人感センサー

トイレは、家の中でも特に照明をつけたり消したりすることが頻繁な場所です。そのため、スイッチ操作のわずらわしさを解消したり、消し忘れを防止したりするために、省エネにもつながる人感センサー付きの照明を導入することが多い場所でもあります。人感センサー付きの照明を導入することで、人の動きに反応して電気がオンオフするようになるので、トイレの扉を開けると点灯し、トイレを出て人の動きがなくなると自動で消灯します。

換気扇や、メイン以外の間接照明と連動するタイプの、人感センサー付きの照明器具もあります。また、照明器具が人感センサーに対応していなくても、人感センサー付きの電球を使用すると、簡単に導入可能です。



トイレにおすすめの照明器具

実際にトイレに設置するおすすめの照明器具を、照明器具のタイプ別に分けてご紹介します。

シーリングライト

シーリングライトMCL007
天井に直接取り付けて、玄関・廊下を明るく照らすシーリングライト。取り付けは端子台。

天井に取り付けるシーリングライトは、天井が低く作られたトイレでも、デザイン性を取り入れたり、シンプルにすっきりまとめたりと、インテリアに応じておしゃれに使うことができます。

フロストガラスのシェードに、ダークブラウンの木目がアクセントになったシーリングライトなら、トイレのインテリアも同系色ですっきりとまとめれば、シックで落ち着いたモダンな空間を演出できます。

ダウンライト

ダウンライト

ダウンライトは、天井がすっきりとまとまるので、シンプルなインテリアを目指すトイレにおすすめの照明器具です。さらにおしゃれに演出したい場合には、あえて中央に設置せず、天井の端一辺に寄せて複数のライトを配置するのがおすすめです。

トイレは、壁面にタイルなどの通常の壁紙とは違う素材を利用することも多い場所です。お気に入りの壁を照らすように、ダウンライトを設置して楽しむのも素敵ですよ。その際、天井埋め込み式のダウンライトではなく、クリアなガラスカバーがついたダウンライトを採用すると、きらきらと壁面を照らしてくれるので、さらにお気に入りの空間になりそうです。

ペンダントライト

ペンダントライト

デザイン性の高いペンダントライトは、手軽にトイレをおしゃれに演出できるアイテムのひとつ。目指すテイストに合うデザインのペンダントライトを探すのが、お気に入りのトイレづくりのコツです。

ペンダントライトは、吊り下げる高さをよく検討することが大切です。便器の背後、左右どちらかの角の比較的低めの位置に配置すると、おしゃれで印象的なライティングになります。ただし、間接照明や別の照明で明かりを足して、暗いトイレにならないように気を付けましょう。

また、ペンダントライトをトイレのディスプレイの一部として使うのもおすすめの方法です。ペンダントライトにテラリウム用のポットがついた照明器具を使うと、インテリアとしてグリーンを取り入れるのも簡単です。照明部分もアイボリーで薄い円盤型なので、北欧風のインテリアなど、様々な空間に馴染んで癒しの存在になってくれますよ。



スポットライト

スポットライト

スポットライトは、陰影をはっきりとデザインしたいトイレに取り入れたい照明器具です。明るい場所と暗い場所をバランスよく配置することで、おしゃれなトイレを作れます。スポットライトで高い位置を照らし、フットライトで足元の安全を確保するような配置にすると、明るすぎず雰囲気のある空間を作ることも可能です。

スポットライトは他の照明器具よりも、光の位置や角度を調整しやすい作りになっています。その特性を生かして、間接照明的にレイアウトするのもおすすめです。天井面から空間全体を照らすと、明るくリラックスした雰囲気に。床に近い場所から照らすようにすると、グッと落ち着いてラグジュアリーな雰囲気を演出できます。あくまでも雰囲気づくりの一部として、シンプルなスポットライトを導入してみてはいかがでしょうか。



ブラケット(壁付照明)

スフィアシリーズ

壁付けタイプのブラケットは、手洗い器のあるトイレにおすすめです。トイレ内の手洗い器に鏡があると、インテリアのポイントになるだけでなく、トイレを広く見せることもできます。デザイン性の高いブラケットを鏡の上部に設置することで、さらに雰囲気のあるトイレに仕上がります。



トイレの照明でインテリアに差をつける!おすすめ照明と選び方まとめ

トイレは基本的な構造がどこも同じ空間だからこそ、ライティングひとつで印象が変わります。照明器具にこだわって、インテリアに差をつけましょう。ぜひ、お気に入りの照明器具で、素敵なトイレ空間を作ってみてはいかがでしょうか。

おすすめ商品

  1. スフィアシリーズ 球状ランプ直径Φ100mm×3灯がついたブラケットライト MBK038W(B)-3

    スフィアシリーズ 球状ランプ直径Φ100mm×3灯がついたブラケットライト MBK038W(B)-3

  2. お部屋で家庭菜園 水耕栽培器Akarina05

    お部屋で家庭菜園 水耕栽培器Akarina05

  3. 球状ランプ5灯付きシーリングライトMCL010W(B)-5 間接光

    球状ランプ5灯付きシーリングライトMCL010W(B)-5 間接光

  4. アクリルカバー付き円筒ペンダントライト ダクトレール用

    アクリルカバー付き円筒ペンダントライト ダクトレール用

  5. サビ風黒色塗装ワークライト[MST023]

    サビ風黒色塗装ワークライト[MST023]

  6. 無骨すぎないソケット型 ペンダントコード MPN042

    無骨すぎないソケット型 ペンダントコード MPN042

この商品を見た人はこんな商品も見ています

  1. 【2024年度版】照明器具が直付けの場合の交換方法は?

  2. ハリウッドミラーを自宅に設置するアレンジ方法!

  3. 日常を彩る照明ライトの種類と特徴!

  4. インテリアのアクセントにしたいブラケットライトの取り入れ方

  5. 新築に取り入れたい!シャンデリアの魅力と選び方

  6. 引っ掛けシーリングとローゼットって何?仕組みなどの疑問を解説!

  7. スマートでシンプル 3灯円筒 LEDペンダントライト

    スタイリッシュな筒型ペンダントライトで洗練された空間を演出しよう

  8. 国内・海外の照明メーカー一覧を紹介!おすすめはどの企業?

  9. 家をリフォームする場合は何からすればいいの?完成するまでの流れと注意点の紹介

  10. バジルを手軽に育てよう!水耕栽培におすすめの照明器具

  11. 北欧スタイルでおしゃれに彩る6畳のシーリングライト

  12. リフォームで叶う!?「リビングに寝室」でメリットあふれる生活を手に入れよう