電球を探すとたくさんの種類がありすぎて何を選べばいいのか分からないと思ったことはありませんか?ここでは電球を買う前の確認事項、電球の種類、選び方をご紹介します。
「あ、家の電球切れちゃった。。。」
切れた電球を求めて買いに行くとなると電気屋さんだったり、もしくはネットで調べて買ったりしますよね。意外と電球には見た目が違うもの、スペックが違うもの、光の色が違うものなど、たくさんありすぎて私たち一般消費者は困ってしまいます。電球を買うときは、電球を買いに行く前にまず確認しておかなければいけないことがあります。電球を購入するときにぜひ参考にしてみてください。
電球選び前に抑えておきたいポイント
まず1つ目は口金のサイズ。
口金とは、電球を器具と接続させる部分でネジのようなとぐろを巻いている部分のことです。パッケージに「E〇〇」と明記されていると思いますが、これが口金のサイズになります。この〇〇の部分は口金の直径(単位はミリ)のことで数字が入り、「E26」「E17」など書かれています。このサイズが合っていないものをつけてしまうと、はまったとしても故障や火事の原因になりますので必ず対応サイズを使ってください。
ちなみに一般的な家庭で使用されている電球の口金のサイズは「E26」もしくは「E17」です。ほぼこのサイズだと言っても過言ではありません。もちろん他にも口金のサイズは国外照明器具製品もあわせれば様々です。照明器具や電球そのものが手元にある場合は対応サイズ・口金サイズが書いてあるので見てみましょう。もし、どこにも記載がない場合は口金の直径をはかればわかりますよ。「E26」だったら2.6センチメートルになりますね。
2つ目は電球のかたち
電球といわれて一番にイメージできるかたちであるだろう「なす型」、正円でなす型より大きい「ボール型」、小さい電球の「ミニクリプトン型」。
上記3つは一般的な電球です。他にも種類はありますが、とりあえずこの3つをおさえましょう。照明器具によっては使えない大きさだったりかたちがあるので確認してくださいね。
3つ目は電球の光の色
電球の色は、オレンジ色のあたたかい光である「電球色」、白っぽい光の「昼白色」、青白い光の「昼光色」と呼ばれるものがあります。色温度ケルビン(K)で表されることも多く電球色は約2700~3000ケルビン、昼白色は約5000ケルビン、昼光色は約6500ケルビンです。
4つ目は光の強さ
光の強さは白熱球の場合はワット数、LEDの場合はルーメン数で明記されています。ワットは消費電力、ルーメンは光の量を表していてそれぞれ別のものを表す単位なので注意してください。使用するお部屋によって必要な光の強さ(明るさ)が異なるので、お部屋に合ったものを選ぶようにしましょう。
5つ目は白熱球か、LED電球かどの電球を使うかです。
白熱球は価格が100~300円くらいの安価なもので、馴染み深い電球です。近年LED電球が普及し、しかも白熱球のデザインのLEDも発売されているのでLED電球に買い替える人も多いです。白熱球よりも値段は高く、1000円~5000円の間で販売されていますが、電気代削減と電球の寿命が長いことから結果LEDのほうが安くなるのと、電球交換を頻繁にしなくていいので楽ですね。
ちなみに手元に使用していた電球があれば、家電量販店にそのまま持っていって「同じものをください。」と言えば対応してくれます。同じメーカーのものでなくても電球のかたちや光の色、口金のサイズ、そして消費電力があっていれば問題ありません。
部屋別おすすめの電球の選び方(電球の色・照明器具)
それではどのお部屋にどのような電球があうのか、電球の色や必要な明るさの紹介をします。
お部屋の広さによって明るさは変わってきます。天井に取り付けるLED照明器具で、日本照明工業会が定めている適用畳数は以下になります。
何畳に対してどのくらいの光が必要なのかの参考にしてみてください。1灯だけなら表にあるルーメン数が1つの照明でほしいところですが、他にもいくつか補助照明を取り入れるのであれば1灯のルーメン数にそこまでこだわらなくてもいいと思います。お部屋によってもほしい明るさは変わりますし、何種類かの照明を取り付けておけば灯りのつけ方次第でお部屋の雰囲気を変えられるので複数の照明があるのも楽しいですよ。
上記表は1灯で照らすことを想定された数値になっています。
リビング・ダイニング
メインのお部屋はシーリングライトやペンダントライトといった天井のライトを使うお宅が多いですが、壁にダクトレールをはわせてスポットライトをとりつけるのもお洒落でいいです。その時の光の色はやはり電球色~昼白色がおすすめです。
照明器具がどんなものになるのかにもよりますが、例えばペンダントライトで電球色だとカフェのようなお洒落な空間になります。デザイン性のあるシーリングライトで昼白色の電球だと、電球色よりもクールでモダンなお部屋になります。
キッチン
キッチンは電球色~昼白色のスポットライトやダウンライトがおすすめです。キッチンはそこまで照明器具が目立たなくてもいい場所なので、あまり主張のない照明で、空間の邪魔にならずに灯を確保できるものがいいと思います。ダイニングとキッチンが同じ空間にあるのなら照明器具でやんわり空間わけができるといいですね。
寝室
寝室の光の色は電球色がおすすめです。もちろん好みもあるので絶対とはいいませんが、電球色はリラックスできる色と言われていますので、寝る前の準備だったり、ちょっとした読書をするのに最適です。ベッドわきのリーディングライトやブラケットライトは電球色にしてはいかがでしょうか?
電球が主役の照明器具の紹介と電球の選び方
セードやグローブなどで電球が覆われず、裸電球の照明器具はかっこいいものが多いです。ヴィンテージっぽさがあり、レトロな雰囲気が好きな人にはたまらないですね。おすすめの裸電球の照明器具を紹介します。
レトロでお洒落なペンダントライト【GCH002-6】
こちらのペンダントライトは1つあるだけで空間が華やかになる照明です。
写真にある電球はフィラメントLED電球でこの器具に最初から備わっています。口金のサイズが合えば白熱球にも変えられます。ボール球にすると可愛らしさもでるので気分で電球をかえて楽しんでみてください。電球を変えると照明器具の印象も変わるので、遊んでみるのもいいですね。
印象的なデザインのペンダントライト【GPN006-5】
こちらは電球が連なった印象的なデザインの照明です。
例えばダイニングテーブルの真上に配置して、電球の色は温かみのある電球色だとお料理も美味しく見えますよ。
電球まわりの黒色の飾りが空間を引き締めていて良いですよね。この照明は写真のように電球が5個連なったもの以外に3個連なったデザイン、1個のみのデザインもあるので、使いたいお部屋の広さや、部屋の用途によってデザインを選んでみてください。
金具が真鍮古美メッキ仕上げのレトロなブラケットライト【GBK002】(ペンダント型【GPN011】もあり)
ガラスセードから電球がみえて海外の街頭のような照明器具です。屋外で使われているようなデザインの照明器具ですが屋内で使っても馴染みます。寝室でベッド横や上にあると素敵ですよね。器具のデザインも落ち着いていて、一緒に付属されている電球の色は電球色です。なのでリビングや寝室などに設置してリラックス空間を演出するにはばっちりです。こちらの照明は天井からつるすペンダント型もあるので、どのように照明を使いたいかをイメージしながら電球の色や明るさ、一緒に空間に置きたい照明器具を選べるといいですね。
いかがでしたか?電球をかえるときはここで述べたポイントをおさえて購入してみてください。
電球のかたちや明るさ、光の色によってお部屋の雰囲気をガラッと変えることができるので、ぜひ自分のイメージに合った電球・照明器具を取り入れてお部屋づくりを楽しんでくださいね。