明るい間はインテリアのオブジェとして、暗くなれば明るくしてくれる照明は、部屋の印象をグンと引き立ててくれるものです。
デザイナーズ照明といえば、デザインが映えるダイニングテーブルの上が多いかもしれません。
たったひとつでも取り入れただけでも部屋の雰囲気全体をグレードアップしてくれるのが、デザイナーズ照明なのです。
ここでは、街中でよく目にするデザイナーズ照明の歴史や注目のデザイナーズ照明をご紹介します。
空間をほんわか照らす5灯の球状ランプ付きシーリングライト
かわいい球状のランプがリズミカルに天井を照らします。灯具のつく水平アーム部分は上下と横向きで位置を変えられるため、オリジナリティのあるアレンジが可能。
デザイナーズ照明の歴史
照明の歴史といえばルイスポールセン社を抜きには語れません。インテリアや照明に詳しい人ならご存じの照明メーカーですよね。
ルイスポールセン社は、1874年、デンマークで設立されたメーカーで、1925年のパリ万国博覧会で画期的な照明器具「パリ・ランプ」を発表し、高い評価を受けました。
この「パリ・ランプ」をデザインしたのが、デンマークの建築家ポール・ヘニングセンです。彼は「近代照明の父」とも呼ばれている人で、この時、彼は3種類のランプシェードをデザインしました。
パリでの受賞作ということで「パリ・ランプ」とも呼ばれていますが、これがPHランプの原型になっているのです。
これ以降、ルイスポールセン社とポール・ヘニングセンのコラボは彼が亡くなるまで40年以上も続くことになりました。
ヘニングセンの代表作といえば「PH ランプ」と「PH アーティチョーク」があげられますが、中でも「PH5」は60年以上経った今でも、世界中で愛されています。
1958年に発表された「PH5」は、代表的な作品で日本では特に人気があります。デンマークの国民的ランプとしても知られています。
「PH5」は大小サイズの重なる4枚のシェードが電球自体を包み込む構造になっていて、まぶしくないのに、部屋全体を明るくすることができるのです。
「PH5」という記号のようなネーミングはポール・ヘニングセン(Poul Henningsen)の頭文字と、メインシェードの大きさが直径50cmということからつけられました。
一方、名作照明として有名な「PH アーティチョーク」はポール・ヘニングセンがコペンハーゲンのレストラン「ランエリーニュ・パヴィリオン」のために設計したものです。
まるで松ぼっくりのような形をしていますが、1段6枚の羽が12段に重なり合計72枚の羽に囲まれた照明は、計算しつくされていて、どの角度から見てもまぶしくありません。ヨーロッパではポピュラーな野菜アーティチョークに似ているということから名付けられました。
ただ、100種類以上の部品を取り付けるには熟練工の手が25人必要とされる、クラフツマンシップの伝統が生かされた製品のひとつです。
アシメントリーでおしゃれな6灯のLEDシャンデリア GCH003-6
緩やかな放物線を描いたアームの先に真球ガラスがついたシャンデリア。空間を華やかに演出します。真鍮メッキと乳白色ガラスの組み合わせにより、高級感の中に安らぎを感じさせます。
要チェック! デザイナーズ照明「MotoM」
「MotoM(モトム)」は、1966年10月に創業したオリンピア照明株式会社が立ち上げたデザイナーズ照明ブランドです。
オリンピア照明株式会社は自社で製造から販売まで手掛けるメーカーで、お客様の「こんな商品が欲しい!」という声を取り入れ、それを実際にデザインして形にしたLED照明を開発しています。
1 簡単に設置できること
2 シンプルでコンパクトであること
これらをモットーとし、商品企画から販売までを行っているのが特徴です。
ですから、要望に合わせてオーダーすることも可能なのです。
お部屋で簡単に野菜の水耕栽培が楽しめるLED水耕栽培器「Akarina(アカリーナ)」のほか、デスクスタンド、テーブルライト、フロアスタンド、ペンダントライト、シャンデリアなど照明器具全般を販売しています。
おうち時間をハーブや葉物野菜の水耕栽培で楽しむキット Akarina05
「灯菜」は、お部屋で野菜を育むインテリアというコンセプトのもと、野菜・植物を育て愛でる楽しさ、緑を照らしインテリアアクセントとしての心地よいしつらえをご提案します。
ご自身で育てた野菜を使った手料理は、きっといつもと違う美味しさを感じていただけると思います。
イギリスの著名な照明ブランド「Astro」
「MotoM」では、イギリスの著名な照明ブランド「Astro」の照明器具を日本仕様にして販売しています。
「Astro」は、1997年イギリスでJohn FearonとJames Bassantにより、設立された製造メーカーです。
1991年、イギリスで浴室照明の規制が新しくなったため、それに伴い、照明のデザインと品質・完成度にこだわりを持ったバスルーム照明のブランドとして知られるようになりました。
イギリスのビジネス界で最も名誉があると言われる「クイーンズアワード」を2018年に受賞しました。過去にも受賞しているため、2度目の受賞となります。このことからもわかるように、バスルーム、洗面所、寝室向けの照明を中心に高品位でデザイン性が高いと評価されています。
「MotoM」おすすめ 「Astro」リーディングライト
まず、「MotoM」がおすすめする「Astro」のデザイナーズ照明は、リーディングライトです。
リーディングライトは、ブックライト、読書灯とも呼ばれています。
寝ながらの読書タイムには欠かせませんが、スタンド式、クリップ式、首掛け式など様々なタイプがあります。
「Astro」のリーディングライトは、寝室のベッドボードにちょうどよく収まるスタイリッシュなデザインです。ですから、安定性はもちろんのこと、インテリアとしても楽しめるので、デザイン重視で選ぶならこれが一番でしょう。
使い方は簡単です。ライトの下のつまみをON/OFFと操作するだけで簡単に点灯・消灯ができます。
サイズは幅7.5×出幅3.2×高さ18cm(折りたたみ時)とコンパクトな「GBK012W」は中でも人気があります。使う時は引き出して使い、必要なくなればしまうことができるので余分なスペースも取りません。また、寝るときにもじゃまになりません。
リーディングライトGBK012シリーズはクロームメッキ、ニッケルメッキつや消し、白色塗装、黒色塗装、ブロンズ塗装の5色から選ぶことができます。ベッドや壁の色、好みなどでチョイスできるようになっています。
astro リーディングライト
ベッドのヘッドボードに設置するリーディングライト(読書灯)。灯部の角度を垂直90度、回転270度まで調節できます。読書のときなどに使用するときは本体を上げて、使用しないときは折りたためるので場所を取りません。
部屋で育てるLED植物栽培器「Akarina」
「MotoM(モトム)」では、2015年4月、LED水耕栽培器「灯菜(アカリーナ)」の出店を始めました。
「Akarina」は形や大きさで選ぶことができるLED水耕栽培器です。
LED水耕栽培キット「Akarina01」は直径32センチ、高さ35cmの丸みを帯びた形で、栽培ケースが3つ付いています。
オプションでクレソン、バジル、レタスなどの水耕栽培種子セットを利用すれば、より簡単に水耕栽培ができるようになっています。
「Akarina01キラキラVer OMA01KIR スワロフスキー」は「Akarina01」と同じ大きさですが、上部にキラキラと輝くスワロフスキーが付いているのが特徴のLED水耕栽培器となっています。
スワロフスキーを散りばめたキラキラの水耕栽培キット
まあ〜るいコロンとしたデザインで人気のLED植物栽培器Akarina01のスワロフスキーがついたキラキラバージョン。和室でも洋室というテイストも気にせず、お好きな場所に置くだけでおしゃれでいやしの空間に変身させてくれます。
「Akarina05」の大きさは横47センチ、奥行き18センチ、高さ36センチで取っ手のある虫かごのような形をしています。
「Akarina06」の大きさは横46センチ、奥行き21センチ、高さ35センチの木製です。上に調味料などが置けるような形になっていて、キッチンやダイニングテーブルに置けば調味料置にもなるインテリアにもなります。
「Akarina14」はコの字型をしたもので、大きさは横21センチ、奥行き10センチ、高さ27.4センチの樹脂製です。コンパクトなプランターですから玄関にもぴったりです。
「Akarina15」はタイマー付、4段階調光もできる優れものです。コンパクトで、しかも壁にもかけることができるので寂しい壁のワンポイントインテリアとしても使えます。
高さ調節もできるのでバジルなど背が高くなるものも育てることができるようになりました。
大きさは横17.5センチ、奥行き12センチ、高さ45センチの樹脂製です。
置きたい場所によっても選ぶことができますし、料理のちょっとした彩りが足りない時に、新鮮な野菜を付け加えることができるので便利に使えます。
「Akarina」は土を使わないので部屋を汚すこともありませんし、虫もつかないので虫嫌いな人にもおすすめできる家庭菜園です。
ぜひ、おしゃれなインテリアでちょっとした野菜作りを始めてみませんか?
デザイナーズ照明で作るお気に入りの空間
デザイナーが考え、そして考え抜いてデザインされたものは一生使えるアイテムです。
また、洗練されたデザインはどんなに時が経とうとも、色あせたりはしません。
お気に入りの照明を見つけることは、より豊かで美しい時間を過ごせるようになるということです。
単に照明はおしゃれなインテリアという意味だけではありません。実はリラックス効果もあるということで注目されている人気のインテリアアイテムなのです。
その証拠に照明を変えるだけで、部屋の雰囲気は驚くほど変わってしまいますし、使い勝手も格段に良くなります。それほど照明は重要なアイテムなのです。
「MotoM(モトム)」では、すてきな照明がたくさんそろっています。
引越しはもちろんのこと、新生活を始める方や、気分転換にちょっと部屋の模様替えしたい! と思ったら、お気に入りの照明を見つけて、自分だけの灯りを見つけてくださいね。
地球をイメージした水耕栽培キット
まあ〜るいコロンとしたデザインで人気のLED植物栽培器Akarina01。和室でも洋室というテイストも気にせず、お好きな場所に置くだけでおしゃれでいやしの空間に変身させてくれます。
まとめ
デザイナーズ照明は、おしゃれな雰囲気のカフェやショップなどでよく目にするものです。美しい照明に出会うと心が癒えますし、またお店だけでなく街全体を息づかせる大きな力があるといえるでしょう。
暗くなれば、当然私たちは灯りを目にします。しかし、灯りは夜だけのものではありません。日中も照明に照らされているのですから、私たちは日々灯りと付き合いながら生きているということになります。
しかし、灯りは単に明るければいいというものではありません。その中でどれだけ心地よく過ごせるかが問題なのです。心地よい灯りを手にするためにも、洗練されたデザイナーズ照明を生活の中に取り入れてみてくださいね。